世界中の美味しい食べ物や名店が集結している都市・東京。
そんな東京では、地元の懐かしいあの味を堪能することもできます。
そこで!愛知県出身の私がオススメする、東京で食べられる名古屋めしをご紹介します( ´ ▽ ` )ノ
名古屋の高級食材といえば、名古屋コーチン!お肉が美味しく、卵をよく産むので、「卵肉兼用種」に分類されます。正式な品種名は「名古屋種」です。
秋田県の比内地鶏、鹿児島県の薩摩地鶏とならんで「三大地鶏」といわれています。名古屋が全国に誇るブランド鶏なのです。
そんな名古屋コーチンの焼き鳥を食べられるお店が、東京にあるんですよ。
「西麻布TORI+SALON」
六本木通り沿いにあるお店ですが、目立った看板は出ていません。ビルの2階にあり、隠れ家のような雰囲気を感じされる店構えです。
今回は、おまかせのコースをいただきましょう。
きゅうりの浅漬けからスタートします。
小鉢です。
鳥雑炊と鳥わさ。
焼き鳥だけでなく、小鉢も名古屋コーチンです。
ここで、串が登場!
1本目はささみ。梅のソースが添えられています。
波のようなこの刺し方は、踊り串。
鮎などの魚を姿焼きにするときの串打ちの方法で、泳いでいる姿を模しています。
焼き鳥で踊り串は、珍しいですねヽ(*^ω^*)ノ
サラミのサラダと高糖度トマト。
トマトにかかっているのは、自家製の青海苔ソースです。
続いての焼き鳥は、手羽先。
香ばしい!!
骨付きですが、丁寧に処理されているので食べやすかったですよ。
こちらは、フォアグラの茶碗蒸し!
名古屋コーチンの卵を使用しています。
具が入っていないシンプルな茶碗蒸しの上に、フォアグラが乗っています。これは、初めて食べる組み合わせでした(*゚▽゚*)相性良いですね!
優しい味付けの茶碗蒸しと、濃厚なフォアグラはバランスが良いです。和洋折衷な一品で、フレンチにも登場しそうな味わいでした。
3本目はねぎまです。
名古屋コーチンらしい、弾力のある食感です。噛むたびに、コクのある旨味を感じられます。
続いて、鳥麻婆です。
鶏ひき肉が使われています。お豆腐の代わりに厚揚げを入れているのは、さっぱりしている鶏肉との油のバランスが考えられているのでしょうか。
中華で食べる麻婆豆腐よりも甘みがあり、初めて食べる味でした。
4本目のレバーと、5本目のももです。
ももは、皮はカリッと焼かれ、お肉はよくしまっていて、歯ごたえがしっかりしています。
なんとこの焼売も、鶏肉でできた、鳥焼売です(゚o゚!!
焼売まで名古屋コーチンを使用するという、強いこだわり。
最後の串は、うずらの卵です。
ここまで名古屋コーチン尽くしだったので、思わず「これも名古屋コーチンですか?」と聞きそうになりました(笑)
燻した香りに誘われて、最後の串をあっという間に食べ終え、だいぶお腹がいっぱいになったタイミングに登場したのは、じゃがいものスープ。
ごぼうの唐揚げが入っていました。これまでの流れで、このスープが出てくるのは意外でしたが、じゃがいもの甘みとごぼうの香ばしさは食が進みますね。
〆のご飯は、卵かけご飯かカレーライスの2択です。
カレーも惹かれますが、オススメされた卵かけご飯をチョイスしました。
ご飯に、名古屋コーチンの生卵と醤油をかけ、トリュフオイルを垂らしたシンプルな一品。
名古屋コーチンの卵は、卵黄の色が濃いのが特徴です。味も濃厚!
ご飯を優しく包み込み、まろやかな味わいです。さらに、鼻に抜けるトリュフの香りがたまりません。
お腹いっぱいにも関わらず、さらさらと、あっという間に口に入っていきました。
デザートは、プリン。
このプリンも、もちろん名古屋コーチンの卵が使用されています。
コクがある卵で作るプリンは濃厚で、滑らかな舌触りでした( ^∀^)
お肉も、卵も、名古屋コーチン尽くし!!
名古屋コーチンの色々な魅力を、目で、舌で、感じられますよ。
(執筆・モデル 久保井朝美、撮影 森川創)
関連リンク:
▼西麻布TORI+SALON
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13025066/
▼久保井朝美プロフィール
http://www.weathermap.co.jp/caster/kuboi-asami/