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2026.02.16ファッション・グッズ

Z世代女子が考えるサステナブルなファッションとは? (「Re-Creation」メディアローンチ会より)

 

「サステナブルなアイテムを選びたい」けれど、選び方がわからない人のための新たな目印ファッション産業の新たなサステナブル認証制度「Re-Creation」のメディアローンチ会が本日 2月 16日に表参道で開催されました。

会では、Re-Creation取り組みの発表、コンセプトムービー上映や認証取得アイテムの展示の他、学生とのトークセッションが行われました。
トークセッションでは、楽しいニュースの主な読者層と同じ  Z世代の女性二人が、学生目線で、サステナブルなファッションについて、トークを繰り広げました。

 


左 村上 心さん(大学2年生)、右 バーン 杏雅株さん(大学4年生)

 

進行 伊藤忠ファッションシステム(株) 経営戦略室 大表桂子さん

 

■現役大学生とのトークセッション「選ぶ側から見た、サステナブルの現在地」

 

- まずは簡単に自己紹介をお願いします

 

 

バーンさん:
大学入学時から環境問題に関心があって、大学内外で活動しています。
現在は、大学内で販売されているサステナブル商品を購入した人が大学卒業後にちゃんと使い続けているかどうかに疑問をもって長期的に使うにはどうしたらよいかなどを研究しています。

 

 

村上さん:
バーンさんの後輩で同じ研究室に所属しています。
大学を一つの社会とみなして、資源がどう循環できるのかところから、ゴミ箱のデザインに着目して、ペットボトルの分別を促すにはどうしたらよいかというのを研究しています。

 

 

- サステナブルに興味をもったきっかけは?

 

バーンさん:
地球にやさしいビーガン料理など「食」に興味をもったのが一番最初です。
スウェーデンの環境活動家 グレタ・トゥーンベリさんが気候変動の危機に関する発表をしている、私と同世代のグレタさんのがんばっている姿をみて関心をもちました。

 

村上さん:
中学1年生のとき、クジラのお腹の中に大量のポリ袋が入った状態で海岸に打ち上げられている写真を見て、自分が捨てたゴミによって、環境や生物に影響を与えてしまうことにショックを受けました。

 

 

- 普段、洋服を買う時にどんな基準で買っていますか?

 

 

バーンさん:
値段を気にしますね。高すぎても買えないし、安いのはありがたいですが、安すぎるもの…

 

 

村上さん:
価格はもちろんですが、その洋服の質感やいつまで着られるのだろうかを考え、自分の持っている洋服との相性や自分のお財布とクローゼットと相談して、合うかどうかを決めています。
金額的には、5000円ぐらいは払えますが、1万円を越えると高いと感じます。

 

 

- エシカルだから買った商品はありますか?

 

バーンさん:
表参道のショッピングモールに新古品の服を販売しているお店があって、そこでひとめぼれして買ったワンピースがあります。
定価なら買えないようなブランドの洋服をすごく安く販売していました。

 

- サステナブルなことをいろいろと勉強することで、逆に買わなくなったものはありますか?

 

バーンさん:
いろいろと勉強をしていくうちに、何が真実かはわかりませんが、大量生産・大量消費のファストファッションの服は買えなくなってきました。
ちょっとしか着られないんだったら、多少高くても長く着られるものがよいと思うようになりました。

 

村上さん:
私は通販で洋服を買わなくなりました。
自分の目で見て、手で触れて、欲しいなと思わないとなかなか着ないなと思うようになりました。
通販だと簡単に手に入れられるプロセスが用意されていますが、自分の目で見たものを買おうと心がけています。

 

 

- 企業の情報発信については、どう見えてますか?

 

村上さん:
情報発信をするのは当たり前な時代なのかなと思います。
情報発信をしています、ということよりも、具体的な中身、どういうことに企業は着目をして、どういうプロセスで問題解決をしようとしているのかを見ています。
デザイン性のあるかっこいいティザーやポスターには目を惹かれますね。
サステナブルがおしゃれ、という気持ちになります。

 

- 企業の情報発信に違和感を覚えることはありますか?

 

バーンさん:
ファストファッションを否定するわけではありませんが、ファストファッションのお店の一角に「100% リサイクルのコットンで作られています」という表示の服が並んでいると、本当にいい循環サイクルになっているかな?と思うことがあります。

再生コットンができるくらい廃棄している余剰の洋服があるのでは、と考えてしまいます。

 

 

- Re-Creationについてはどう思いますか?

 

バーンさん:
企業が定めた基準でサステナブルですよ、というよりは、国が認証した基準のほうがわかりやすいですし、選択する側の手間も軽くなりますし、スムーズに受け入れられるのではないかと思います。

 

村上さん:
情報にあふれている今だからこそ、こういったわかりやすい指標は、エシカルなどに当事者意識のない人にもってもわかりやすいと思います。

 

 

- ファッションやブランドに対して、どんな期待をしていますか?

 

バーンさん:
これからのブランドには、ストーリー性を期待したいと思います。
古着を集めて、そのまま売るものと、1着1着にストーリーを書いたメッセージカードを付けて売るものと実験した先輩がいます。
メッセージがすごく良かったからという理由で、メッセージカードが付いた服を買われた方が多くいらっしゃいました。
私たちはデジタルネイティブ世代と言われていて、インフルエンサーのストーリーやメッセージを見て好きになったりすることが多いですが、ブランドにも同じようなものが求められると思いますし、私もストーリーのある服を買いたいと思っています。

 

村上さん:
サステナブルだから購入するという価値判断基準ではなくて、製品のもつ背景、この製品が出来上がるまでにどんな物語があるのか、そういったところが購入の判断になると思います。

 

- ありがとうございました

 

地球環境にやさしいをイメージして、地球のポーズをしていただきました

 

(取材: 森川 創)