昨年12月、品川プリンスホテルの最上階にオープンした「DINING&BAR TABLE9 TOKYO(テーブルナイントーキョウ)」。
東京の食のエンターテインメントを体感できる最先端のスポットです。
「東京の夜を、エキサイティングに。」をコンセプトに、バラエティに富んだ9つのダイニング&バーがあります。
その1つが「AWA LOUNGE(アワラウンジ)」です。
夜はシャンパンやタパスが提供されるバーで、昼間はスイーツビュッフェを行なっています。(13:00~15:00または15:00~17:00、2時間入れ替え制)
平日でも満席の日が多いので、事前に予約をした方が良さそうです。
ホテルのラウンジらしい、落ち着きがありつつラグジュアリーな空間が広がっています。
39階にあるので、眺めは抜群です。
東側のラウンジは海側に面していて、天井や壁には、水面の輝きや波のうねりや流れが表現されています。
そして、ガラスアートが施されたビュッフェ台には、約30種類のスイーツが並んでいます。
ケーキから焼き菓子までズラリと陳列されていて、どれも美味しそうです。
左から「マカロン(カシス・ピスタチオ)」「カシスムース」「チーズスフレ」「ガトーショコラ」「ミニカヌレ」
手前から「レインボーブレッドのフルーツサンド」「マンゴータルト」「バナナとチョコレートケーキ」
「レインボーブレッドのフルーツサンド」は、レインボーの食パンに、生クリームとフルーツがはさまれています。フォトジェニックで人気があるそうです。
「バナナとチョコレートケーキ」は、スライスされたバナナがたっぷり入っています。濃厚なチョコレートクリームと相性良いです。
ショーケースの中のスイーツは、オーダーするとお皿に盛り付けてもらえます。
左上から時計回りに「桃のスープ仕立て」「ホワイトチョコレートムース ミントゼリー飾り」「スイカのベリーヌ」「パンナコッタ カシスゼリー ブルーベリー飾り」「ブルーキュラソーゼリー」「バナナブリュレ」
夏にぴったりの涼しげで、美しいカラフルなラインナップです。
「桃のスープ仕立て」は、ピューレにした桃を使用していて、濃厚な桃を感じられました。
1番人気は、「パンナコッタ カシスゼリー ブルーベリー飾り」です。
私が特に印象に残ったスイーツ。
「パッションフルーツキューブムース」
なめらかな舌触りで、酸味が爽やかなパッションフルーツのムースです。中央にはマンゴーが乗っています。
こちらも旬のパッションフルーツを使った「パッションフルーツのバブカ」。
パッションフルーツやマンゴーの他にも、スイカ、桃、メロンなど、旬のフルーツを使ったスイーツが多いのが特徴です。
ラインナップは、月ごとにガラリと変わるそうです。
また、ドリンクはコーヒーや紅茶、ジュースなど19種類あり、オーダー制。
「コーヒーサンミゲル」はグアテマラ産の豆で、しっかりコクがあって苦味と酸味のバランスが良く、スイーツに合います。
景色を眺めながら、スイーツとドリンクを堪能していると、シェフからの一品が提供されました。
「生クリームで覆われたアイスクリーム」
名前の通り、アイスクリームが生クリームで包まれています。フワッと柔らかい生クリームと、しっかりした食感の濃厚バニラアイスクリームは、こだわりを感じるバランスの良さです。
下には、甘すぎないカステラが合わせられています。マンゴーソースは、果肉感たっぷりで、マンゴーはもっちりした食感です。
それぞれに美味しく、一緒に食べれば口の中でカルテット(四重奏)のハーモニーが奏でられました♪
スイーツだけではなく、軽食もあります。
サラダや前菜、グリル料理、パンなど、約20種類が並んでいます。
冷たい前菜の「タコとじゃがいものマリネ ジェノベーゼ風」「スモークサーモンと根菜のサラダ」「パストラミビーフ」。
「シーフードマカロニグラタン」
軽食を食べると、またスイーツが食べたくなりました(笑)
ホテル最上階で、美味しいスイーツと素敵な景色を楽しみながら、優雅なひとときを過ごすのはいかがでしょう。
(執筆 久保井朝美、 撮影 森川創)
関連リンク:
▼DINING&BAR TABLE9 TOKYO
https://www.princehotels.co.jp/shinagawa/restaurant/table9tokyo/
▼久保井朝美プロフィール