楽しいニュース.com

世の中の明るいニュース、あつめました!

2019.06.02話題・おもしろ

メロンにメロメロ! 新宿高野 マスクメロン取り扱い100周年! ロフトとのコラボも!

 

来年、創業135周年を迎えるフルーツ専門店の新宿高野は、マスクメロンを高級ギフトとして取り扱って、今年でなんと100周年を迎えるそうです。
新宿高野は、大正 8年(1919年)にマスクメロンを販売開始し、ちょうど100周年を迎える今年、魅力ある商品を用意したということで発表会に参加してきました。

 

新宿高野 四代目社長 髙野吉太郎さん

 

現在の新宿御苑がかつて農業試験場「内藤新宿試験場」だった頃に外来種のメロンが持ち込まれて、品種改良や温室技術の向上によって、現在のマスクメロンが誕生したそうです。
メロンは人が世話をして育てていく必要があるデリケートな果物で、販売当時から進物・贈答品として発展。
なんと、園芸にも造詣のあった早稲田大学を設立した大隈重信も品種改良に携わっていたそうです。

新宿高野では、14年前から日本で唯一のマスクメロン専門ショップも地下 1階に併設しています。

 

 

新宿高野マスクメロン専門ショップ

 

クラウンメロンの生産者を代表して 静岡県温室農業協同組合の大場規生さんから、クラウンメロンの栽培・育成やクラウンメロンの等級についての説明がありました。
メロンは、一木一果(いちぼくいっか)といって、1本の木からは最終的には1つのメロンだけにして、その1つのメロンをさらに手間暇をかけて、きれいな網目(ネット)になるように育てていくとのこと。

なお、途中で切り取られた小メロンは漬物やサラダにしていただくそうです。

 

フルーツクチュリエ 森山登美男さん

 

楽しいニュースではすっかりおなじみのタカノフルーツパーラーのフルーツクチュリエ 森山登美男さんによるマスクメロンの熟度の見分け方とカッティング講座もありました。

食べごろの見分け方は、触った感覚と見た目で判断できるそうです。
食べごろのマスクメロンは、叩いてみると「ボソボソ」という音がするそうです。触った感覚は、ソフトボールを触った感覚に似ていて、見た目では、ツルが萎れてきたものが食べごろだそうです。
マスクメロンはマンゴーほどは甘くないので、1玉、食べられるとか、冷蔵庫には食べる 2,3時間前に入れて冷やすのが良いとか、匂いが出てきたものは食べごろを過ぎているとか、食べごろを見極めるコツを紹介していました。

カッティング講座は、マスクメロンの切り方を実演を交えながら紹介していました。
・リンゴ切りしない
・皮ぎりぎりに切らずに厚く切る
・細かく切ると美味しくない
・おしりのほうからタネを取る
というのがポイント。

 

 

ロフトで販売予定のコラボ商品(はがせるネイルファイル、ポーチ、iPhoneケース、ロールバーンノート他)

 

ロフト 取締役の内海芳雄さんからは、ロフト×新宿高野 のコラボレーション企画の説明がありました。

約 8割が女性顧客のロフト。健康志向の女性が旬のフルーツのカラフルさをデザインに取り込んだ雑貨にできないかということで、新宿高野とのコラボが実現したそうです。ロフト×新宿高野のロゴがカラフルで可愛いですね。

展示されていた商品は、7月22日より全国のロフトの店頭に並びます。

 

マスクメロン商品の一部(マスクメロンシュークリーム、マスクメロン&マンゴーのファルシー、メロンパンアイス、静岡県産マスクメロンパフェ他)

 

食欲をそそられるような美しく飾りつけられた商品の展示に加えて、いよいよ、お楽しみの試食タイムです。

 

 

マスクメロンやスイーツなどの甘いメニューの中で、初めて経験した小メロンのピクルスは、酸味が程よく効いて美味しかったです。

先ほどの一木一果の話を聞いた直後だっただけに、フルーツとしてマスクメロンになれなかった果実の第2の人生(メロン生?)を感じながら食べたことで、特に印象深く感じてしまいました(笑)

 

 

オーダーメイドケーキの制作実演も披露していました。

 

販売 100周年を迎えた新宿高野のバリエーションに富んだマスクメロン商品。興味をもたれた方は、ぜひ新宿高野、タカノフルーツパーラーに足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

(執筆・撮影 森川創)

関連リンク:

▼果物専門店 新宿高野 タカノフルーツパーラー&フルーツバー
http://takano.jp/takano/

▼新宿高野「苺&X’masコレクション」内覧・試食会
https://tanonews.com/?p=15211