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2026.08.14科学・Tech

スマホを取り出さずに、目の前の世界がもっと楽しくなる! AIスマートグラス「INMO GO3」を使ってみたい3つの理由

「INMO GO3」

 

「スマートグラス」という言葉を聞くと、SF映画やスパイ映画に登場しそうな少し未来的で、どこか特別な人が使うデジタル機器というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
ところが、2026年7月に登場した「INMO GO3」は、そんなスマートグラスのイメージを少し変えてくれそうな製品です。
見た目はメガネ。しかし、そのレンズの向こう側には、リアルタイム翻訳、AIアシスタント、会議の文字起こし・要約、AIテレプロンプター、写真・動画撮影、ARナビゲーションなど、さまざまな機能が詰め込まれています。
しかも重量は約58g。
「AIを使うためにスマートフォンを取り出す」のではなく、「メガネをかけているだけでAIが目の前にいる」という発想が、INMO GO3の面白いところです。

先月 7月30日から日本で発売され、希望小売価格は 99,800円(税込)。
オンライン販売や家電量販店などで販売されています。

今回は、そんなINMO GO3の特徴を紹介しながら、「楽しいニュース.com」らしく、仕事だけではなく、日常生活で使ったら面白そうな活用方法を考えてみました。

 

■まずは見た目からチェック!

 

写真上中央 INMO GO3 AIスマートグラス Black Silver、写真上右  バッテリーケース(本体付属品)

写真下左 INMO GO3 ワイヤレススピーカー、写真下中央 INMO GO3 クリップオンサングラス

写真下右 INMO GO3 操作リングと充電用USBケーブル

 

INMO GO3を正面から見たところ

 

INMO GO3を正面から見ると、一見すると少し未来的なメガネといった印象です。

日本向けモデルは「Black Silver」。
フレームにはアルミニウム合金とPA素材を採用し、5軸CNC加工によるマットな質感に仕上げられています。

いかにも「コンピューターを身につけています」というデザインではなく、普段のメガネに近い外観を目指しているのもポイントです。

 

INMO GO3を斜めから見たところ

 

メガネの先セル部分(テンプル部分)がバッテリーになっています。

 

そして、このメガネの中にAI/ARデバイスとしての機能が凝縮されています。
ディスプレイは両眼グリーンMicroLED+回折光導波路方式で、解像度は640×480、視野角は約30°、最大輝度は1,500nits。
視界の中に情報を表示することで、スマートフォンを手に持って画面を確認する回数を減らせる仕組みです。

重量は約58g。スマートフォンと比べればもちろん軽量ですが、一般的なメガネよりは重いため、「普通のメガネとまったく同じ」というよりは、AI機能を搭載したウェアラブル端末として考えたほうがよさそうです。
それでも、これだけの機能をメガネ型デバイスにまとめて約58gというのは、かなり興味深いところです。

 

 

 

INMO GO3は、スマートフォンにアプリをインストールして接続して使います。

アプリは、iOS、Androidに対応しています。

 

■その1 外国語が飛び交う街を「字幕付き」で歩いてみる

 

INMO GO3の代表的な機能のひとつが、AIによるリアルタイム翻訳です。
オンライン翻訳では98言語以上に対応し、会話の内容をリアルタイムに翻訳して、レンズ上に字幕として表示できます。
さらに、双方向の会話翻訳にも対応しています。
これを旅行で使ったら、かなり楽しそうです。

 

INMO GO3をかけて、日本語で話すと、設定した言語に自動的に翻訳されます。

 

例えば海外旅行。
レストランに入ると、店員さんが英語で話しかけてくる。

普通なら、「えーっと、今、何と言った?」と、スマートフォンを取り出して翻訳アプリを起動するところです。
ところがINMO GO3なら、会話を聞きながら視界の中に翻訳字幕が表示される。
つまり、「聞く → スマホを取り出す → 翻訳する → 相手を見る」という動作ではなく、「聞く → 視界に表示された字幕を見る」
という流れになるわけです。
これは単なる「翻訳機能」以上に、旅行そのものを変えてくれる可能性があります。

 

海外旅行のイメージ例

 

さらに面白いのが写真翻訳。
海外のレストランのメニュー、駅の案内板、商品パッケージ、観光案内などをカメラで撮影して翻訳することもできます。

そして、ここからが「楽しいニュース.com」流の使い方です。
「日本語禁止旅行」をやってみる。
例えば友人と海外旅行に行ったとき、「今日は日本語をなるべく使わない!」というルールを設定。
現地の人との会話はINMO GO3の翻訳に助けてもらいながら、どこまで現地語だけで旅ができるか挑戦してみるのです。
これなら翻訳機というより、ちょっとした「旅行ゲーム」。
「翻訳してくれるから安心」ではなく、「翻訳してもらいながら現地の言葉を覚える」という使い方もできます。
スマートグラスが、旅行の便利グッズから「旅を楽しむためのゲーム機」に変わるわけです。

 

■その2 街歩きが「AIと一緒に行く探検」になる

 

