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2019.11.25科学・Tech, 話題・おもしろ

20種類のアミノ酸を組み合わせた新素材「アミノ酸プライムミックス」とは?

アミノ酸プライムミックスが含まれた商品

 

コンビニでもプロテイン関連商品が販売されるなど、アスリートだけでなく筋肉の材料としてたんぱく質を摂取することは一般的になってきています。
より効率的に筋肉をつくる方法として、たんぱく質の素であるアミノ酸に着目し、それぞれ効果の異なる 20種類のアミノ酸を組み合わせた新素材「アミノ酸プライムミックス」について、メディアセミナーが開催されましたので、参加してきました。(主催 アミノ酸プライムミックス研究会)

 

スペシャルゲストとして、現在放送中のドラマ「まだ結婚できない男」で主演の阿部 寛さんの妹役として出演中で、美容への意識も高く年齢を感じさせない魅力がある女優の三浦 理恵子さんも登壇されていました。

 

右から

日本カントリーマネージャー 田中 良介さん
国際医療福祉大学 三田病院 放射線診断センター 准教授 奥田 逸子さん

女優 三浦 理恵子さん

中部大学 応用生物学部 食品栄養科学科 教授 下村 吉治さん

立命館大学 スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科 教授 藤田 聡さん

 

まずは、Innova Market Insights 日本カントリーマネージャー 田中 良介さんによる「世界及び日本に見られるプロテインブームの実態」について。

 

日本カントリーマネージャー 田中 良介さん

 

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グローバル化によって、世界の食品のトレンドが数年後には日本に入ってきます。
プロテイン市場は毎年増加しています。消費者が健康のためにたんぱく質を増やそうとすることがその理由です。
北米など世界に比べて「高たんぱく」を謳った日本の食品はまだまだ少ない状況にあります。
昔は、プロテインと言えば、アスリートが摂取するものという感じでしたが、今は、アクティブシニアやフィットネス好きな女性など、特定ニーズに対応する商品が登場するようになってきました。
プロテインを構成するのはアミノ酸です。効率的にプロテインを摂取するというニーズが高まってきています。

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続いて、立命館大学 スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科 教授 藤田 聡さんによる「効率的な筋肉合成のための「運動」とその「素材」」について。(図解資料 ©藤田 聡さん)

 

立命館大学 スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科 教授 藤田 聡さん

 

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ライフスタイルの変化によって、筋肉女子や腹筋女子がインスタの投稿でも多くなってきています。
筋肉はエネルギーを消費(代謝)してくれる臓器でもあります。

ダイエットの観点でみると、筋肉が多いと脂肪を消費する身体になります。3カ月で 1キロ以上 脂肪を消費します。

 

 

食事として摂取されたたんぱく質は、体内でいったんアミノ酸として分解されます。

そのアミノ酸を材料として、筋肉をはじめ、皮膚、爪、髪の毛といった組織が作られていきます。

 

 

脂肪や炭水化物は身体に貯めることができますが、たんぱく質は貯めることができません。
1回の食事で、20-30グラムのたんぱく質を摂取することが推奨されています。
特に日本人の「朝食」ではほとんど摂れていません。

 

 

20種類のアミノ酸は、それぞれに役割を持っています。
そのうちの必須アミノ酸だけを摂取しても、筋肉を作るという観点ではあまり差はありませんでした。
特にロイシンというアミノ酸が筋肉を作る mTORC1(エムトール)というたんぱく質を活性化する働きがあります。

 

 

 

mTORC1は、運動でも活性化します。筋トレを 1回行うと、2日間ぐらいは効果が持続し筋肉が作られます。

 

 

負荷の軽い運動と食事との組み合わせでも効果があることが最近の研究でわかってきました。
食事でロイシンをしっかり摂っている人は、運動効果も上がります。

 

 

 

ホエイプロテインと比べて必須アミノ酸(Amino L40)も同等の効果があります。

 

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次に、中部大学 応用生物学部 食品栄養科学科 教授 下村 吉治さんから「アミノ酸プライムミックスの価値」について。(図解資料 ©下村 吉治さん)

 

中部大学 応用生物学部 食品栄養科学科 教授 下村 吉治さん

 

