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2019.08.27話題・おもしろ

フルオーケストラの生演奏を堪能! 劇場版『機動戦士ガンダム』シネマ・コンサート

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サンライズの浅沼社長にスペシャルインタビュー」でも話題になったガンダム 40周年の記念イベント第1弾として、8月16日と17日の 2日間、「劇場版『機動戦士ガンダム』シネマ・コンサート」という音楽イベントが開催されて、鑑賞してきました。

 

©創通・サンライズ

 

一言でいうと、1981年に公開された、第1作の劇場版『機動戦士ガンダム』の映画を上映しながら、フィルムから効果音とセリフはそのままに、劇中で流れる音楽はフルオーケストラが生演奏する、新感覚の複合型エンタテインメント・コンサートです。

 

服部 隆之先生

 

指揮と編曲は『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の音楽を手掛けた服部 隆之先生。
劇中で主人公の少年アムロと母親が再会するシーンなど、その場面ごとに生演奏が奏でられ、ストーリーにぐいぐいと引き込まれます。
そして、エンディングテーマ「砂の十字架」を歌う やしきたかじんさんの当時の歌声に上手く生演奏がシンクロしているのも圧巻でした。
観客をざっと見渡してみると、1981年当時リアルタイムに視聴されていた世代だけでなく、子供連れのご家族や20代、30代の方もいらっしゃって、「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」が ”BEYOND” をテーマにしているだけあって、まさに世代や性別を超えたファンがガンダムを支えていることを感じました。

 

富野 由悠季さん

 

観賞に伺った 17日の映画上映後のトークコーナーでは、劇場版『機動戦士ガンダム』でも総監督を務めた富野 由悠季さん、『機動戦士ガンダムSEED』の監督である福田 己津央さん、ガンダム好きで知られているモデルの市川 紗椰さん、司会の森 雄一さんが登壇されて、放送当時の話や編曲の話、これからの話を、時にユーモアたっぷりに、時にまじめにみなさんで語り合っていました。

コンサートの終了後、「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」総合プロデューサーで 株式会社サンライズ 執行役員、IP事業本部第1企画制作部ゼネラルマネージャー 小形 尚弘さん(以下、小形さん)にお話を伺いました。

 

学生アナウンサーとしてテレビ等で活躍している小田 安珠さん(以下、小田さん)にも女性目線でインタビューを手伝ってもらいました。

 

小形 尚弘さん

 

—– 小形さんの簡単な自己紹介をお願いできますか。

 

小形さん:
1997年にサンライズに入社し、制作進行として、『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』、『ブレンパワード』『∀ガンダム』などを担当し、そのあと、制作デスクとして『犬夜叉』を経て、プロデューサーとして『結界師』を始め、『犬夜叉 完結編』『機動戦士ガンダムUC』『ガンダム Gのレコンギスタ』『機動戦士ガンダム サンダーボルト』『機動戦士ガンダムNT』等を担当しました。
2年前からサンライズのガンダムの事業面を含む全体の責任者になり、今年、ガンダム 40周年プロジェクトを統括することになりました。
今回のシネマ・コンサートもその40周年の記念事業の1つとなります。
小学生の頃、ガンダムを観て、ガンプラにハマっていた世代ですが、大人になって、シネマ・コンサートのような新しい切り口でガンダムとオーケストラ文化の融合を見てみたいと思って企画しました。

 

 

今までガンダムとバンドのコラボを何度かやってきましたが、本編上映とシンクロする形でのオーケストラとのコラボは初めてで、ご覧になった観客のみなさんだけでなく、私たちも良い経験になりました。
若い人たちにももちろん観てもらいたいのですが、40年ずっとガンダムを観て応援してくれた 40代ぐらいのファンの方々は、社会の最前線で日々忙しく働いてる世代と思います。
そんな世代は自分を豊かにする体験をついつい忘れがちになってしまうと思います。ガンダムをきっかけに生のオーケストラの音を聴いてもらい、豊かな安らぎのひと時を過ごしてもらえればと。

今回は東京のみの開催ですが、ノウハウを得ることができたので、できれば地方や、海外でもいずれ開催できないかと思っています。

 

—– 開催にあたり、どんなところ苦労しましたか。

 

富野総監督にも「オーケストラと一緒に仕事をすることがわかってないだろう!」と叱咤激励されました。

今までロックコンサートのライブなどは行ってたのですが、オーケストラコンサートの作法や流儀を1から勉強することになりました。
準備期間は半年ぐらいだったのですが、その間、服部先生にお忙しい合間を縫って膨大な譜面起こしを仕上げていただけたおかげです。
サンライズミュージックに昔の譜面がちゃんと残っていたことも大きかったと思います。
開催直前の 2週間は、演奏とトークショーを含めたエンターテインメントとしてのショーを作り上げるのに苦心しました。
小田さん、ご覧になった感想はいかがでしたか?

