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2019.09.08癒し系・女子向け, 話題・おもしろ

チョークアートの講座を体験してきました!

 

カフェやレストランなどで見かける黒板に描かれた絵や文字。

一般的に黒板アートと言われています。スターバックスでは、コンテストも開催されていますよね。

最近では、「自分で描いてみたい」と思う人が増えているそうなので、体験講座を受講してみました。
黒板アートというと、学校の黒板にチョークで描くものもありますが、今回体験したのはオイルパステルという絵具で描くチョークアートと呼ばれているもの。
講師は、チョークアートインストラクター、及び、黒板デザインPOPインストラクターの資格をお持ちの下條 画美先生です。

会場は、JR御茶の水駅から徒歩 5分くらいのところにあるビルの 8階。

先生のホームページに駅からの道順が写真付きで載っていたので迷わずに行くことができました。

 

 

レッスンの始めに、チョークアートの歴史や特徴、使う道具についてなどを説明していただきました。

黒板にオイルパステルで描くチョークアートはオーストラリアで誕生したそうで、色鮮やかな美しいグラデーションが人目を引きます。

また、触っても消えない加工を施すことも特徴的です。

 

 

今回の体験では、3つの絵柄から選ぶことができました。

真ん中のお花も人気のようですが、光の入れ方を知りたかったのでイチゴの絵柄を選びました。

 

 

配られたのはこちらの 27cm×15㎝の黒色のボード。文字の部分にはステンシルシートが貼られています。

 

 

絵柄が描かれているテンプレートの上にチャコペーパーを載せ、スタイラス(インクが出ないペン)で上からなぞります。

すると、ボードに下絵が描かれます。

 

 

下書きができたら、イチゴの淵を描きます。

使っているうちにパステルの先が丸くなってきますが、よく見ると尖っている部分があるので削る必要はないそうです。

また、暑いとパステルが柔らかくなり、ボードにカスが付きます。そのような時は、パステルの先端を布で拭いてくださいとのこと。

 

 

次に、色を塗ります。この時、色鉛筆のように斜めに塗るよりも、ぐるぐるさせながら塗った方がムラなく塗ることができるそうです。

多少はみ出しても消しゴムで消せるので大丈夫です。

 

 

色を塗ったら、指でぼかします。指を使うことで、自然で柔らかなグラデーションになります。

 

 

光の部分は白く塗るのですが、そのままだとイチゴの赤色と光の白色がまざってピンクになってしまうので、白色の淵に黄色を入れます。

 

 

同様に、葉っぱも描きます。途中、わからなくなったり、失敗したりしたときには先生が手助けしてくれるので安心してください。

 

 

文字の部分はステンシルシートの上から塗ります。

色は自由に選べますが、たとえば、紫にしたいと思って、濃い紫のパステルで黒いボードに描くとはっきりした色になりません。

意外と合わない色もあるので、試し塗りをした方がよさそうです。塗り終わったらシートをはがします。

 

 

 

 

隣の席の人は、コーヒーカップを描いていました。とても綺麗に描いていらっしゃいますね♪

 

 

最後に、ボードの周囲に枠を描きます。枠を入れるのと入れないのとでは出来栄えがかなり違ってくるようです。

 

 

触っても絵が消えないようにスプレーをかけてもらったら完成です。初心者とは思えない作品ができて大満足です♪

 

 

素敵な絵をたくさん描いている下條先生。

お店の前にこんな看板があったら、入りたくなりますよね。ハロウィーンの絵もとてもかわいいです。

 

 

下條先生にお話を伺ってみました。

 

—– どこで教えていらっしゃるのですか?

 

東京は、御茶の水教室がメインですが、静岡の富士宮でも教えています。

 

—– 受講する人はどのような人が多いですか?

 

若い人から 70才くらいまで、年齢層は幅広いです。

男性もいらっしゃいますよ。友達と一緒に参加する人やカップルで参加する人もいます。

 

—– 受講する人はどのような目的で参加していますか?

 

チョークアートを試してみたいという人やウェディングボードをプレゼントしたいという人、自分のお店の看板を作りたい人などです。

チョークアートを仕事にしたい人やチョークアートインストラクターになりたいという人もいらっしゃいます。

 

—– 先生がチョークアートを始めたきっかけは?

 

もともと絵を描くことは好きでした。

何か自分にできることはないかと探していたときに、印象的なチョークアートに出会い、それを描いた人のところに通って教わりました。

その頃は、まさかインストラクターになるとは思っていませんでした。

 

—– オーダーメイドも受け付けているようですが、過去にどのようなものがありましたか?

 

カフェやレストラン、エステの看板などいろいろあります。息子さんにプレゼントするウェディングボードのご依頼もありました。

静岡の銀行のショーウィンドウにも大きなサイズの作品を飾ってもらっています。

 

—– チョークアートの魅力を一言でお願いします。

 

手書きの良さでしょうか。コンピューターで描くのとは違って、心がこもった絵になりますよね。

 

—– チョークアートをやってみたいと思っている人に言いたいことはありますか?

 

絵がうまくなくてもチョークアートは描けます。

初めての体験の時は、たいていの人は次に何をやるのか不安に思いながら描きますが、3回目くらいから急に上手になります。

そうなると、お友達から「描いて欲しい」とお願いされるようになりますよ。

多くの人にチョークアートの良さを知ってほしいです。

 

 

 

下條先生、ありがとうございました。

優しくて、とても素敵な先生です。

受講した人は皆笑顔で帰るそうなので、内容はもちろん、先生の人柄に惹かれて受講している人もたくさんいるのではないでしょうか。

 

ここでは、体験レッスンの流れとチョークアートの描き方を簡単に紹介しました。

1度受講するだけでもチョークアートの楽しさがわかりますし、さらに描いてみたいという気持ちになるので、やってみたいと思う人は先生のホームページから問い合わせてみてください。

また、お店の看板や似顔絵、ウェディングボードなどを自分で描く自信がない人は、オーダーしてみてはいかがでしょうか。

 

 

■PRB HandWork キャッチパステル 下條 画美先生

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(出演:MAYUKA、執筆・撮影:桃山とまと)