「お天気番組・お天気コーナー人気ランキング 2018」で第３位に輝いた ウェザーニューズのお天気番組「ウェザーニュースLiVE」を担当されている チーフディレクターの福嶋貫太郎さん（以下、福嶋さん）とお天気キャスターの駒木結衣さん（以下、駒木さん）にインタビューしてきました。
福嶋貫太郎さん
—– まずは、ご存知ない方のために ウェザーニュースLiVEの紹介をしていただけますか？
福嶋さん：
会社名がウェザーニューズ で、気象ニュースとしてのコンテンツ名称が「ウェザーニュースLiVE」で BtoC（ビジネストゥーカスタマー）、あるいは、BtoS（ビジネストゥーサポーター）として一般の個人向けに「ウェザーニュース」という名称で提供しています。
弊社では、カスタマーのことを、番組を支えてくれるサポーターと呼んでいます。
ウェザーニューズでは、会員の方が撮った写真（ウェザーリポート）を投稿してもらい、気象予報士がそれを参考にして、どの場所で、どういった空模様になっているか確認して天気予報を作っています。写真を送ってくれる人をウェザーリポーターと呼んでいます。また、家庭にポールンロボという観測機を置いてくれる人もいます。
サポーターというのは、番組の視聴者の方やウェザーリポーター、観測機を置いてくれる人をまとめてそう呼んでいます。
元々は、2009年に放送していたSOLiVE24という前身の番組があって、ネットでのストリーミングオンライン番組を24時間365日、提供開始しました。その後、インターネットで配信できる媒体が増えてきて、YouTube Liveやニコニコ生放送、LINE、FRESH LIVEなどでも提供するようになってきて、気象・災害情報として重要性が高まり、公共性が問われる存在になってきました。そこで、気象情報番組として、わかりやすく会社の名前を付けようということになって、昨年から「ウェザーニュースLiVE」に名称を変更しました。
駒木結衣さん
—– 一番良く視聴されるのはどの時間帯ですか？
福嶋さん：
通勤・通学時間帯の、朝と夜が多いですね。あと台風や地震など災害時などもよくご覧いただいています。
駒木さん：
番組をご覧になってくださる視聴者、サポーターの方からのコメントをたくさんいただくことで、ありがたいな～、嬉しいな～と思いながら、番組を進めています。
—– 24時間ずっとお天気に関する情報を発信するというのはすごいですね。
福嶋さん：
朝5時からウェザーニュースモーニングという番組が開始されて、3時間区切りで、キャスターが交代して、6番組が23時まで行っています。24時以降は、サポーターのみなさんからいただいた写真を紹介したり、動画の投稿を流したりしています。台風や地震などの特殊な場合は、24時以降も番組を切り替えて、速報をお伝えしています。
—– 3時間の番組はどのようにして作っていくのですか？
福嶋さん：
ウェザーニューズの基本的な気象予測を使って、テレビやスマートフォンで放送・配信される個人向けの天気予報番組に合わせて、ディレクターが流れや構成を考えて、キャスターがサポーターのみなさんからの情報を集約したり、天気の見解や伝え方をまとめたりして、番組を作り上げていきます。気象情報を伝えることが一番のメインですので、キャスターはその日に一番伝えなくてはいけないエリアのポイントを朝からどんなレポートが届いているかとか、1日の変化とかを全体的に見ています。
駒木さん：
まだお天気キャスターになって5か月目で、まだまだ勉強中なんですが、季節に関する情報をわかりやすく伝えるためにまとめたりとかしています。また、個人的にウェザーニュース「さくらCh.」で紹介した桜の名所などに行って撮った写真を紹介したりしています。
どういう意図でディレクターさんがその写真を選んだかという意図をくみ取って、ウェザーニュースで解析した予報を見ている人の立場に立って、どう伝えるべきかを考えながらやっています。
—– 就職面接みたいな質問(笑)ですが、駒木さんがウェザーニューズで働きたいと思ったきっかけは何ですか？
駒木さん：
情報を伝える仕事がしたいと思って就職活動をしていました。その一つとして、お天気を伝える仕事もしてみたいと思い、ウェザーニューズのオーディションに応募しました。
こういう空模様のときは、次にこういう天気になるといった知識を増やして、コメントできるようになりたいです。
第3位の記念銅メダルと賞状
—– 「お天気番組・お天気コーナー人気ランキング 2018」で第３位に輝いたことについて、コメントをいただけますか？
福嶋さん：
実はランキングイベントを実施されていることをまったく把握していなくて、投票を呼びかけたりしていない中での第3位というのは逆に嬉しかったです(笑)
