突然ですが、皆さんはどれくらい英語を話せますか?
海外旅行に行く場合はもちろん、最近では日本に訪れる外国人観光客も増加し、英語を話す機会が以前に比べて増えてきたような気がします。
でも、学生の頃に勉強した教科書英語は、実際に現地の方が使っている英語とかなり異なっているようです。
楽しいニュースでは、海外旅行や街で外国人に話しかけられたときなど、ちょっとしたシーンで役に立つ英会話を不定期でお届けします!
それでは、早速第1回目のレッスンに行ってみましょう!!
第1回 「How are you?」
学校の英語の授業でも最初に勉強するとおり、アメリカ・カナダでは、会話の始めに「Hi! How are you?」(やあ、調子はどう?)とよく聞かれます。
実はこの挨拶、友人との会話だけではなく、お店のレジでお金を払うときや、レストランのウェイターさんが水を注ぐとき、タクシーを乗るときも聞かれるのです!
日本人にはなかなか馴染みのない習慣のため、どうして初めて出会ったお店の店員さんが「調子はどう?」と聞いてくるのだろう?と不思議に思うかもしれません。
そして、日本人の多くが返してしまう返答が、学校の授業でよく使った
「I’m fine, thank you.」
だと思います。
でも、実はこの返事、現地の外国人にとっては少し古くさい表現なのだそうです…。
今回はこの挨拶に対して、自然な返答の仕方を紹介しようと思います。
その前に、「How are you?」とほとんど同じ意味の言葉を紹介します。
以下の英語で聞かれることもありますが、返答の方法は同じです。
How are you doing? | 元気ですか? |
How are you today? | 今日の調子はどう? |
Hi, how is it going? | こんにちは、元気? |
返事は友人でもショップの店員さんでも、基本的に笑顔で「Good」と一言返せば、充分です。
しかし、その時の気分次第で返答の方法を変えることもできます。
以下を参考に、その時の気分で答えてみても良いかもしれません。
主語を付けて「I’m good.」と返答するよりは、「Good」と一言返した方が自然です。
少し英会話に自信のある人で、相手とやり取りしたい場合、相手の調子も聞いてあげましょう。
「And you?」か「 How about you?」と聞くと良いでしょう。
海外旅行をしている場合は、自分が楽しく過ごせていることや、滞在している場所が快適であること、親切にしてもらえた感謝の気持ちを伝えると良いと思いますよ。
This shop is fun.
This is a lovely shop. |
このお店、面白いですね。
素敵なお店です。 |
New York is wonderful! | ニューヨークはすばらしいですね! |
I really enjoyed the food. | 本当に美味しかったです。 |
I had a great time. | 楽しかったです。 |
では、今日紹介した文章をまとめて、練習してみましょう。
とあるギフトショップのレジでのシーンの会話です。
店員: Hello, how is it going?
私:Great! And you?
店員:Good.
私:This is a lovely shop. I had so much fun.
店員:Thank you. Come again.
私:I will, surely.
訳)
店員: いらっしゃいませ。調子はどう?
私:最高だよ!あなたはどうですか?
店員:(調子は)良いですよ。
私:素敵なお店ですね、とても気に入りました。
店員:ありがとう。また来てくださいね。
私:もちろん、また来ます。
いかがでしたか?
お店の店員さんの「How are you?」は日本での「いらっしゃいませ」と同じような感覚で使われているようです。
でも、だからと言って無視してしまうのも何だか感じが悪いですよね。
一番分かりやすい英会話ですし、ぜひ怖がらずに「Good」と一言だけでも返してみましょう!