この10年でスマホは急速に普及しました。この記事もスマホで見ている、という人も多いんじゃないでしょうか。SNSの投稿やブログの更新はスマホから、というのも当たり前。今ではスマホの業務利用というのも、そう珍しくはなくなりましたね。
普段はスマホしか使っておらず、パソコンなんて学校の授業で少し使っただけ。パソコンの操作になかなか慣れない、マウスは使いにくい。そう思っている人はいませんか?
この連載ではそんな人のために、パソコン(Windows)の基本的なショートカットキーを紹介します。パソコンの使い方については他のサイトを参照してみてくださいね。
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ショートカットってなに?
ショートカットキーとは操作を短縮するための、ちょっとした裏技みたいなものです。主にキーボードのキーを組み合わせて使います。例えば文字をコピーする場合、マウスとキーボードではこんな感じで操作します。
マウスを使う場合
コピーする文字をマウスで選択(ドラッグ)します。
右クリックし、「コピー」をクリックします。
ペースト(貼り付け)したい場所をクリックします。
右クリックし、「貼り付け」をクリックします。
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キーボード(ショートカット)を使う場合
コピーする文字をShiftキー+矢印キーで選択します。
- Ctrlキー+Cを押してコピーします。
- ペースト(貼り付け)したい場所に矢印キーで移動します。
- Ctrlキー+Vを押してペーストします。
手順に表すと同じくらい手間がかかっているように思うかもしれませんが、マウスを使った方法ではマウスカーソルを合わせる必要があります。慣れてくればキーボードのショートカットのほうが速くなる・・・かもしれません。
絶対にショートカットキーのほうが効率よく、ショートカットキーを使わなければならないというものではありません。「キーボード操作なんかよりも直感的なマウス操作のほうが操作しやすい!」という人も、当然いると思います。マウスとショートカット、どちらが自分に合った方法なのかを見つけてください。
ショートカットの操作に使うキー
ショートカットで主に使うキーを紹介します。次回以降、これらのキーを組み合わせたショートカットを紹介しますので、「こんなキーを使うんだなー」程度に見てくださいね。
アルファベットキー
アルファベットの刻印されているキーです。キーボードによっては刻印がないものもありますが、そんなキーボードを使っている人はこんなページを見ることはないと思います。
数字キー
数字の刻印されているキーです。数字キーはキーボードの最上段のキーを使います。キーボードの右側にある、数字のまとまったテンキー(10キー)では動作しない場合があります。何故だろうかと不思議に思うかもしれませんが、世の中には不思議なことがあるものだと思ってください。
ファンクションキー
最上段の数字のさらに上にある、F1~F12キーです。押すとこれだけでショートカットが実行されます。うっかり押してしまうキーのひとつです。
Ctrlキー
コントロールキーと読みます。押しただけでは何もなりません。ショートカットキーでは一番よく使うキーのひとつです。キーボードの最下段の左右に配置されていることが多いです。ショートカットキー以外で使われていることを知りません。
Shiftキー
シフトキーと読みます。押しただけでは何もなりません。Ctrlキーの上あたりに配置されていることが多いです。押しっぱなしでアルファベットキーを押すと大文字/小文字に、数字キーなどを押すと記号を入力します。
Windowsキー
ウィンドウズキーと読みます。押すとWindowsメニューを表示します。Ctrlキーの隣あたりに配置されている、ウィンドウズマークのキーです。なんでキーボードに絵があるの?と不思議に思うかもしれませんが、世の中には不思議なことがあるものだと思ってください。キーボードによっては、他の不思議なマークになっている場合があります。
Altキー
オルトキーと読みます。押しただけでは何もなりません。Alternative(代わり)の略で、Shiftキーと同じような役割のキーです。
Enterキー
エンターキーと読みます。押すと改行を入力します。アルファベットキーの右側あたりにある、ちょっと大きめのキーです。
スペースキー
キーボードの最下段にある、押すと空白を入力します。何も書かれてない細長いキーです。
Tabキー
タブキーと読みます。押すと長めの空白を入力します。
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