もうすぐ10連休がはじまります。みなさん予定は決まっていますか?
気軽に出かけられて、非日常を味わえる、都内の釣り堀はいかがでしょう。
杉並区にある「つり堀 武蔵野園」で、初めての釣り堀を体験しました。
料金は時間制で、釣り竿とエサは借りることができます。
エサは、魚を粉末にして練ったものです。
丸めたエサを釣り針につけて、釣り堀に投入します。
しばらくすると、お隣の方が大きなコイを釣り上げていました。
釣り上げたのは、常連のお客さんです。
他にも常連のお客さんが数人いて、次々にコイやフナを釣り上げていました。
大きいものだと、約 58センチの魚がいるそうです。
こちらの釣り堀はキャッチ&リリースです。ということは、みなさんが釣り上げた魚を含めて、釣り堀の中には魚がたくさんいるはずですが、私の釣り竿はピクリとも動きません。
なかなか魚を釣り上げることができない私を見かねて、常連のお客さんが釣りのコツを教えてくれました。
まず、同じ場所で続けることが大切だそうです。
釣り竿を入れてしばらく経つと、釣り針のエサは水に溶けていきます。溶けたエサの周辺に魚が集まってくるので、場所を変えずに釣りを続けた方が良いそうです。
同じ場所で続けていたら、次第に魚が集まってきました。
魚が釣り針にかかっているかは、浮きの沈み方を見て判断します。弱い引きが数回あった後、強く引いたタイミングで釣り竿を上げます。ただ、このタイミングが難しいです。
浮きの黄色とオレンジ色の間の黒色の部分が完全に水面よりも上に出てきたら、エサがなくなっているサインです。再び釣り針にエサをつけて、釣り堀に投入します。
そして、天候によって、浮きの位置を変えることもポイントです。
気温が高い日は水温も高くなるので、浮きの位置を高くして、釣り針が深くまで沈むようにします。
教えていただいた通りに釣りを続けると、惜しい引きが何度かあり、ついに釣り上げることができました!
可愛いサイズの小魚でしたが、釣ることができて大満足です。
常連のお客さんのアドバイスのおかげです。親切に教えていただき、ありがとうございました。
釣り堀の隣には「お食事 武蔵野園」が併設されていて、釣り堀を見ながら食事をすることができます。
ビアガーデンのような開放的な空間で、テラス席もありました。釣り堀を利用しなくても、食事できるそうです。
美味しいと評判の食堂で、人気の深夜ドラマ「孤独のグルメ」にも登場したことがあります。
こちらが、ドラマに出てきた「親子丼」です。
トロトロ半熟の卵に包まれた鶏肉はとても柔らかいです。玉ねぎも柔らかく、程よい甘さでした。素朴ながら丁寧に作られた家庭料理で、食べるとホッとする味わいです。
メニューは 70種類以上あり、定食や一品料理、デザートも種類豊富でした。
おすすめデザートは、チーズケーキです。
クリーミーな食感で、しっかりチーズの味を感じました。ずっしり濃厚で食べ応えがあります。
手作りアップルパイもありました。
パイ生地は薄くしっとりしていて、味も食感もりんごが主役です。甘さは控えめで、シナモンがきいた大人のスイーツでした。
武蔵野園の周辺は緑が多くて、釣りと食事と同時に自然を味わうこともできます。お出かけプランの参考にしてください。
(執筆 久保井朝美、 撮影 森川創)
関連リンク:
▼つり堀 武蔵野園 (食べログ)
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131805/13140021/
▼久保井朝美プロフィール
http://www.weathermap.co.jp/caster/kuboi-asami/