
丸ノ内ホテル
丸ノ内ホテルでは、今月 3月 1日(日)から 4月 26日(日)までの期間中、8階のフレンチレストラン「ポム・ダダン」で、日本茶の奥深い香りと、春を告げる苺の瑞々しい彩りをテーマにした「ポム・ダダン アフタヌーンティー “日本茶の香りと苺の彩(いろどり)”」を販売中です。
1717年(享保 2年)創業、京都に本店を構える日本茶専門店「一保堂茶舖」の茶葉を使用し、玉露と抹茶のマリアージュをはじめ、日本茶ならではの旨みと香りをスイーツとともに楽しめます。
「一保堂茶舖」は、丸ノ内ホテルと同じエリア内にある新丸ビルにも店舗があり、ちょうど後述の行田料理長がお茶の淹れ方を勉強したいと思っていた時期に研修していただいたというご縁で今回の企画につながったそうです。
この「ポム・ダダン アフタヌーンティー “日本茶の香りと苺の彩(いろどり)”」を先日、試食してきました。

2名分のアフタヌーンティー
■ポム・ダダン アフタヌーンティー “日本茶の香りと苺の彩(いろどり)”
期間: 2026年 3月 1日(日)~2026年 4月 26日(日)
時間: 14:00~17:30(L.O.15:30)
店舗: 8F フレンチレストラン「ポム・ダダン」
料金: 1名様 平日 6,000円/土・日・祝日 6,500円 ミニデザート 追加料金 1,000円
予約: https://www.marunouchi-hotel.co.jp/pickup/k8oaah3ru0z/
問合せ: 03-3217-1117(受付時間 6:30~22:00)
■日本茶の香りと苺の彩が織りなす、奥深いマリアージュのアフタヌーンティー
3月・4月のメニューは、抹茶、煎茶、ほうじ茶それぞれの個性を生かしたスイーツとセイボリー。
アフタヌーンティーは「抹茶テリーヌのキャラメリゼ」からスタート。
抹茶を贅沢に練り込み、ホワイトチョコレートを合わせて、なめらかな口どけと奥行きのあるコクを引き出しています。
表面をキャラメリゼすることで生まれる香ばしさが、抹茶の繊細な風味を損なうことなく引き立て、ほのかにナッツを思わせる香りが余韻として広がります。
このテリーヌに合わせるお茶は、旨みと甘みが豊かな玉露です。
同じ畑で日光を遮る伝統的な方法により育まれた玉露と抹茶ならではの共通した旨みが口の中で溶け合い、まろやかで奥深いマリアージュを生み出します。
日本茶の世界観へと誘う、アフタヌーンティーの幕開けを飾る一品です。

「抹茶テリーヌのキャラメリゼ 玉露とともに」
スイーツには、表面を香ばしく焼き上げることで、ほうじ茶の深い焙煎香と苺のやさしい酸味を引き出した「ほうじ茶と苺のクレームブリュレ」をはじめ、煎茶を練り込んだなめらかなガナッシュにナッツの風味を重ねた「煎茶の生チョコ」、セミドライに仕立てた苺の酸味が煎茶の旨みを引き立てる焼き菓子、しっかりとした歯切れと煎茶の香りを楽しめるタルトなどがラインナップされています。
なめらかさ、ふんわりとした軽やかさ、サクッとした歯切れといった食感のコントラストが奥行きのある味わいを表現しています。
セイボリーは、煎茶を加えたクリームや、新玉ねぎをなめらかなムースに仕立てるなど、やさしい甘みと香りを生かした軽やかな一品に、合鴨のラケやパテ・ド・カンパーニュといった、肉の旨みをしっかりと感じられる料理が組み合わされています。
苺はソースやマリネとして取り入れ、ほどよい酸味を添えることで塩味に奥行きを与え、スイーツとの緩急を楽しめる味わいに仕上げています。

スイーツ

セイボリー
さらに、1,000円の追加料金で、層ごとに異なる香りと食感が重なり合うミニデザート「ほうじ茶プリンと苺のコンフィチュール煎茶エスプーマのパフェ」が楽しめます。

