7月3日は「ソフトクリームの日」に合わせて、クイズに答えてプレミアム生クリームソフト「CREMIA」が無料で味わえる「ソフトクリームの歴史展」が 7月3日から7月5日まで開催されます。
これに先がけて本日 7月2日、先行取材会が開催されて、日世株式会社 マーケティング部 住元美映さんと池谷勝彦さんが日世やソフトクリームについて説明を行いました。

日世株式会社 マーケティング部 住元美映さん

写真右 日世株式会社 マーケティング部 池谷勝彦さん
■日世株式会社の概要と圧倒的な市場シェア
日世は大阪に本社を置く、日本で唯一のソフトクリーム総合メーカーです。
ソフトクリームの原料(ミックス)、コーン、そして抽出する機械(フリーザー)に至るまで、ソフトクリームに関するすべてを自社で提供しています。
同社は主にB2B(企業間取引)企業であるため、一般消費者には社名が馴染み薄いかもしれませんが、街中で見かけるソフトクリームの多くに同社の資材が使われています。
市場におけるシェアは極めて高く、以下の通りです:
ソフトクリームミックス(原料): 約60%
ソフトクリームコーン: 75%
ソフトクリームフリーザー(製造機): 75%
このように業界で圧倒的なシェアを保持していることが同社の大きな特徴です。
また、ソフトクリーム関連以外にも「フルーツプレパレーション」事業を手掛けており、これはスーパーやコンビニで販売されるヨーグルトやデザートに使われるフルーツ加工製品を、多くの食品メーカーに提供しているものです。
■日本におけるソフトクリームの歴史(1947年~1980年代)

日世の歴史は1947年、戦後復興の中で創業者の田中氏が貿易会社「日世商会」を設立したことに始まります。
当初はカメラやガラス食器、ネックレスなどを扱う全く異なる業務を行っていました。
転機は、アメリカの友人から「米国で大流行している」とソフトクリームの情報が持ち込まれたことでした。
当時の日本には「ソフトクリーム」という言葉すら存在せず、冷菓といえば着色した氷が主流でしたが、田中氏は日本でも必ず愛されると確信し、フリーザーの輸入を決意しました。
1951年7月3日(ソフトクリームの日の由来): 明治神宮外苑で開催された米軍主催のカーニバルで、日本人に初めてソフトクリームがお披露目されました。
当時、日世が持ち込んだフリーザーは「チャレンジャー」という名称のコンパクトなモデルでした。
1950年代(第1次ブーム): デパートの大食堂だけでなく、街のそば屋にもソフトクリームが登場しました。
これは白黒テレビの普及と関係しており、そば屋に設置されたテレビでプロレス中継(特に力道山の試合など)を観る客が、食後にソフトクリームを注文して滞在を続けたことで爆発的に普及しました。
「ソフトクリームを売れば蔵が立つ」と噂されるほどの人気で、当時は50円や30円といった価格の、庶民にとっては贅沢品でした。
1960年代~1970年代(第2次ブーム): レジャーブームが到来し、ドライブインや遊園地でソフトクリームが親しまれました。
日世は移動販売車「モビリア」で全国を回りPRを行いました。
また、左右で異なる味を盛り付ける「ツイン盛り」や「ダブルヘッターコーン」が登場し、人気を博しました。
1970年 大阪万博: 会場内には約200台のソフトクリーム機があり、そのうち110台が日世のものでした。
パビリオンを巡りながら食べる「食べ歩き」のスタイルがこの時に確立され、さらなるブームに繋がりました。
1980年代: 専門店の「ミュクレバー」が登場しました。
当時、同社で最も高級なラインだった「ミュクレ(有脂肪分タイプ)」を使用した店舗で、多段盛りやビッグパフェなどが流行しました。
1990年代以降の展開と「ご当地ソフト」の隆盛

1990年代(第3次ブーム): コンビニでの展開や牧場ソフト、そして「道の駅」の誕生により、その土地の特産品を活かした「ご当地ソフト」が各地で盛り上がりました。

記念日の制定: 1990年、日本ソフトクリーム協議会(日世が事務局を運営)が発足し、日本上陸の日である7月3日を「ソフトクリームの日」と制定しました。

2000年代~現在: 「見た目(映え)」の時代に入り、丸みを帯びた形やモンブラン状、バラのような巻き方など、形状の多様化が進みました。
コーンも進化し、竹炭を使った真っ黒なコーンや、オリンピックに合わせた紅白コーンなどが登場しています。
■プレミアム生クリームソフト「CREMIA(クレミア)」の秘密

2013年7月3日に発売された「CREMIA」は、総合メーカーである日世が、ミックス、コーン、フリーザーの3つの技術を結集させ、3年の月日(試作400回以上)をかけて開発した究極の1本です。
開発コンセプト: 20代~30代の働く女性をターゲットに、「毎日を頑張る自分へのご褒美」となる特別な体験を提供することを目指しました。
品質のこだわり: 北海道産の上質な生クリームを 25%使用(乳脂肪分12.5%)。
4種類の砂糖を独自に配合し、濃厚でありながら後味はすっきりとキレのある味わいを実現。
従来の星型ではなく、シルクをまとったような「ドレープ状」の美しいフォルム。
コーンには、ソフトクリームの常識を覆す「ラングドシャ」を採用。
クリームとの口どけの良さが最大の特徴です。
展開: 発売当初は500円という高価格帯が市場に受け入れられるか不安もありましたが、その品質がSNSやメディアで話題となり、現在では約2人に1人が知る大ヒットブランドとなりました。
■「ソフトクリームの歴史展」の構成と狙い

日本上陸75周年という節目を記念し、開催される本イベントの構成は以下の通りです。


1階: 75年間の歩みを学ぶパネル展示と、「ソフトクリームのヒミツクイズ」エリア。


2階: CREMIAのこだわりを深掘りする展示と、試食エリア。
クイズ全問正解者には、CREMIA、ショコラ、そして2026年3月発売の「Matcha」の3種が無料で提供されます。
試食にはコーンカップ素材の「食べられるスプーン(Eスプーン)」が添えられます。

地下1階: 1.5mの巨大なCREMIAオブジェが設置されたフォトスポット。
SNS投稿キャンペーンも実施されます。
「ソフトクリームは常に人々が笑顔になるそばにあった」ので、このイベントを通じてバレンタインのように「7月3日はソフトクリームを食べる日」という文化を日本に定着させたいと、住元さんは、同社のメッセージ「笑顔のみなもと」に込めた願いを語りました。
試食

3種類の CREMIA を試食させていただきました。
CREMIA(写真右)は、チーズを想起させるようなぐらい濃厚なミルクを感じるソフトクリームでした。
CREMIA the Matcha(写真中央)は、抹茶を生クリームで包み込んだかのようなコクを感じるソフトクリームでした。
CREMIA the Chocolat(写真左)は、ダークチョコレートを思わせるようなカカオ豆特有の苦みや深い味を感じられる大人が楽しめるソフトクリームでした。
開催概要

会場外観
・期間:2026年7月3日(金)~7月5日(日)
・営業時間:11:00〜20:00
・場所:ZeroBase渋谷(〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目5−8)渋谷駅から徒歩1分
・入場料:無料
※イベント当日は10:30より、会場前にて整理券を配布予定です。整理券はなくなり次第配布終了となります。
整理券をお持ちでない方は一般入場の列にお並びのうえ入場いただけますが、施設内が混雑した場合は状況により入場制限をさせていただく場合がございます。
(取材: 森川 創)