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アミノ酸は、体内の中で一番大きな組織である筋肉に多く存在します。

 

下記の赤字で書かれたアミノ酸は体内で合成できないため、外部から取り入れる必要があるアミノ酸で、必須アミノ酸と呼びます。

 

それぞれのアミノ酸には、それぞれの役割があります。

 

 

 

ロイシンは、mTORC1を活性化してたんぱく質の合成を促進します。

 

サプリメントで摂取することで、簡単に体内の必須アミノ酸(遊離BCAA)の濃度を高めることができます。

 

 

下記グラフのようにアミノ酸を摂取して 30分ぐらいで吸収されることがわかっています。

 

 

アミノ酸プライムミックス 3グラムで 20グラムのホエイプロテインと同等の機能があります。
75歳以上の高齢者が摂取した実験でも効果が認められています。

 

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次に、国際医療福祉大学 三田病院 放射線診断センター 准教授 奥田 逸子さんから「アミノ酸プライムミックスの顔の表情筋に関する新エビデンス」について。

 

国際医療福祉大学 三田病院 放射線診断センター 准教授 奥田 逸子さん

 

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顔の加齢は、筋肉の形が変わり、薄くなってきて、たるみとなって表れます。
たとえば、若い人は眼輪筋の厚みは 3ミリ近くあります。加齢によって、半分ぐらいの薄さになります。
薄くなると、眼下の脂肪が飛び出してきます。
良質なアミノ酸を摂って、運動をすることで、筋肉の量や質の改善をはかることが可能です。

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女優 三浦 理恵子さん

 

スペシャルゲストの三浦 理恵子さんが登場です。

 

—– 美容面で日頃から実践していることを教えていただけますか。

 

続けることとあきらめないことが大切だと思っています。

長年、変わらず続けているのは入浴です。体を温めて、リラックスすること、自分でマッサージすることを朝晩、行っています。

 

 

—– 食事の面ではいかがですか。

 

野菜、キノコ、海藻を摂るようにしています。

また、発酵食品で腸内環境を自分で管理しています。ぬか漬けや納豆、ヨーグルトを 1日1食、摂るようにしています。

ぬか漬けは祖母の代から受け継いで自分で作っています(笑)

 

 

—– 運動は何か行っていらっしゃいますか。

 

運動は好きで行いますが、毎日ジムに行くというのはどうしても難しいので、朝起きたときに床を拭いたり、窓を拭いたり、どこか 1か所 毎日場所を変えて拭き掃除をしています。ちょっとした筋トレ感覚で行っています。

食べ過ぎたり、疲れが溜まってしまうと、それらを解消するのに時間がかかってしまうので、毎日コツコツと行うことを心がけています。

 

 

—– 本日のテーマの「アミノ酸」についてはいかがですか。

 

すごく注目していまして、ヨガに行くときは必ずアミノ酸を摂るようにしています。

筋肉痛や疲れの回復が早ったり、風邪をひきそうなときにアミノ酸を摂ったりしています。

でも、食品だけから摂るのはなかなか難しいので、サンプリメントやプロテインで摂取しています。

今回の「アミノ酸プライムミックス」も数日間、試したのですが、香りも良くて美味しいし、すごく飲みやすかったです。

友人にも勧めました(笑)

 

 

 

—– 今日のセミナーで、顔の表情筋の話題がありましたが、行っていることはありますか。

 

顔の筋肉をあまり意識したことはなかったのですが、普段から笑うように意識したら、少し変わってきたような気がします。

ヨガの先生にうかがったのですが、舌を歯の外側に沿って右上からグルグルと舌を回すことを右回し 30回、左回し 30回を1セットで行うと、ほうれい線の頬の筋肉が引き締まってきます。私はお風呂の中で行ってます。

 

—– ありがとうございました。

 

 

(執筆・撮影 森川 創)
関連リンク:

アミノ酸プライムミックス研究会
https://aminoprimemix.jp/

三浦理恵子オフィシャルブログ「Miura Rieko」

https://ameblo.jp/riekomiura/

まだ結婚できない男
https://www.ktv.jp/kekkondekinaiotoko/index.html