「ほうじ茶プリンと苺のコンフィチュール 煎茶エスプーマのパフェ」
■行田料理長にインタビュー

フレンチレストラン「ポム・ダダン」行田料理長
「ポム・ダダン」行田料理長にお話を伺いました。
ー 今回のメニューを簡単に説明していただけますでしょうか
上段のスイーツ部分は、お茶を感じていただくような構成にしています。
下段のセイボリー部分は、お茶との相性、食べ合わせを意識しておつくりしています。
「ハチミツとオレンジ香る 合鴨のラケ」などは特徴的なのですが、スパイスを効かせていて、食べたあとに、ほうじ茶や緑茶を飲んでいただくと香りと清涼感を感じていただけると思います。
「抹茶テリーヌのキャラメリゼ 玉露とともに」の抹茶テリーヌは抹茶をふんだんに使用してテリーヌに仕立てています。
お茶とお茶の組み合わせで、一見すると濃いイメージがあるかもしれませんが、玉露茶のまろやかさを感じていただけると思います。
アフタヌーンティーを食べ始めるときのワクワク感を感じてほしいと思い、このような組み合わせのアミューズをご用意しました。
スイーツ部分は、苺が旬を迎えたこの時期、お茶との組み合わせを味わっていただきたいと思い、すべてお茶と苺の組み合わせにしています。
「煎茶と苺のパウンドケーキ」はドライの苺をあえて使用しています。
食感や香り、フレッシュな清涼感を感じていただけると思います。
「ほうじ茶と苺のクレームブリュレ」は木苺の酸味とほうじ茶がすごく相性がいいので、木苺を使ってみました。
今回は、煎茶とほうじ茶をテーマにしていますので、メニューの色合いもそのようなものにしています。
ー 「ほうじ茶プリンと苺のコンフィチュール煎茶エスプーマのパフェ」についても説明していただけますでしょうか
食べ進めていくときの味の変化を楽しめるようにしています。
マスカルポーネと苺のアイス、苺と煎茶、苺とほうじ茶、中段に苺のコンフィチュールを載せています。
最後にこれらを合わせて食べたときの味の変化をつけてお楽しみいただけるようにしています。
お茶のクランブルを付けて食感も楽しみながら召し上がっていただけます。
ー もちろん全部がお勧めのメニューだと思いますが、特にイチオシはどれでしょうか
この空間で楽しみながら召し上がっていただきたい、お茶を感じていただきたい、という想いを込めて作った一皿なので、スターターの「抹茶テリーヌのキャラメリゼ 玉露とともに」がお勧めです。
ー メニュー開発で苦労した点はありますか
お茶の香りが強すぎても苺が負けてしまうので、お茶の配合やバランスに気をつけました。
苺本来の酸味が消えていきやすいので、酸味を残しつつ、お茶と苺の相乗効果が出る合わせ方、煎茶だったら清涼感、ほうじ茶だったら燻した感じとのバランスに気をつけながら何度か試行錯誤を繰り返しました。
そこが一番大変でした。
ー ありがとうございました
■メニュー
<アミューズ>
抹茶テリーヌのキャラメリゼ 玉露とともに
<スイーツ>
ほうじ茶のマカロン マンゴーチャツネ
ほうじ茶と苺のクレームブリュレ
ほうじ茶と苺のロールケーキ
煎茶の生チョコ
煎茶と苺のパウンドケーキ
煎茶ムースと苺のチョコレートタルト
<セイボリー>
苺と煎茶のクリームパン
ポテト・オニオン・チーズのフリッタータ
新玉ねぎのババロアと生ハム 苺とともに
パテ・ド・カンパーニュ サラダ添え 苺のヴィネグレット
ハチミツとオレンジ香る 合鴨のラケ
<スコーン>
プレーンスコーン/クロテッドクリーム、苺ジャム
<ドリンク> *カフェフリー120分制(30分前 L.O.)
一保堂茶舖ティーセレクト:
くきほうじ茶/玄米茶/和紅茶/コーヒー/紅茶/ハーブティー 他
<ミニデザート>
ほうじ茶プリンと苺のコンフィチュール 煎茶エスプーマのパフェ
※別途 1,000円の追加料金がかかります。※無くなり次第終了となります。
※メニューや営業時間は予告なく変更される場合があります。
※料金には消費税、サービス料が含まれます。
■編集部の食レポ
・「抹茶テリーヌのキャラメリゼ 玉露とともに」の玉露は、温度を低めに設定することでより風味豊かな香りになっているそうで、香り高く あとから甘みも感じる雑味のない味でした。
抹茶テリーヌは、表面はブリュレされている濃厚な抹茶のテリーヌで、深いお茶の味わいを感じつつ甘いスイーツに仕上がっていました。
・「ほうじ茶のマカロン マンゴーチャツネ」は、ほのかにほうじ茶が香り、フルーティなマンゴーの味のするマカロンでした。
・「ほうじ茶と苺のクレームブリュレ」は、濃厚なほうじ茶の味をしっかりと感じられるクレームブリュレでした。
・「ほうじ茶と苺のロールケーキ」は、UFOのような器に入って提供されていて、ほうじ茶のクリームは甘すぎない大人の味わいでした。
・「煎茶の生チョコ」は、酸味を感じられるチョコがトッピングされている煎茶の生チョコは濃厚な味で、生地部分はシャリシャリとした食感と、小さいサイズながら味も食感も変化を楽しめました。
・「煎茶と苺のパウンドケーキ」は、一見すると苺が入ってないように見えますが、しっかりと苺を感じられる味に仕上がっていました。表面の白くシュガーコーティングされた部分の食感も好印象でした。
・「煎茶ムースと苺のチョコレートタルト」は、下に苺のジャムが入っていて、タルト生地からはシナモンの香りも感じられました。
・「苺と煎茶のクリームパン」は、表面だけでなくパンの中までクリームが入っていました。
煎茶のクリームは、抹茶の味とはまた違った味わいでした。
・「ポテト・オニオン・チーズのフリッタータ」は、ほのかな塩味が食欲をそそるフリッタータでした。
・「新玉ねぎのババロアと生ハム 苺とともに」の「新玉ねぎのババロア」は、スイーツのババロアとは異なり、ポテトサラダのような味でした。苺がサラダにも合うというのもちょっと面白かったです。
・「パテ・ド・カンパーニュ サラダ添え 苺のヴィネグレット」は、苺のヴィネグレットの酸味がパテとよく合っていました。
・「ハチミツとオレンジ香る 合鴨のラケ」は、スパイシーに味付けされた合鴨が、意外なほど柑橘系のオレンジに合っていました。
・「プレーンスコーン/クロテッドクリーム、苺ジャム」は、チョコチップが入ったスコーンとバターの香りをはっきりと感じられるスコーンの2つで、いずれも通常のスコーンよりも柔らかく食べやすいスコーンでした。
・「ほうじ茶プリンと苺のコンフィチュール 煎茶エスプーマのパフェ」は、マスカルポーネがヨーグルトのような酸味があり、食べ進めていくとお茶特有の渋味と苺のフレッシュな味わいを同時に楽しむことができました。
行田料理長の説明にあったようにお茶と苺が両方主役になるようにどちらもしっかりと感じられる味に仕上がっていました。
以上の食レポはあくまでも個人の感想です。興味を持たれたら、ぜひ丸ノ内ホテルに足を運んで、お茶と苺のマリアージュを楽しんでみてはいかがでしょうか。
■一保堂茶舖について