たぶん番組でどんなに告知をしても、実際に投票というアクションをしてくれる方は限られると思うのです。1位は目指したいですが、世間的に認知されている AbemaPrimeさんもすごいですから、第3位というのは、くやしい反面、嬉しいですし、この順位には納得しています。
—– その AbemaPrimeさんは、先日のインタビューで、番組の枠を越えて、他の番組との共同企画を行いたいと、とても積極的なのですが、ウェザーニューズさんはいかがですか？
福嶋さん：
ウェザーニューズは媒体とかテレビ局のような枠組みがそもそもないので、枠を破って自由にやろうという感覚すら持ち合わせていません。なので、呼ばれたら、どこでも行きたいなあと思っています(笑)
—– 駒木さんに AbemaPrimeさんから出演オファーが来ても大丈夫ですか？(笑)
福嶋さん：
全然大丈夫です。
駒木さん：
はい、喜んで！(笑)
福嶋さん：
うちは天気しかないですし、自分たちの場が、みなさんの集う場、仲良くなれる場になれば良いと思っていますので、ぜひやりたいですね。
—– PRしたいことや やってみたいことは何かありますか？
駒木さん：
来月でデビュー半年ということでまだまだ学ぶことはたくさんあるのですが、サポーターのみなさんとより近い距離感で情報を伝えられるキャスターになっていけたらと思います。
福嶋さん：
番組として求められているのは災害時に即時性のある情報で、来年、次世代モバイル通信5Gが実現したときに、気象情報の重要性や公共性が高まってくると思いますので、天気で信頼される番組にしていきたいと思います。ちょっと堅いですね(笑)
堅いのが目標ですが、堅いだけの放送では毎日 観てもらえないので、毎日 観てもらえるための面白さと演出は充実していきたいと思っています。
地震発生時や大雨の時に現地の様子をライブカメラで観ることができるとか、現地に詳しい解説者がいるとか、キャスターも別の切り口で面白く表現できるとか、どこにもない気象情報番組、ずっと観続けられる気象情報番組を作りたいです。やっぱり、がっちがちに堅い感じですね(笑)
—– 駒木さん、プライベートでのマイブームは何ですか？
駒木さん：
スイーツ女子になりたいと思っています(笑) 今 作っているのは、スイートポテトです。
また、学生時代、書道をしていまして、仕事が少し落ち着いたら、書道を再開しようかなと思っています。
—– その日の天気を毎回、毛筆で「晴れ」とか書くのはいかがですか？(笑)
駒木さん：
面白いかもしれませんね(笑)
福嶋さん：
やってくださいよ、それ(笑) 取材も行きたいですし、特集も組みたいですし、なんでもやりたいんですが、人が足りないだけです。今よりも、10倍ぐらい人が欲しいです。
—– サインプレゼントを実施しますので、駒木さん、サインを書いていただけますか？
駒木さん：
私、サインを書くのが初めてなので、どうやって書くか、ちょっと練習させていただけますか？
（といって、おもむろにコピー用紙にサインを書き始める駒木さん）
福嶋さん：
あれ？ 漢字は やめたんですね？
駒木さん：
漢字で書くの、やめました。私、小さいころから、ローマ字へのあこがれがあったんです。
福嶋さん：
全然、僕の気持ちを汲んでくれない(笑) 月並みな感じでいいんじゃないですか(笑)
駒木さん：
月並み？ そんなひどいことを(笑)
中学生の頃は、AKB48さんがすごく好きで、歌手とか、アイドルになりたいとあこがれた時期はありました。そういうときに遊び半分でサインを書いたことはあるんですけどね(笑)
その時に作ったのがコレです。ローマ字にこだわっちゃいました(照)
—– お忙しい中、インタビューにお付き合いいただき、ありがとうございました！
(撮影・執筆 森川 創)
【色紙プレゼント】
駒木結衣さんのご厚意によりサイン色紙のプレゼントがあります。
ご希望の方は、twitter @rankingotenki をフォローし、#お天気人気ランキング #ウェザーニュースLiVE #駒木結衣サイン希望 の３つのタグをつけて、つぶやいてください。
抽選で3名様にプレゼントします。
締め切りは、2019年4月21日まで。当選者には、DMにて送付先情報をお尋ねします。
関連リンク：
▼ウェザーニューズLiVE
https://weathernews.jp/web910/
▼ウェザーニュース「さくらCh.」
https://weathernews.jp/s/sakura/
▼お天気番組・お天気コーナー人気ランキング
http://otenki.ranking-japan.top/result2018.html
▼人気ナンバーワン番組 AbemaPrime は、他の番組からの挑戦を待っています！ きゅるん！
