
本日 8月5日(水)に「2026年秋冬 サーモス 新製品プレス発表会」が開催されました。
発表会では、多様化するユーザーのニーズに対応し、ラインアップをさらに拡充した水筒の新製品を紹介さました。
サーモスが実施したアンケートで特に不満の声が多かった「洗うのが面倒」という悩みを解決する「全パーツ食洗機対応」で、汚れが落ちやすい「セラクリーンコート」採用モデル、持ち運びに便利な「キャリーハンドル」付き製品など、注目の最新ラインアップが紹介されました。
また、業界のリーディングカンパニーとして、サーモスの購買データから紐解く最新の水筒トレンドや、今後需要が高まる製品の傾向についても発表されました。
発表会では、料理研究家のきゃらきゃらさんを迎えて、新コーティングを使用したフライパンにて調理を実演が実施され、そのフライパンで作られたフレンチトーストも振舞われました。
さらに、多くの方が悩まれている「フライパンのコーティングの寿命」に焦点を当て、「なぜ食材がこびり つきやすくなるのか?」というメカニズムを当社より解説。
知るだけで寿命が延びる「フライパンのコーティングの劣化を防ぐコツ」についても紹介されました。
■主催者代表挨拶および市場動向説明

サーモス 社長室 ブランド戦略課 マネージャー 簑島久男さん
簑島さん:
今回、私たちは全7アイテムの新製品を発売いたします。
私からは、市場動向について簡単にご説明させていただきます。
ステンレス魔法びんの出荷推移を見ますと、2021年からは毎年約1300万本前後の安定した市場を形成しておりました。
しかし昨年2025年は物価高の影響もあり、残念ながら減少する形となりました。
2026年に入っても減少傾向は続いていますが、直近の5月、6月に関しては気温の上昇もあり、昨年を上回る実績を記録しております。
熱中症対策や水分補給への意識の高さが伺えます。当社の携帯マグのトレンドとして、2つの大きなポイントがございます。
1つ目は「持ち運びやすさ」です。2023年に発売したキャリーハンドル付き製品は、鞄に入れるのではなく本体を直接持って運ぶスタイルとして人気で、直営店の売上本数は前年比150.3%と大きく伸長しています。
2つ目は「お手入れのしやすさ」です。2020年に初の食洗機対応モデルを発売して以来、ラインアップを増やしており、こちらも売上は前年比130%と伸びております。
また、フライパンカテゴリーについても、2019年の参入から7年で累計出荷数が1000万枚を突破いたしました。
現在では売上の3本柱の1つに成長しております。
私たちは水筒のメーカーから、キッチンウェア、さらにはアパレル小物や日傘などを展開するライフスタイルブランドへと進化してまいりたいと考えております。
■水筒カテゴリ新製品詳細およびトレンド発表

サーモス マーケティング部 商品戦略室 田村和花さん

田村さん:
26年秋冬の新製品についてご紹介いたします。今回のテーマは「水筒トレンドの追求」です。
お客様のニーズの変化を捉え、価値を反映させました。
購買データから見たトレンドは、「キャリーハンドル付き」の好調、そして購入時の重要基準である「お手入れのしやすさ」です。
昨年発売した撥水性の高い「セラクリーンコート」採用モデルは、お手入れ満足度95%と高い評価をいただいております。
これらを踏まえ、持ち運び性と手入れ性を軸にラインアップを拡充しました。

まず紹介するのは『真空断熱ケータイマグ JOXシリーズ』です。
主な特徴は3つございます。
1つ目はキャリーハンドル搭載で、荷物が多くても持ちやすい。
2つ目は、特に需要の高い全パーツ食洗機対応である点。
3つ目は、女性ユーザーから評価の高い丸みのある「丸底形状」のデザインです。
サイズは0.36Lと0.48L、カラーはベビーピンク、クリームベージュ、ペールミントの3色展開です。

次に『真空断熱ケータイマグ JPJシリーズ』です。
こちらもテーマはお手入れと持ち運びの追求です。
最大の特徴は、ボトル内面に「セラクリーンコート」を採用している点です。
撥水性が高く汚れが落ちやすく、乾きやすい仕様です。
もちろん全パーツ食洗機対応です。

飲み口は指にかけて運べる「キャリーループ」付きで、カバンに収納しやすいスリムな設計となっております。
カラーはアーモンドベージュ、ミルクホワイト、モスグレー、ペールパープルの4色です。
これらの新製品を通じて、快適なマイボトルライフをお届けいたします。
ぜひ実物をご覧いただき、その魅力を体感してください。
■キッチンウェアカテゴリ新製品およびコーティング解説