INMO GO3には、HERE Mapsと連携したARナビゲーション機能も搭載されています。
徒歩や自転車で移動するときに、目的地までの案内情報を視界の中に表示できます。
スマートフォンの地図アプリは非常に便利ですが、地図を見るためにはどうしてもスマートフォンの画面を見なければなりません。

歩きながら、「次は右だったかな?」とスマホを確認する場面もあります。
INMO GO3なら、ナビゲーション情報を視界の中で確認しながら移動できるのが特徴です。

 

街歩きでのイメージ例

 

そして、ここで試してみたいのが、「知らない街をAIと探検する」という遊び方です。
例えば、休日に降りたことのない駅で下車。
目的地をあえて決めず、「この周辺で面白そうな場所を探して」とAIアシスタントに質問してみる。
気になる建物を見つけたら、カメラを使ってAIに説明してもらう。
知らない店を見つけたら、看板やメニューを確認する。
さらに、気になる場所があればナビゲーションで移動する。
つまり、「街歩き+カメラ+AI+ナビ」を一つのデバイスで楽しむわけです。
例えば歴史のある建物を見つけたら、「これは何という建物?」「いつ建てられた?」「この場所に関係する有名人は?」とAIに聞いてみる。
普通なら、写真を撮ってスマートフォンで検索して…という作業になりますが、AIスマートグラスなら「目の前のものを、その場で調べる」という体験に近づきます。
ちょっと大げさに言えば、「AIを連れて街を歩く」感覚です。
知らない街を歩くこと自体が、ちょっとした探検になるかもしれません。

 

■その3 「一人テレビ番組」を作って遊ぶ

 

INMO GO3には、AIテレプロンプターも搭載されています。
プレゼンテーションやスピーチの原稿をレンズ内に表示し、話すペースに合わせて自動スクロールする機能です。
もちろん、仕事のプレゼンでは非常に実用的。
原稿を見ながら話しているのに、視線は相手の方向に向けやすくなるため、自然なプレゼンテーションをサポートしてくれます。
しかし、これを仕事だけで使うのは少しもったいない。
「楽しいニュース.com」流に活用するなら、もっと遊んでみたい機能です。

例えば、「一人テレビ番組」を作ってみる。自分で原稿を作って、カメラの前に立ちます。
「本日のニュースです!」と始めて、AIテレプロンプターに原稿を表示。
これなら、ニュースキャスターのような動画を簡単に撮影できます。
さらに、「今日食べたものランキング!」「近所のおすすめ店ベスト5!」「今週買ってよかったもの!」「今日見つけた面白いもの!」など、内容は何でもOK。

 

AIテレプロンプターを使った社内ミーティングイメージ例

 

INMO GO3は写真・動画撮影にも対応しており、動画は最大60秒の撮影が可能です。
そこで、「今日は何を発見した?」というテーマで、散歩しながら短い動画を撮影。
あとで動画をつなげれば、自分だけの「街歩きミニ番組」が完成します。
YouTubeやSNS用の短い動画を撮影する人なら、テレプロンプター機能を使って「カメラ目線で話し続ける」練習にもなりそうです。
さらに面白いのが、「早口言葉を10個言ってみる」「今日覚えた英単語を使って話す」「AIに出題してもらったクイズに答える」
といった遊び方。
INMO GO3を「仕事を効率化する道具」ではなく、AI時代の新しい遊び道具として使ってみるのです。

 

■会議では「聞き逃さない」が強い味方に

 

もちろん、INMO GO3の実用性を語るうえで外せないのが会議機能です。
会話や会議を録音し、文字起こしを行い、さらにAIによって要約することができます。
会議終了後に、「結局、何が決まったんだっけ?」となることは珍しくありません。
INMO GO3なら、会議の内容を記録して文字起こし・要約することで、後から内容を整理する助けになります。
また、リアルタイム字幕にも対応しているため、会議や講演などで「聞き取り」をサポートする使い方もできます。
ただし、録音や文字起こしを行う場合は、参加者や周囲の人のプライバシーへの配慮が必要です。
INMO GO3にはカメラを物理的に覆うカメラプライバシーカバーも用意されています。
公共の場所などでは、周囲に配慮しながら使いたいところです。

 

■「約58g」でここまでできるのが面白い

 

左の画面のように多様な機能が備わっています。

また、右の画面のように生成AIのような使い方も「INMO GO3」に音声を使って行うことができます。

 

INMO GO3を調べていて特に興味深いのが、機能の多さです。
リアルタイム翻訳。字幕表示。写真・動画撮影。AIアシスタント。AI画像認識。会議録音。文字起こし。AI要約。テレプロンプター。ARナビゲーション。そして、これらをメガネ型デバイスにまとめています。
仕様上の重量は約58g。ディスプレイは640×480、視野角は約30°、最大輝度1,500nits。
4マイク、2スピーカーを搭載し、BluetoothやWi-Fiにも対応しています。バッテリーは270mAhの交換式。
翻訳モードでは最大約3時間、テレプロンプターモードでは最大約3.3時間、音楽・通話では最大約4.5時間の連続使用が可能とされています。
さらに、バッテリーは交換式なので、予備バッテリーに交換することもできます。
充電ケースも用意されているため、外出先での利用を意識した設計になっています。
「スマートグラスは便利そうだけど、バッテリーが切れたら終わりでは?」
という心配に対して、交換式バッテリーという答えを出しているところも特徴です。

