7月26日(金)に 「東京カルチャーカルチャー」で行われた 桃まつり2019 に参加してきました。
私も前回の 苺まつり に引き続き取材させていただきました。
席に着くと、まず特製桃プレートがウエルカムフードとして並んでいました。
左上から山梨県産桃のシーザーサラダ、長野県小布施フルーツポンチ、大分県豊後大野市産桃のカナッペ、福島県産桃のピクルスです。
私は普段、桃はデザートとしてしかあまり食べませんが、サラダやチーズとの組み合わせもスッキリとした味わいになり、とても美味しかったです。私は、特に桃のカナッペがお気に入りでした。
桃、クリームチーズ、生ハムの組み合わせが絶妙でした。家でも再現してみたいです。
プラムが入ったフルーツポンチも私の中でとてもヒットでした。酸っぱさが美味しいプラムがとても良いアクセントになっていました。
次にお待ちかねの食べ比べプレートがやってきました。大分県豊後大野市、福島県、山梨県の桃を食べ比べました。
長野県小布施からはプラムを用意していただきました。
一度にいろいろな桃を食べ比べる機会は滅多にないのでとても貴重な経験ができました。
食べ比べてみると、柔らかい中にも少しシャキシャキ食感のあるものや、トロっととろける食感が強いものなどそれぞれの個性がありました。
桃の家系図
あまり知られていませんが、桃はすごく多くの品種があります。私も今まで桃の品種についてあまり考えたことがなかったので、この図を見てとても驚きました。
このようにいろいろな品種が育てられ、リレーのように出荷されていきます。
いろいろな品種が育てられていますが、それぞれの県のイチオシの桃を教えていただきました。
山梨県からは『夢みずき』
山梨県のオリジナル品種だそうです。糖度が15%と高く、酸味が少ないので甘さを強く感じます。
また、県で絶品農産物と認められたものには『うんといい山梨さん』のマークがつくそうなので、参考に購入してみるとよいかもしれませんね。
県で認められた美味しさを味わうことができます。
大分県からは『クリーンピーチ』
豊後大野市清川町のブランド桃です。ユスラウメに桃の木を接ぎ木する珍しい「わい化栽培」で、現在 13戸の農家が生産し約 13tを出荷しています。販売期間は毎年 6月末から 8月初旬です。
とても甘くて美味しいのですが、地元しか手に入らない数量限定の幻の桃です。
クリーンピーチで作られたももジュースやももソフトは県外でも大人気です。
ももジュースは JR九州の豪華クルーズトレイン「ななつ星」でも提供されているそうです!ぜひ機会があれば食べてみてください。
福島県からは『あかつき』
福島でとれる桃の約半数が『あかつき』なんだそうです。
食べごたえ抜群で甘さが格別です。国内唯一、皇室献上の桃産地だそうです。福島県桑折町は 25年連続で献上しているそうです。
さらに福島県からはとても可愛いミスピーチキャンペーンクルーの加藤さんと福島県復興シンボルキャラクターのキビタンが PRに来てくれました。
東京カルチャーカルチャーとのコラボメニューもいくつかあり、私はピザとサラダを注文しました。
こちらのサラダ、中央に桃のタルトがあり、甘じょっぱい中に爽やかな桃の果肉もあって美味しかったです。
こちらのピザも美味しかったです。ここで確信したのですが、桃とチーズの相性は抜群です!桃がチーズをさっぱりとさせてくれます。これは新しい発見でした。
タカノフルーツさんとコラボしたデザートメニューもいただきました!
こちらは桃を添えたプリンアラモード。桃が美味しいのはもちろん、プリンも固めのしっかりしたプリンで美味しかったです。
こちらは桃のパフェ。前回の苺パフェもすごく美味しかったのでとても楽しみにしていました。
タカノフルーツさんのホイップクリームはあっさりしていて甘さ控えめなので、フルーツの美味しさをしっかり味わうことが出来ます!
今回の桃も期待通りの美味しさでした。今回はヨーグルトクリームが入っており、桃のソースととてもマッチしていました。
甘すぎないので何個でも食べたくなる味でした。
左 テリー植田さん 右 タカノフルーツ 森山登美男さん
タカノフルーツさんのデザートをいただきながら、タカノフルーツの森山登美男さんによる桃のカッティング講座をお聞きしました。
桃は触ったときに少し弾力を感じるくらいがちょうど剥きやすく、美味しいそうです。
まずボールに桃を入れて上から水を流します。すると簡単に桃の毛が浮いてくるそうです。私も家でやってみましたが、浮いてくる毛がしっかり見えました!
次に、半分に切ります。中に種があるので、ねじりながら外すのですが、手の指を立てないで手のひらで桃を優しく持ち、回していくのがポイントです。ここで桃を潰さないように気をつけてくださいね。
種が付いている方の桃は、種の周りにペティナイフを入れくり抜くようにして種を取り除きます。
あとは皮にペティナイフを少し入れ、引っ張るようにすると皮が綺麗に向けます。少しまだ固かったりして、剥きにくい桃は、先にリンゴのようにカットしてから剥くと剥きやすいです。
写真のように、まな板に桃を置いてペティナイフを滑らせるように切ると、少し硬い桃も綺麗に剥けますよ。
剥いた桃は砂糖とビタミンCが入ったシロップにつけておきます。こうすることで桃の色が変わってしまうのを防ぐことができます。
では いよいよ盛り付けです。タカノフルーツさんではよく皮を下に敷いて桃を並べるそうです。
桃はそのままお皿に載せると滑りやすいですが、こうすると、滑らず綺麗に並べることができます。可愛いピンク色も見えて、彩りもよくなりますね。
可愛いカット方法も教えていただきました。
半分に切った桃を、玉ねぎを切る時のように薄くスライスします。スライスした桃をずらしながら丸く並べると綺麗な薔薇になります。
イベントでは一緒にプラムも皮ごと同じようにカットして並べていました。赤色が加わりさらに綺麗なプレートが完成しました。
簡単な切り方ですが、お家で食べる桃が格段にグレードアップしちゃいますね。
イベントを取材させていただいて、桃の新しい楽しみ方をたくさん知ることができました。
みなさんも旬の桃をぜひ味わってくださいね。
(モデル 執筆 清家祥子、 撮影 森川創)
関連リンク
桃まつり vol.3
http://tokyocultureculture.com/event/general/27906
東京カルチャーカルチャー
http://tokyocultureculture.com/
清家祥子プロフィール
https://satorujapan.co.jp/ncgi2/composite.cgi?model_id=1449
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