楽しいニュース.com

世の中の明るいニュース、あつめました!

2017.05.18話題・おもしろ

気象予報士ランキング2016 女性部門 第1位 浅田麻実さんに とびっきりインタビュー!(前編)

気象予報士ランキング2016で、見事、女性部門第1位に輝いた 浅田麻実さんにインタビューをしてきました。

今回は その前編です。気象予報士になるまでの話や出演番組の話をたっぷり語っていただいています。

 

気象予報士試験にはいつ合格されたのですか。

高校3年生の頃から気象予報士試験を受験し続けて、8回目の受験でやっと大学3年生の春に合格しました。当時、学生だったこともあり、最初は「受験し続けていたら、いつかは受かるんじゃないかなぁ」と軽い気持ちで受けていました(笑) そのためズルズルと何回も受験することになってしまいました。
ただ、大学3年生になって就職を考え始めた時、ちゃんとやりたいことに向き合おうと思い、そこからは猛勉強しました!

 

 

 

理系の大学に進学されたのですか。

いいえ、同志社大学社会学部メディア学科で、新聞学とかジャーナリズム論とかマスコミ系の学科でした。ただ、キャスターになりたくて気象予報士試験も受けたのではありませんでした。中学・高校・大学の一貫校で大学受験がなくて、このままいくと、死ぬまでに一所懸命勉強する期間がないと思って、「がんばった証(あかし)」が欲しい !と思っていました。そんなとき、高校の地学の授業で、天気図が取り上げられていて面白いなと思って調べたところ、国家資格である気象予報士試験があることを知りました。

 

気象予報士試験に合格できなかった時期は、途中でめげたりしませんでしたか。

よしやろう!と決断していたのに、途中であきらめてしまうと、これから天気予報を見るたびに、心にズキーンと後悔の念に襲われると思っていましたので、めげたりはしませんでした。

 

合格したときのお気持ちはいかがでしたか。

「やったー! やっと、とれた! 粘り勝ちー! やっとこれで片頭痛がなくなるー!」と思いました(笑)

ちょうど就活中の大学3年生に合格したのですが、お仕事として気象予報士を募集している会社が分からなかったので、一般企業への就活をして、実は内定ももらっていました。

NPO法人の気象キャスターネットワークに所属して、気象予報士に合格してもすぐに資格を活かせる仕事に就くのは難しいと聞いていたので、まずは一般の会社に就職してから、のちに気象に関わる仕事に就こうと思っていました。

そう思っていたところ、運よく静岡朝日テレビのオーディション情報が舞い込んできました。受かった時はとても嬉しかったです。

 

 

社会人経験もテレビ出演もまったくなく、大学を卒業して、いきなりテレビ番組に気象予報士として出演されることになったのですね。

はい、一般の会社のような新入社員研修もありませんでした。大学の卒業式が終わったら、その翌日に静岡に引っ越してきました。

番組がスタートする4月に向けて、3月の最終週にカメラリハーサルなどをしました。

私が番組に出演し始めた頃、同学年の新入社員がテレビ局に黒スーツを着て入社してきました(笑)

 

静岡朝日テレビのオーディション合格後に気象キャスターネットワークの「お天気キャスター講座」を受講していたので、どういう手順で進めたらよいかは学んでいましたが、実践がないまま出演ということもあって、初めて出演した日は、あごがガクガクして緊張しました。ただ、同時に、就活中にあきらめかけていた気象キャスターに こんなに早く出演できるという嬉しさも感じていました。

 

これはあとからテレビ局の人に聞いた話ですが、オーディションのカメラテストで、直前まで私がコメントをブツブツとつぶやいて練習していた様子とは違い、カメラテスト本番は未経験者とは思えないぐらい別人に見えてビックリしたそうです。

 

「とびっきり!しずおか」画像クリックで大きなサイズが表示されます。

 

出演開始から、この春で3年目に入った番組について、教えていただけますか。

月曜日から金曜日まで夕方に放送している「とびっきり!しずおか」に出演しています。

夕方の番組ということで、主婦の方々が主にご覧になっていると思いますので、グルメ情報やエンタメ情報はもちろんですが、「とびっきり!しずおか」では、政治ネタや時事関連にも力を入れています。私が担当するお天気コーナーも土砂崩れのような災害が発生したら、ストレートニュースでまず先に放送したり、台風が近づいているときは、放送内容を入れ替えて、台風関連を中心に熱く放送したりしています。

 

その他の番組の特色としては、MCの大沼啓延さんがとてもフレンドリーで、本当にあったかいんです。新しく入ってきた人がすっと溶け込んでファミリーになってしまうような感じです(笑)

 

番組の中では、通常3回、出演しています。

まずは番組の冒頭に、テレビ局の屋上や玄関前などに出て、体感や天気のポイントをスケッチブックにイラストを描いて説明しています。

そのあとは、スタジオに戻って、2回ほどお天気コーナーに出演しています。

 

この続きは、後編に続きます。

後編はこちら

 

関連リンク:

静岡朝日テレビ「とびっきり!しずおか」

http://www.satv.co.jp/0300program/0010tobikkiri/

 

浅田麻実さんプロフィール

https://www.office-weather.jp/caster/asada-mami/

 

オフィス気象キャスター

https://www.office-weather.jp/caster/