きのう（土）は、お天気キャスターの森田正光さんと愛知県の日進市民会館で講演会でした。
森田さんも私も愛知県出身ですが、私は愛知県での講演会は初めてで、地元に貢献できてとても光栄です。

今回のテーマは「地域防災を考える～気象災害から身を守るために～」。
今年 7月、100年に一度の大雨といえる西日本を中心とした「平成 30年 7月豪雨」がありました。
昨年は九州北部豪雨、2015年には鬼怒川が決壊した関東・東北豪雨、2014年は広島で土砂災害が発生した豪雨がありました。
近年、豪雨による気象災害の頻度が高くなっています。

原因の1つは、気温の上昇です。
世界の平均地上気温が上昇して、雨のもととなる水蒸気が発生しやすくなり、大雨になりやすくなっています。
災害が増加していることを自覚して、日頃から防災の意識をもつことが大切です。

そして、今夜からオリオン座流星群が極大を迎えます。
全国的に晴れますが、都市部の明るい空では 1時間空を眺めていて、運が良ければ流星が 1、2個見られる程度でしょう。
星の観測が難しいのは、ビルなどの明るさに加え、月が明るいためです。
今夜は、十三夜。
9月の中秋の名月に次いで月が美しく、栗をお供えすることから「栗名月」ともいいます。
2つの天体ショーが重なる夜に、空を見上げてみてはいかがでしょう？

久保井 朝美 (くぼい あさみ)

• 久保井朝美さん（気象予報士）プロフィール
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