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2019.03.12ご当地・観光, 癒し系・女子向け

有機栽培の野菜ランチ お花見できる目黒川カフェ

 

春は出会いと別れの季節。3月から4月にかけては送別会や歓迎会など、外食の機会が増えてつい飲みすぎたり食べすぎたりしてしまうシーズンでもあります。

そこで、野菜をしっかり摂って、体をリセットできるカフェに行ってきました。

 

 

中目黒駅から徒歩12分、目黒川沿いにある「マザーエスタ(mother esta)」です。

 

 

毎朝、こだわり野菜の青果店「築地厨房」から届けられる新鮮な野菜や果物を使ったお料理を提供しています。自然栽培、有機栽培、無肥料、無農薬の野菜や果物を味わうことができます。

ランチBコースをいただきました。

 

 

まずは、4種の小さな前菜です。写真左から、自家製ピクルス、カブとアスパラガスの粒マスタードマリネ、根菜と大山どりのガランティーニ、赤大根のバルサミコ煮込みでした。

 

 

自家製ピクルスは酢の酸味がまろやかで食べやすく、カブとアスパラガスの粒マスタードマリネは野菜のしっかりした食感が際立っていました。カブが非常にジューシーだったのが印象的です。根菜と大山どりのガランティーニは、赤ワインとビオレマスタードの華やかな風味のソースがしっとりした鶏肉に絡んで美味しかったです。金柑は、意外と酸味が強くてさっぱりしています。

赤大根のバルサミコ煮込みは、とても柔らかく煮込まれていて、バルサミコの酸味が赤大根の甘みを引き立てていました。

前菜から、多くの種類の野菜が登場して、嬉しくなります。

 

 

本日の有機野菜スープは、じゃがいものポタージュでした。

じゃがいものスープというとビシソワーズを思い浮かべますが、それとは違うトロリとした舌触りのスープです。片栗粉を思わせるとろみがあり、じゃがいも本来の甘みを感じる優しい味付けでした。

 

 

メインディッシュは、4種類の中からチョイスします。本日のスペシャルプレートの骨付き大山どりのコンフィをいただきました。天然酵母のパン付きです。

じっくりとオイルで煮たお肉はホロホロと柔らかく、スルッと骨から外れました。そして、サイドにはたっぷり野菜が添えられています。

 

 

まるごとグリルされた玉ねぎは、柔らかく、甘さが引き出されていました。キャロットラペは、食感がしっかりシャキシャキしていて強い人参の風味が美味しいです。

それぞれ野菜そのものの美味しさが生かされていました。

 

メインディッシュは、他にサラダ、オーガニックベジタブルカレー、野菜が主役のパスタがあります。

 

 

こちらは、エスタサラダです。お皿から溢れるほどに野菜が盛り付けられたサラダで、約30種類の野菜をいただくことができます。

ドレッシングは、人参すりおろし、アンチョビ味噌、味噌フレンチの3種類で、全て自家製オリジナルです。アンチョビ味噌につけると、バーニャカウダのようにいただくことができます。

 

 

2種のデザートは、ほうれん草ミルクのアイスクリームとベリーのブラウニーでした。

ほうれん草をアイスクリームにするとは、さすが野菜のカフェです。

 

 

食感ではほうれん草の繊維を感じ、ほのかにほうれん草の香りがしますが、味はミルクです。食べやすい、軽やかなミルクアイスクリームでした。野菜が入っていると、スイーツを食べる罪悪感が軽減されます(笑)

ベリーのブラウニーは、こってり濃厚なチョコレートにベリーの酸味がマッチしたケーキでした。

 

食後のドリンクは、コーヒーや紅茶、数種類のハーブティーなどがあります。

 

 

さつま芋紅茶は、ミルクティーにするのがオススメだそうです。焼き芋のような香りが漂い、ミルクと砂糖を入れるとさつま芋のアイス味になりました。

野菜をたくさん食べることができて、満足度が高いランチでした。

 

こちらのカフェは、目黒川沿いというロケーションなので、お花見を楽しむこともできます。

ウェザーマップの「さくら開花前線」によると、今年の東京のさくらの開花は3月21日、満開は3月30日と予想されています(3月11日発表)。見頃は3月28日〜4月4日頃の見込みです。

 

 

こだわりの野菜たっぷりのヘルシーな食事をしながら、さくらを愛でる贅沢を堪能するのはいかがでしょう。

 

(執筆 久保井朝美、 撮影 森川創)

 

関連リンク:

▼マザーエスタ

https://www.mother-esta.com/

▼久保井朝美プロフィール
http://www.weathermap.co.jp/caster/kuboi-asami/