大阪・なんばに「ホテルロイヤルクラシック大阪」が 12月1日にオープンすることは先日の記事でお伝えしたとおりですが、オープン前の内覧会が開催されましたので行ってきました。
「ホテルロイヤルクラシック大阪」は、村野 藤吾氏が生み出した新歌舞伎座の外観の意匠を継承しつつ、2020年東京オリンピックの主競技場となる新国立競技場の設計をはじめとするさまざまな建築の設計を手賭けた世界的建築家 隈 研吾氏がデザインした建築したホテルです。
隈 研吾氏がデザインした建築部分、ブライダルに関連した部屋や客室、「ミュージアムホテル」と言われるアート作品の一部、そして、提供される料理を今回は写真を中心にご紹介します。(画像はクリックすると拡大します。)
まずは、ホテルロイヤルクラシック大阪の外観。
(ホテルの全景は記事の最後に登場します)
建物の 6階部分までは、新歌舞伎座の外観になっています。
立地条件も良く、なんばの中心にあるため、たとえば、なんば花月、御堂筋、道頓堀、法善寺横丁など有名な観光スポットには、徒歩 10分圏内で行くことができます。
なんばグランド花月
よしもと漫才劇場とMNB48シアター、そして、千日前道具屋筋商店街
夜の御堂筋
続いて、屋内の様子です。
1階エントランス
最上階の 20階にはグランドピアノが設置されています。ホテルロイヤルクラシック大阪は、天井に特徴がよく表れていますね。
20階 チャペル 大空~SORA~
大空は、全天候型のチャペルアトリウム。和紙を用いた壁や木の屋根など自然素材が使用されています。
11階の様子。
11階 フロント
11階 レストラン ハフ
9階 宴会場 息吹~IBUKI~
ここでも立体感のある躍動的な天井が魅力。天井高も 6メートルあり、開放感があります。
7階 宴会場 木漏日~KOMOREBI~
木漏日の特徴は、天井と壁を覆う木製のルーパー。木肌のもつ温もりで安らぎを感じさせます。
6階 チャペル 永遠~TOWA~
新歌舞伎座の切妻破風の意匠を継承した流麗でダイナミックな装飾が特徴の永遠。
祭壇正面は和紙調のステンドグラスが配置されて荘厳な挙式の雰囲気を感じさせます。
3階 宴会場 麗~URUWASHI~
市松模様の壁や天井で伝統美と醸し出しながらも、モダンでポップな雰囲気感じさせる麗です。
次は客室をみてみましょう。
プレミアムルームと音響設備
スイートルーム
スタンダードルーム ツインとダブル
アメニティ
ブライダルも充実していました。
ブライダルサロンには、宴会場のミニチュアも展示されています。
アート作品は、ホテルの至る所に展示されています。そのほんの一部をご紹介します。
右 ©Work of Jean Michel Othoniel, copy right belongs to Perrotin
左右ともに © Chihuly Studio. All rights reserved.
新歌舞伎座の当時の建物の一部も展示されていました。
建物のデザインやアート作品だけでなく、料理も充実していました。
11階 レストラン ハフの朝食です。
希望する食材をリクエストすると、その場でオムレツを作ってくれます。
2階 レストラン ユラユラの夕食です。
ユラユラは、終日ブッフェスタイルの食事が楽しめます。
スイーツも圧巻の充実ぶりです。
最後は、なんばの夜景を眺めながらくつろげる 20階のバーラウンジ 雲雲 ~KUMOKUMO~ です。
店内は落ち着いたダークな色調の大和張りの壁面やゆったりとしたハイバックのソファーシートでゆったりとした雰囲気を醸し出しています。
バーテンダー加藤 琢哉さんのオススメは、ホテルオリジナルスパークリングワインです。
いかがでしたか? まだまだ紹介できていない部分も多いのですが、好立地、建物のデザイン、料理と、どれをとっても魅力で溢れるホテルロイヤルクラシック大阪。12月1日のオープンが非常に楽しみですね。
ホテルロイヤルクラシック大阪 全景
(執筆・撮影 森川 創)
関連リンク:
ホテルロイヤルクラシック大阪
https://hotel-royalclassic.jp/
美術館のようなホテル「ホテルロイヤルクラシック大阪」12月1日グランドオープン!