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2019.11.13科学・Tech, 話題・おもしろ

実は、スーパー食材だった! ピーナッツパワーで元気になろう!

 

アメリカンピーナッツとピーナッツバターなどの加工品と関連書籍

 

11月11日、ピーナッツの日に『アメリカンピーナッツ協会主催 ピーナッツパワーで元気になろう』というイベントが開催されました。

 

左から アメリカンピーナッツ協会 駐日代表 天野 いず美さん、学術博士 佐藤 秀美先生、デーブ・スペクターさん、アメリカンピーナッツ協会 シニア・バイス・プレジデント ステファニー・グルネンヴェルダーさん

 

アメリカンピーナッツ協会 駐日代表 天野 いず美さんによると、早稲田大学で アメリカのピーナッツバターを使った ”50円朝食” を期間限定で提供し、また、新日本橋のカフェ muromachi café HACHI でもアメリカンピーナッツを使用したコラボメニューも展開し、渋谷の ゆるり屋渋谷道玄坂店では、発酵ピーナッツ鍋を提供開始しているそうです。

さらに、楽しいニュースではすっかりおなじみの 新宿高野では、フルーツとピーナッツを使った料理のセミナー形式のサロンを12月2日、3日に開催するそうです。

 

 

 

(クリックすると拡大します)

 

食物学・学術博士 佐藤 秀美先生

 

続いて、食物学・学術博士の佐藤 秀美先生による基調講演が行われ、ピーナッツがもたらす健康価値や、美味しくピーナッツを摂る方法について解説していました。(以下の解説資料  ©佐藤 秀美先生)

 

ナッツを食べない人に比べて、ナッツを食べている人はガンや心臓病、肺炎、認知症、糖尿病などの主な疾患リスクが低いそうです。

 

ナッツは食べると太ると気になっている人は安心してください。ナッツを習慣的に食べると逆に痩せたり、肥満リスクが下がったりするそうです。

理由は、満腹感が高まり、安静時のエネルギー消費(エネルギー代謝)がアップするからだそうです。

 

では、どれぐらい食べればよいかというと、手のひらに載るぐらい(30粒)、あるいは、ピーナッツバターなら、大さじ 1.5杯ぐらいが良いそうです。

 

 

その 30粒の中では、ビタミンE、ナイアシン、たんぱく質、アルギニン、食物繊維、マグネシウム、亜鉛、ビタミンB6などが上記の図に書かれているぐらい含まれているそうです。すごい栄養量ですよね。

効果としては、美肌、冷え改善、便秘の予防・改善、免疫力アップ、疲れ予防、イライラ症状緩和がわかっているそうです。

 

これだけ優秀な食材でも、日々の生活の中でピーナッツを摂取し続けることが難しいので、ゴマと同じように煎ったり、すったり、練ったりして取り入れたらよいのではと、佐藤先生から提案がありました。

 

料理についても、ゴマをお手本に鍋物に入れたり、和え物に加えたり、トッピングに使ったり、そして、間食で直接食べることを推奨していました。

 

デーブ・スペクターさん

 

続いて、スペシャルゲストで、アメリカ出身で大のピーナッツ好きなデーブ・スペクターさんも加わり、爆笑トークセッションが繰り広げられました。

「ボクの体全体がピーナッツでできているんです。今日は芸能界の話は要らないですね?(笑)」(デーブさん)

 

 

トークの一部を拾い上げると、、、

「子供の頃は、ピーナッツバター&ゼリーというサンドイッチをほぼ毎日食べていました。」

「エルビス・プレスリーの大好物は、ピーナッツバターとバナナをスライスしたサンドイッチでした。」

「ジミー・カーター元大統領はジョージア州でピーナッツ畑の農園をやっていました。」

「今は、グルメ志向や高級志向など、いろいろな種類のピーナッツバターが出ていますが、ボクが若い頃は、ノーマルかチャンキー(粒入り)ぐらいしか種類はありませんでした。」

「アメリカでは、10代だった頃、ピーターパンピーナッツバターというCMに出演して歌っていました。」

、、、と、アメリカの国民食 ピーナッツやピーナッツバターにまつわるエピソードをたくさん話されていました。

 

 

続いて、デーブ・スペクターさんによるピーナッツバター作りが行われました。

 

 

粗炒りしたピーナッツ 200粒をフードプロセッサーに投入し、続いて、オリーブオイル 大さじ 1/2を投入。

「料理番組から全然お声がかからないんですよね(笑)」

 

 

フードプロセッサーに 5分ほどかけて、ペースト状にします。こちらに 天然塩 小さじ 1/2を投入。

「これ、よくスプーン曲げで使うやつですよね(笑)」

 

自分で作ったピーナッツバターを実食。

「ものすごい香りが香ばしくていい感じですね。色合いもいいですね。」(デーブさん)

「皮のまま作ると、抗酸化作用がすごく強くて、渋みもあるので、コクも出ますよね。」(佐藤先生)

 

最後に、アメリカンピーナッツ協会の懇親会が執り行われました。

 

アメリカンピーナッツ協会のみなさん、日本ピーナッツ協会の 鈴木隆一さん、米国大使館 農産物貿易事務所 所長 モーガン・パーキンズさん、落花生輸入商社協議会 会長 三浦芳嗣さん 他

 

みなさん、はっぴを着て、デーブ・スペクター氏を中心に鏡開き、そして、デーブさんから乾杯の音頭。

「アメリカンピーナッツ協会、いつ発足? 今日かい? 乾杯~っ!」(一同爆笑)

 

 

講演終了後、佐藤 秀美先生に楽しいニュースに特別にメッセージをいただきました。

 

「20代・30代の女性読者のみなさんにぜひ言いたいことがあります。

若い人は、免疫力は高いのですが、自分が栄養が摂れていないことに気づいていない場合が多いです。
40代・50代になってくると、20代・30代で栄養が摂れていないことが自分の身に降りかかってきます。
ぜひ栄養を摂ることを心がけてほしいです。

たとえば、髪の毛が薄くなったり、枝毛ができたり、あるいは、爪が割れたとかは、すべて栄養不足に起因していることなんです。
きれいになるためには、自分の若さを過信しないで、まず栄養を摂ることが重要だと思います。
また、妊娠している人が、妊娠前よりも栄養が摂れていないことがあります。
未来を背負う子供たちのためにも、ぜひ必要な栄養摂取を心がけてもらいたいですね。」

 

佐藤 秀美先生、ありがとうございました。

 

(執筆・撮影 森川 創)

関連リンク:
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