 

小田 安珠さん

 

小田さん:
シネマ・コンサートを観る前に、劇場版『機動戦士ガンダム』をレンタルショップで借りて観たのですが、やっぱり全然違いますね。
映画を生のフルオーケストラで聴くというのは、ここに来るまではまったく想像がつかなかったのですが、ガンダムの世界観に引き込まれて、
オーケストラの凄さにも感動しましたが、40年経っても若い世代の私たちを感動させる力があるんだなと思いました。
小学生の頃、学校の授業の一環としてオーケストラを聴きに行くという機会がありました。
正直な話、寝ている子もいました。子供にとってオーケストラは退屈に感じてしまう面もあると思います。
でも、ガンダムやアニメと一緒の演奏なら、みんな寝ないと思います! なので、小中学生のみなさんにも観てほしいなと思いました。

 

小形さん:

この演奏を学校関係にもぜひ紹介したいですね!
我々世代は、ガンダムが刷り込まれているのですが、もっと若い世代の心にも深く届けたいと思っているので、こういうシネマ・コンサートは、親御さんも子供を連れて行きやすいでしょうし、良いきっかけになると今、確信が持てました(笑)

 

 

小田さん:
拝見する前は、「機動戦士」というタイトルから冷たいイメージの映画なのかと思ったのですが、人間味が強く打ち出されている映画でびっくりしました。
終戦記念日の 8月15日の特集や特番などをテレビで観たあとだけに、心に強くこみあげてくるものがありました。
アニメとオーケストラの情操教育に加えて、私たちの下の世代に「教育」として何か伝えられるものがあるんじゃないかと思いました。

 

小形さん:
そんなふうに言ってもらえて、作った富野総監督もすごく喜ぶと思います。
富野総監督は、御年77才で終戦直後の日本を生き抜いた世代なので、『機動戦士ガンダム』にも第 2次世界大戦の世界情勢の雰囲気がどこかしら伝わってくるのではと思います。
ガンダムだけですべて戦争を語れないとは思いますが、戦争を考えるきっかけとして感じてもらえるだけでも良いことかなと思います。
ぜひ小学校の図書館にガンダムシリーズを置いてもらって、観ていただきたいですね。

 

 

ガンダム・シネマコンサートは、叶うことならば劇場版『機動戦士ガンダム』の第 1作だけでなく、第 2作、第 3作と続けていきたいと思っています。たとえば、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』など、個人的にも聴きたい作品がいっぱいあります。
今日ご覧になったみなさんが、ガンダムのシネマ・コンサートは素晴らしかったと思って、それを周りの人にも広めていただけたなら、非常にありがたいと思います。

 

©創通・サンライズ

 

—– 「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」として、今後予定されているイベントを教えていただけますか。

 

小形さん:
40周年イベントはまだまだ続きますが、第 2弾として、9月 7日 8日に幕張メッセで開催される音楽イベント「GUNDAM 40thFES.”LIVE-BEYOND”」を開催します。
森口 博子さんや LUNA SEAのSUGIZOさんたち豪華アーティストが集結し、これまでのガンダムシリーズのオープニング曲やエンディング曲を中心にライブで披露していただきます。
今日のシネマ・コンサートは、BGMが主役でしたが、”LIVE-BEYOND” では、歴代ガンダム作品のオープニング曲やエンディング曲が主役になりますので、昔からのファンも楽しめますし、新しくファンになった方にも新鮮に感じてもらえると思いますので、ぜひ幕張メッセへお越しいただければと思います。

 

また、来年は、ガンダム40周年に続きガンプラのほうも 40周年を迎えます。

来年夏には東京オリンピックに合わせて、ガンダムを動かそうプロジェクト「ガンダム GLOBAL CHALLENGE 」として、横浜の山下埠頭で「実物大の動くガンダム」をお披露目する予定です。

 

小田さん:
ぜひ、観に行きます! お台場のユニコーンガンダムも BSフジのお仕事のたびに見に行ってました。動くのも見たいです!

 

小形さん:
ぜひその時は取材に来ていただければと思います。
また、ハリウッドで実写版のガンダムの映画を LEGENDARYと共同開発で進めていまして、日本と同じような盛り上がりをアジアや北米など海外でも作っていきたいと思います。

 

 

—– 最後に小形さんがやってみたいことはありますか。

 

小形さん:

仕事では、「ガンダムシリーズ」や「ラブライブ! シリーズ」に続くようなオリジナル IP(Intellectual Property:キャラクターなどの知的財産)を作っていければと思います。
プライベートでは、どこか南の島で、メールが来ないところで、何も考えずにボーっとしていたいです(笑)

 

—– ありがとうございました!

 

 

会場では、「THE MEMORY OF GUNDAM」として劇場公開された 1981年当時のグッズやチラシ、映画チケット、制作風景の写真、設定画・キャラクター原画、ポスターの展示がされていました。

また 40周年記念グッズやガンプラ展示のコーナーもありました。

 

 

また、来場者プレゼントとして、富野由悠季総監督・安彦良和氏・大河原邦男氏のミニサイン色紙がランダムで 1枚プレゼントされていました。

 

「GUNDAM 40thFES.”LIVE-BEYOND”」も取材予定ですので、開催レポートをどうぞお楽しみに!

 

(インタビュワー・モデル 小田 安珠、執筆・撮影: 森川 創)

 

関連リンク:
株式会社サンライズ
http://www.sunrise-inc.co.jp/

劇場版『機動戦士ガンダム』シネマ・コンサート
http://gundam40th.net/cinemaconcert/

「GUNDAM 40thFES.”LIVE-BEYOND”」
http://gundam40th.net/live_beyond/

2次元から 2.5次元、そして、3次元へ! アニメーション製作会社サンライズの浅沼社長にスペシャルインタビュー
https://tanonews.com/?p=19473

小田安珠 プロフィール
https://www.centforce.com/profile/t_profile/odaanju.html

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