サーモス マーケティング部 商品戦略室 竹田未来さん

竹田さん:
私からはフライパンの新製品についてご紹介します。今回の開発テーマは「使いやすさの追求」です。
ユーザー調査の結果、購入重視点として価格やサイズに次ぎ、「コーティング性能」「軽さ」「お手入れのしやすさ」が上位に挙がりました。
これらに着目して開発したのが『デュラブルプレミアムシリーズ KFP』です。

特長の1つ目は、こびりつきにくさが2倍長持ちする「デュラブルプレミアムコート」の採用です。
従来のコーティングは配合されているフィラーが角張っていましたが、新開発のコートでは「球形の特殊硬質フィラー」を採用しました。
これによりフィラーが脱落する際に塗膜を傷つけず、こびりつきにくさが持続します。

2つ目は、従来品比20%以上の軽量化です。
これまでのプレス製法ではなく、溶かした金属を型に流し込む「ダイキャスト製法」を採用しました。
低面は厚く、側面は薄くという厚みの調整が可能になり、深型設計を維持したまま大幅に軽くなりました。
洗い物や収納の際にもこの軽さを実感いただけます。

3つ目は、内外面ともに洗いやすい構造です。底面にステンレスプレートを貼らずに鉄粉を吹き付ける特殊加工「アイアンコート」を施し、IH対応と洗いやすさを両立しました。

内面もハンドル留め具がない形状で、汚れが溜まりにくくなっています。
サイズは20cmから28cmの4サイズ、炒め鍋2サイズ、玉子焼き用を揃えております。
続いて、知っているだけで寿命が延びる「フライパンのコーティングの劣化を防ぐコツ」を解説します。
コーティングは熱、摩擦、腐食によって徐々に劣化します。

ポイントの1つ目は、急激な熱変化や過度な加熱を避けることです。
強火は禁止、中火以下で調理してください。中火とは、炎の先が底面に届く程度を指します。
また、空焚きを避け、予熱は1分以内にしてください。使用後に洗う際は、ジュッという音がしない程度まで冷ましてから、ぬるま湯で洗うのが理想です。

2つ目は、摩擦を避けることです。金属ヘラは避け、樹脂製やシリコン製のツールを使用してください。
洗う際も研磨剤を含まない柔らかいスポンジを推奨します。
3つ目は、腐食を避けることです。料理を長時間入れたまま放置すると、金属が腐食しコーティング剥がれの原因になります。調理後はすぐにお皿に移し、中性洗剤で洗ってください。
これらのポイントを心がけて、お気に入りのフライパンを長く使っていただければ幸いです。

サーモス 社長室 ブランド戦略課 笹渕真由美さん

笹渕さん:
当社では「サーモス 515プロジェクト」を展開しております。
夏場の水分補給において、5度から15度が最も効果的であるという情報を発信しています。
保冷力を高めるコツとして、飲み物を入れる前に「氷水での予冷」を推奨しています。
■調理実演と試食会(キッチンエリア)

料理研究家 きゃらきゃらさん
キッチンエリアにて料理研究家のきゃらきゃらさんによる調理実演が行われました。


きゃらきゃらさん:
本日は新製品のフライパンを使って、フレンチトーストを調理します。
- 強火にしないで欲しいというお話でしたが、それで料理できますか?
きゃらきゃらさん:
はい、全然問題ありません。このフライパンは熱伝導率がすごく良いので、中火でもしっかり焼けます。
むしろ従来品より薄くて軽いので、熱の回りが早いと感じます。
- こびりつきにくさはどうですか?
きゃらきゃらさん:
お肉とかも油を引かなくても綺麗に焼けます。
今日のフレンチトーストは風味付けにバターを入れていますが、なくても綺麗に焼けますよ。
- 軽さはどうですか?
きゃらきゃらさん:
めっちゃ軽いです!従来のダイキャスト製は重いイメージがありましたが、これは本当に使いやすいです。

- おすすめのサイズはありますか?
きゃらきゃらさん:
一番使いやすいのは26cmですね。一人暮らしの方でも、これ一つあれば肉料理から煮込み、パスタまで万能に使えます。
見てください、全面がムラなく綺麗に焼き色がついています。
ガスでもIHでも5分程度で綺麗に仕上がります。

食レポ:
出来上がったフレンチトーストは、パターの香ばしい香りが漂い、口に入れるとはちみつの甘さをたっぷり感じられるやわらかなトーストでした。
サーモス公式ページ: https://www.thermos.jp/
(取材: 森川 創)







