女子旅の行き先として挙げられることが多い温泉地!
旅館で温泉に入って、食事をして、眠くなるまでおしゃべりをする時間は癒しのひとときです。
現地を散策したり、芸術鑑賞したり、体験などのアクティビティーもできたら、さらに素敵ですよね。
今回は、そんな欲張りな女子旅を提案します(((o(*゚▽゚*)o)))
行き先は、箱根です!
今回箱根を選んだ理由の1つは、今年3月にデビューした「ロマンスカーGSE」です。
GSEというのは「Graceful Super Express」の略で、Graceful=優雅に箱根までを走る電車という思いが込められています。
特徴は何と言っても、展望車両!
前面は大型の窓で、これまでのロマンスカーよりも広い眺望を楽しむことができます。
新宿駅からロマンスカーに揺られること1時間半弱、箱根湯本駅に到着しました。
ちょうどお昼時なので、早速ランチへ向かいます。
箱根湯本駅から景色を楽しみつつ、徒歩8分。
箱根名物の自然薯蕎麦を提供している「はつ花そば」です。
1925年(大正14年)創業の老舗蕎麦屋です。
なんと、こちらのお蕎麦は水を使っていないのです。
蕎麦粉、小麦粉、卵、自然薯だけで打った独自の仕上げ方をしています。
こちらが、1番人気の「せいろそば(冷)」。とろろにつけて食べる「つけとろ」です。
蕎麦は細く、コシは弱めです。卵や自然薯を使っているためか、甘みを感じました。
自然薯のとろろはとても弾力があって、蕎麦によく絡みます。自然薯の風味豊かな味わい♪
「山かけそば(温)」は、温かい蕎麦に自然薯のとろろをかけた一品です。
冷たい蕎麦に自然薯のとろろをかけた「貞女そば(冷)」もあります。
続いては、箱根湯本駅から箱根登山バスで40分。
箱根町仙石原にある、「ポーラ美術館」に到着しました。
以前からとても行きたかった場所です(〃ω〃)
自然の中にある建物は、開放感があって素敵な雰囲気でした。
常設展では、印象派の作品を多く所蔵しています。
私が大好きなモネの作品が多数!
クロード・モネ「睡蓮の池」
他にも、ゴッホやルノワール、ピカソなどの作品が展示されています。
フィンセント・ファン・ゴッホ「ヴィゲラ運河にかかるグレース橋」
作品にもよりますが、写真撮影もできます。
再び箱根登山バスに乗って15分、強羅駅から徒歩1分。
今夜の旅館は「季(とき)の湯 雪月花」です。
女子に嬉しいサービスがいっぱいあります。
その1つが、色浴衣の無料貸し出しサービスです。
色も柄もバリエーションが豊富で、なかなか決められないほど種類が多かったですよ。
お部屋のテラスから見える景色は緑が広がっていて開放的です。
そして、全てのお部屋に、ヒノキの露天風呂が付いています。
夕食は、旅館内の食事会場で、懐石料理をいただきました。
見た目にも鮮やかな先付と前菜から始まり、お造り3種盛り、豚と豆腐の味噌焼き、目光あられ揚げと蓮根挟み揚げと山菜の天ぷらに続き、鍋物はつみれ鍋でした。
ご飯は、桜海老釜飯。
ふわっと桜海老の香りが鼻腔をくすぐりました!
おかわりするほど美味しくて、おこげも香ばしかったです。
デザートは、アセロラのジュレと葛水晶餅でした。
いよいよ旅のメイン、温泉です。
温泉は、「強羅温泉」と「大涌谷強羅温泉」の2つの源泉かけ流しです。
大浴場は男女それぞれ2ヶ所です。大湯屋「玉桂の湯」には数種類の内風呂と大きな露天風呂があります。夜はライトアップされていて、幻想的な雰囲気でした。
炭酸泉「湯の間」もありました。
さらに、貸切露天風呂「杜の湯」は3ヶ所あり、無料で入ることができます。
お風呂上がりには、アイスキャンディーやドリンクのサービスも!
今回は、マッサージ付きの宿泊プランを予約しました。
私は、60分の全身アロママッサージをしていただきました。
温泉でリラックスした上に、マッサージも受けて、移動や日中歩いた疲れが一気に取れました。
後編は、温泉女子旅の2日目。
クラフト体験に挑戦します。そして、世界的に有名なシェフがオープンしたレストランでランチをいただきます!
(執筆 久保井朝美、 撮影 森川創)
関連リンク:
▼小田急電鉄
▼箱根湯本 はつ花そば
http://www.hatsuhana.co.jp/info.htm
▼ポーラ美術館
▼季の湯 雪月花
https://www.hotespa.net/hotels/setsugetsuka/
▼久保井朝美プロフィール