 

■ただし「全部自動で魔法のように動く」わけではない

 

ここは購入前に知っておきたいポイントです。
INMO GO3は非常に多機能ですが、すべての機能が単独で完結するわけではありません。
iOS/Androidスマートフォンとの連携が必要な機能もあり、アプリ、OS、通信環境、利用地域、設定などによって利用条件が異なります。
また、AIによる翻訳や画像認識などは、周囲の騒音や通信環境、話し方などによって結果が変わる可能性があります。

つまり、「AIだから何でも完璧にやってくれるメガネ」ではなく、「スマートフォン+AIの便利な機能を、視界の中に持ってくるデバイス」と考えると分かりやすいでしょう。
その意味では、スマートフォンを完全に置き換える製品というより、スマートフォンとの役割分担によって便利になる製品です。

 

■「INMO GO3」はこんな人におすすめ

 

では、どんな人がINMO GO3を楽しめるのでしょうか。

まずおすすめしたいのは、海外旅行が好きな人。
翻訳、写真翻訳、ナビゲーション、カメラという組み合わせは、旅行との相性がかなり良さそうです。
次に、AIを日常生活で積極的に使ってみたい人。
スマートフォンを取り出してAIに質問するのではなく、「目の前のものを見ながらAIに質問する」という新しい使い方を体験できます。
そして、プレゼンや動画撮影をする人。
テレプロンプターによって、原稿を確認しながら自然な視線で話すことができます。
さらに、会議や講演の記録を効率化したい人にも注目の製品です。

 

■INMO GO3を買うなら?

 

日本向けのBlack Silverモデルは、ビックカメラなどの家電量販店で販売されています。

ビックカメラ.comでは99,800円(税込)で掲載されています。
また、発売時の案内では、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、エディオン、ヤマダデンキ、ジョーシン、ケーズデンキなど、全国の家電量販店での取り扱いが案内されています。
オンラインではAmazonでBlack Redモデルの販売が案内されています。
また、8月16日まで、二子玉川 蔦屋家電では実際にINMO GO3を体験できる機会も用意されています。
購入前に実物を試せるのであれば、装着感やレンズ内の表示が自分に合うかを確認しておくと安心です。

 

■まとめ スマートグラスは「未来の道具」から「毎日の遊び道具」へ

 

スマートグラスというと、どうしても「未来の技術」というイメージがあります。
しかしINMO GO3を見ていると、むしろ、「スマートフォンでやっていたことを、もっと自然な形で日常に持ち込む」という方向に進んでいるように感じます。

外国語を字幕で見る。知らない街をAIと一緒に歩く。目の前のものについてAIに質問する。会議を自動的に記録する。

プレゼン原稿を視界に表示する。そして、ちょっと変わったところでは、AIテレプロンプターを使って「一人テレビ番組」を作ってみる。
仕事の効率化だけではなく、旅行、街歩き、動画撮影、学習、ちょっとした遊びまで広がっていくところが、INMO GO3の面白さです。
スマートフォンが「手の中のコンピューター」だとすれば、INMO GO3は、「視界の中のコンピューター」。
これまでスマートフォンの画面を見ていた私たちが、これからは「目の前の世界を見ながらAIを使う」ようになる。
そんな未来を、約58gのメガネで先取りできるのがINMO GO3なのかもしれません。
「便利だから買う」だけではなく、「これを使って何をしたら面白いだろう?」と考えたくなる。
そんなところが、INMO GO3の一番楽しいところではないでしょうか。

 

■INMO GO3 主な仕様

 

製品名: INMO GO 3 AIスマートグラス
重量: 約58g
ディスプレイ: 両眼グリーンMicroLED+回折光導波路
解像度: 640×480
視野角: 約30°
最大輝度: 1,500nits
カメラ: 写真・動画撮影対応
動画: 最大60秒
マイク: 4マイク
スピーカー: 2スピーカー
翻訳: オンライン98言語以上、オフライン9言語
AI: AIアシスタント、画像認識、AIノートなど
会議機能: 録音、文字起こし、AI要約
ナビ: HERE Maps連携ARナビ
バッテリー: 270mAh交換式
対応OS: iOS/Android
希望小売価格: 99,800円(税込)
発売日: 2026年7月30日

※仕様・価格・販売状況は2026年8月14日時点の情報です。今後のアップデートなどによって変更される場合があります。

※本記事の製品情報は、INMO日本、TD SYNNEX、シルバーアイなどが公開した情報をもとに構成しています。
実際の使用感、翻訳精度、AIの回答内容、バッテリー持続時間などは、使用環境によって異なる場合があります。

 

■販売・体験情報

・希望小売価格:99,800円(税込)

・発売日:2026年7月30日(木)

・オンライン販売チャネル(Black Redのみ):Amazon

・オフライン取扱店舗(Black Silverのみ):ヨドバシカメラ、ビックカメラなどの家電量販店約47店舗

 

(試用: 編集部)