
©金田陽介・講談社/「黒猫と魔女の教室」製作委員会
「週刊少年マガジン」で連載され、コミックス累計420万部を突破し、2018年にはTVアニメ化した『寄宿学校のジュリエット』。
そんな大人気学園ラブコメを手掛けた金田陽介の最新作『黒猫と魔女の教室』の放送が、CBC/TBS系全国28局ネット「アガルアニメ」枠(日曜夜11時30分~)にて、4月12日(日)より連続2クール放送中です。
『黒猫と魔女の教室』は、「マガジンポケット(講談社)」にて、2022年3月16日より連載中です。
「魔女見習い」スピカ・ヴァルゴは魔法が使えない。憧れの魔法学校合格のためには師匠が必要だが、金もコネもない。
そんな時、人語を駆使し魔法を使う謎の黒猫がスピカの前に現れ、魔術を学びたいスピカと呪いを解きたい黒猫の思惑は完全一致。
秘密の師弟関係が結ばれた!呪いを解く鍵は「×××」にキス!?
ポンコツ魔女×黒猫先生の魔法学園ファンタジー。
現在、13巻まで発売されており、連載当初からアニメ化を望む声が多かった作品。

スピカ・ヴァルゴ ©金田陽介・講談社/「黒猫と魔女の教室」製作委員会

レオ・レグルス ©金田陽介・講談社/「黒猫と魔女の教室」製作委員会
絶賛放送中の『黒猫と魔女の教室』に声優として出演中のキャスト、スピカ・ヴァルゴ役:本渡楓さんとレオ・レグルス役:ファイルーズあいさんのお二人にインタビューしてきました。

左 本渡楓さん、 右 ファイルーズあいさん
- 本作は笑いやバトルの要素、そして熱い展開など、非常に要素の多い作品だと思いますが、本作ならではの魅力や面白さ、新しさを教えてください。
本渡さん:
今作は魔法学校を舞台にした物語ですが、主人公のスピカと、師匠であるクロードとの関係性が、先生と生徒でありつつも、すごく独特な「バディ」で、負けん気が強いんです。
基本的には丁寧な子ですが、幼馴染のアリアや気を許したクロードに対しては「うっさいな」と言ったり、意外と口が悪かったりする。
その振り幅の大きさも、今作の魅力だなと改めて感じました。
ファイルーズさん:
私はどちらかというと、主人公に共感して、泥臭く努力していく姿にパワーをもらいたいタイプなんです。
スピカは決して器用ではないけれど、泥臭く努力を積み重ねていく。
その姿を見た子供たちも「頑張ればスピカみたいに不器用でも、ちょっとずつでも上手になれるんだ」と思えるような、前向きなメッセージをくれるところが魅力だと思いました。

- レオという役を演じてみて、いかがでしたか?
ファイルーズさん:
レオの印象は、最初は筋肉質でお嬢様ということもあって、もっと「私が最強よ!」という感じの強烈なキャラクターなのかなと思っていました。
でも実際は、言葉遣いが意外と丁寧なんです。
パワフルさはそのままに、強烈さは想像よりも何倍もあって、すごく魅力的なキャラクターだと思いました。
自分というものをしっかり理解していて、自分に足りないものをどうやったら補えるかっていうことにストイックに向き合える子なので、そういうところが大好きです。

- 本渡さんは、スピカのどんなところが好きですか?
本渡さん:
ド根性なところもそうですが、先ほどお話しした振り幅の中で言うと、「ツッコミ」のバリエーションです。
原作を読んでいても「こんな可愛い顔をして、こんなに低い声でツッコミを入れそうだな」と思うような表情が多くて。
アニメでも視聴者の方にそれを一辺倒に感じさせないよう努めています。
実際、ファンの方からも「スピカの百面相やツッコミが面白い」と言っていただけることが多く、見ていて飽きない魅力の一つだなと改めて感じています。
- 演じる上で、こだわっているところや工夫している点があれば教えてください。
本渡さん:
スピカを演じる上で、「この発声で声を作るぞ」と決めすぎないことを意識しています。
決めすぎてしまうと、彼女の人間らしさが損なわれる気がして。
彼女の機嫌によって低い声が出たり高い声が出たりするはずなので、縛りすぎず自然体で演じられたらいいなと考えています。
迷った時は原作漫画の表情をもう一度見て、感情を汲み取りながら自分に落とし込んでいます。
あとはレオちゃんたちとの掛け合いの中で自然と湧いてくる感覚を大切にしています。
ファイルーズさん:
言葉遣いがお嬢様なので、それに引っ張られると声も上品にしすぎてしまうのですが、彼女の言動にある「パワフルな部分」こそがギャップであり、魅力なので、そこを失わないように声を当てるよう意識しています。
- スピカやレオと、ご自身で似ているなと思うところはありますか?
本渡さん:
スピカさんは尊敬するところばかりで難しいですが、しいて言うなら、いい意味でちょっと頑固で諦めが悪く、努力家なところでしょうか。
何か壁にぶつかった時に「悔しい、負けたくない、もっとやるぞ!」と立ち向かおうとする意志は、スピカと似ているかもしれません。
ファイルーズさん:
やりたいと思ったことに対して、どんな障害や壁があろうとも、自分の素直な心に従って突き進む。
絶対に諦めないところが似ていると思います。
ただ無謀に突っ込むのではなく、やりたいことの達成のために、固めるべきところをちゃんと固めてから取り組むという姿勢も重なりますね。
- 特にお気に入りのシーンがあれば教えてください。
ファイルーズさん:
私は動物の声をやった時が楽しかったです。
アフレコ前に動画サイトでいろんな動物の鳴き声を事前に調べて臨みました。
最初はキャラクターとしてのレオの声を残したほうがいいかなと思っていたのですが、スタッフさんから「思いっきりやっちゃっていい」と言われたので、もう動物として演じ分けました。
自分の強みである「いろんな声を出せること」を活かせたので良かったです。
本渡さん:
私はハナちゃん(ハナ・サソリジョウ)との距離感が描かれたエピソードが印象的です。
ハナちゃんは過去のトラウマから人と距離を置いていましたが、ミドルトライアルでスピカと一緒に戦ったことで、急激に仲良くなって。
AパートとBパートの間でコロッとスピカのことが大好きになったのが可愛かったです。
その後、みんなでお買い物に行こうとするシーンなど、生徒たちの関係性が縮まっていく様子がとても愛おしいなと感じます。

