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2019.01.14科学・Tech

成人の日の由来 小正月とは 久保井朝美

 

きょう(月)は「成人の日」です。新成人のみなさん、おめでとうございます。
成人式からちょうど10年経ちました、久保井です。

 

成人を祝う儀礼は、男子は奈良時代からある「元服」、女子は平安時代からある「裳着(もぎ)」など、古くからあります。
ただ、年齢は12~16歳に行われていました。

 

20歳を対象とする、現在のような成人式が始まったのは、第二次世界大戦後です。
敗戦後の日本において、新成人を元気づけたいという思いがあったそうです。

 

1948年に国民の祝日に制定され、1999年までは 1月15日でした。
それは「小正月(こしょうがつ)」であるこの日に、元服の儀が行われていたからです。

 

ちなみに、小正月には米と小豆を煮込んで作る「小豆粥」を食べる慣習があります。
小豆は邪気を祓うことができるといわれ、1年の健康を祈って食べるそうです。
小豆は、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富で、お粥は栄養の吸収が良いので、体のために良さそうですね。