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2026.04.07フード・ドリンク, 健康・美容

サントリー新商品「ロコモアWATER」「セサミン1000」体験会で最新のゴマ研究・トレンド解説!

 

本日 4月7日、サントリービバレッジ&フード株式会社(以下、サントリー)の新設部署「新価値創造部」による、商品開発第1弾の体験会が開催されました。
世界のフードトレンドとして注目される「ゴマ」をテーマに、管理栄養士・健康運動指導士・ 日本抗加齢医学会指導士・ 公衆衛生学修士の前田あきこ先生と、サントリーの開発ご担当者たちが登壇し、新たな健康習慣の提案と新商品の開発秘話が詳細に語られました。

 

前田あきこ先生 3万人以上の体質改善をサポートしてきた健康指導のスペシャリスト

 

前田先生:
日頃クリニックで患者さんと話をしている中で、コロナ禍を過ぎたあたりから、健康に対する意識がガラッと変わりました。
以前は「最新情報を教えてほしい」という相談が多かったのに対し、現在は「情報がありすぎて選べない。自分に合うものを教えてほしい。」というオーダーが増えています。
また、特定の病気を治すことよりも、「全体の調子を整えたい(コンディショニング)」という、人生を通じた健康維持への関心が高まっています。
最近ではAIで健康相談をした後、その提案が正しいかを専門家に確認しに来るということもありました。

 

- 意識が高まるタイミングや年代について

 

前田先生:
スタンフォード大学の研究報告でも示唆されていますが、体調の変化を強く感じるタイミングは44歳と60歳という2つの山があります。
この年代は、第2、第3の人生を楽しむために、改めて自分の生活や体調を考え直す重要な分岐点になっています。

 

- 世界が注目する「ゴマ」のポテンシャル

 

 

前田先生:
2026年からの世界的なフードトレンドとして、抹茶の次にくると言われているのが『ゴマ』です。
特に、海外のレポートでは「黒ごま」の色や健康機能が注目されており、日本の食文化に根ざしたスーパーフードとして、かつての「豆腐」や「抹茶」のような広がりを見せています。
日本人が古くから大切にしてきた「まごわやさしい(豆、胡麻、わかめ、野菜、魚、しいたけ、いも)」という食の要素の中でも、ゴマが非常に重要な役割を担っています。
ゴマは脂質が大半を占めますが、それは良質な脂質です。特筆すべきは、ゴマにしか含まれない『ゴマリグナン(セサミンなど)』です。
ポリフェノールの一種であるゴマリグナンの最大の特徴は、肝臓に届いてから初めて抗酸化作用を発揮する点にあります。
通常のポリフェノールは酸素に触れると酸化が進んでしまうという弱点がありますが、ゴマリグナンは肝臓に届くまでその力を温存してくれる。
この特徴を知ったときは、まるで雷に打たれたような衝撃を受けました。

 

- 習慣化の秘訣と「手作りの呪縛」

 

前田先生:
理想は毎日コツコツ続けることですが、人生は健康のためだけにあるわけではありません。
日本で最も成功した習慣化は、「歯磨き」です。
夜にフロスまでして完璧に磨く日もあれば、外食時にマウスウォッシュやガムで済ませる日もあります。
このように、ハードルを下げて選択肢の幅を広く持っておくことが、一生続けられる秘訣です。
また、「食事だけは手作りしないと愛情がない」という考えは「手作りの呪縛」で、掃除をルンバに任せるように、食事も便利な市販品を賢く取り入れて、アンテナを高く持っておくことが今の時代の習慣化には必要です。

 

■サントリーの新プロジェクトと「飲むサプリ」

 

サントリービバレッジ&フード(株) 事業推進本部 新価値創造部 課長 三谷 京平さん

 

三谷さん:
「新価値創造部」は2025年4月に発足し、「生活者に寄り添い、豊かな人生のために常に新しい選択肢を創造する」ことをミッションとしています。
人生100年時代の不安の二大要因はお金と健康です。
セルフケア市場は拡大していますが、サプリメントの利用者はまだ3割にとどまっており、残りの7割の方は『粒をたくさん飲むのは抵抗がある』と感じています。
こうした「サプリ非ユーザー」をメインターゲットに、飲料として手軽に、美味しく栄養を摂取できる新カテゴリー『飲むサプリ』として、「ロコモアWATER」と「セサミン1000」の2商品を、来週 4月14日に発売します。

 

同社 SBFジャパン 商品開発部 赤澤 睦子さん

 

 

赤澤さん:
「セサミン1000」は、サプリ1日分と同量のセサミン10mgに加え、現代人に不足しがちなカルシウムやマルチビタミンを配合しています。
目指したのは、満足感がありながらも毎日すっきりと飲み続けられる味わいです。
幅広い年代の嗜好を調査し、古くから親しまれている「甘酸っぱいヨーグルト風味」を採用。
香りと味わいのバランスを何度も試行錯誤し、前向きな元気を補給できるような仕上がりにしました。

 

同社 SBFジャパン 商品開発部 小野 祐希さん

 

 

小野さん:
ロコモアWATERには、サプリでおなじみの4つの成分(アンセリン、コンドロイチン、ケルセチン、グルコサミン)が含まれていますが、これらの原料は実は非常に苦みやえぐみが強いのです。
サプリメントは味わう必要がありませんが、500mlの飲料としては「美味しくなければならない」という大きな壁がありました。
開発にあたっては、社内のブランドチームで80サンプル、商品開発部全体では300以上のサンプルを試作しました。
最終的に、複数の酸味を組み合わせ、ラストにハーブ調の『レモンブロッサム』の香りを加えることで、原料特有のクセをマスキングすることに成功しました。
また、中高年層をターゲットにしているため、年齢とともに味わいの感じ方が変化することを踏まえ、他のスポーツドリンクよりも甘味と酸味をはっきりとさせた設計にしました。

 

 

最後に赤澤さんと小野さんから、最初は「お茶」や「水」という選択肢もあった中で、成分の安定性やターゲットの嗜好性を考え抜いた末に、現在のヨーグルト味とレモン味にたどり着いたという経緯が補足されました。
サントリーの「新価値創造プロジェクト」は、これからも既存のカテゴリーにとらわれない新しい飲用価値を提案し続けていくとのことです。

 

(取材: 森川 創)