ネコのポーズをする本渡さんとレオ・レグルスのリボンに合わせてリボンファッションを纏ったファイルーズさん
- 視聴者へのメッセージをお願いします。
本渡さん:
14話まで放送され、生徒たちのバックボーンや悩みが見えてきたかと思います。
ここからはさらにカオスな展開や、熱い少年漫画のようなバトルが待っています。
アフレコ現場も、作品の教室のような雰囲気で、キャストがのんびりしたりお菓子を食べたり相談し合ったりと、すごく素敵で熱い現場です。
制作陣の愛と熱量が詰まっていますので、今後もぜひ見ていただき、原作も読んでいただけると嬉しいです。
ファイルーズさん:
スピカが七転八倒しながらも泥臭く這い上がり、諦めずに立ち向かう姿からは、私自身もすごくエネルギーをもらっています。
私自身、魔法や薬学といった世界観が大好きなので、毎回ワクワクしながら収録に臨んでいました。
魅力的なキャラクターたちがこれからさらに深掘りされていきますので、ぜひそこにも注目してください。

『呪いを解く鍵「×××」にキスのポーズ』をしていただきました!
- もし魔法でどこへでも行けるとしたら、どこに行きたいですか?
本渡さん:
私は絶対に空を飛びたいです! 宇宙ギリギリまで行ってみたいです。
ファイルーズさん:
私は(宇宙に行くのは)絶対嫌だ、怖い!
私なら魔法で何でもありなら、「あの世」を見てみたいですね。
天国と地獄があるのか、この目で確かめてみたいです。
- お互いを見ていて、意外だなと思うところはありますか?
本渡さん:
ファイルーズちゃんは会うたびに新しい面を知ります。
ある日、持っていたバッグがめちゃめちゃ可愛くて「どこで買ったの?」と聞いたら「自分で作った」って言われたんですよ。
7月頃の誕生日にオンライン販売でハンドメイドバッグを出すそうなんですが、本当に才能の塊だなと思います。
繊細で人に気を使うことができて、でも大胆にバッグも作れる、そこが彼女の魅力です。
ファイルーズさん:
楓ちゃんは、休憩時間でもやるべきことが明確で、台本にしっかり向き合っている。
そのプロ意識の高さが本当にかっこいいです。
それでいて、誰かの話には「そうだよね」と乗ってくれる。
すごく人を見る目があって、コミュニケーション能力が高い、そこがスピカっぽいなと思います。
- 最後に楽しいの読者の皆さんが楽しく1日を過ごせるようなヒントを教えてください。

本渡さん:
「無理をしないこと」です。
楽しもうと頑張りすぎると、それになれない自分にがっかりしてエネルギーを消耗してしまうので。
悲しい時は悲しい、怒っている時は怒っている自分をありのまま受け止めて、自分を大事にしてあげてほしいです。

ファイルーズさん:
「早起き」です! 私は10時に寝て5時に起きる生活をしています。
誰も起きていない時間に起きることで自己肯定感が高まりますし、朝の2時間は脳のゴールデンタイムです。
心理学の「プライミング効果」で、1日の始まりを最善の状態でスタートさせれば、その日1日が充実します。
- ありがとうございました!
■『黒猫と魔女の教室』
CBC/TBS系全国28局ネット「アガルアニメ」枠(日曜夜11時30分~)
4月12日(日)より連続2クール放送中。
そのほかAT-X 4月14日(火)より毎週火曜20時00分~、
BS12 4月16日(木)より毎週木曜26時00分~にて放送中。
■キャスト情報
スピカ・ヴァルゴ役:本渡楓
クロード・シリウス役:島﨑信長
アリア・アクエリアス役:和泉風花
メロウ・パイシーズ役:鈴木みのり
ユゥ・アリーズ役:橘杏咲
イオ・トーラス役:白石晴香
カストル・ジェミニ役: 上村祐翔
ポルックス・ジェミニ役:長谷川玲奈
タルフ・キャンサー役:石毛翔弥
レオ・レグルス役:ファイルーズあい
アストレア・ライブラ役:大野智敬
ハナ・サソリジョウ役:渡谷美帆
キロン・サジタリアス・アラディア役:浦和希
カペラ・カプリコーン役:櫻井みゆき
■原作情報
『黒猫と魔女の教室』(講談社「マガジンポケット」連載)
著者:金田陽介
単行本:1~12 巻まで好評発売中。最新第 13 巻 12 月 9 日発売!!
版権表記:©金田陽介・講談社/「黒猫と魔女の教室」製作委員会
■公式サイト
https://witch-classroom.com/
■公式 X
黒猫と魔女の教室【公式】
https://x.com/witch_classroom
(取材: 森川 創)