1717年(享保 2年)創業、京都に本店を構える日本茶専門店「一保堂茶舖」。
山階宮(やましなのみや)より「茶、一つを保つように」と賜った屋号のとおり、日本茶一筋に歩みを重ね、常に茶葉を厳選しながら、時代を超えて変わらぬ味わいを守り続けています。穏やかな香りとまろやかな旨みを特⾧とする「京銘茶」を中心に、日本茶本来の魅力を丁寧に伝えています。
URL: https://www.ippodo-tea.co.jp/
■丸ノ内ホテルについて

1924年開業、100周年を迎えた丸ノ内ホテルは「世界のお客様へ わが家のおもてなしを」をコンセプトに、温もりあるサービスと笑顔で皆様をお迎えしています。
東京駅丸の内北口の目の前という抜群の立地にありながら、館内は隠れ家のような静けさと落ち着きのある空間です。
フレンチ・日本料理・鉄板焼が揃うレストランでは東京駅を眼下に食事を楽しめます。
所在地:東京都千代田区丸の内 1-6-3
客室数:201室
館内施設:レストラン(3店舗)、シガーバー
アクセス:JR「東京」駅(丸の内北口) 徒歩約 1分
東京メトロ「大手町」駅(B2b 出口) 徒歩約 1分
東京メトロ「東京」駅(北改札) 徒歩約 2分
※いずれも地下通路から直結
URL: https://www.marunouchi-hotel.co.jp
(取材: 森川 創)







