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2019.11.30科学・Tech, 話題・おもしろ

劇場版『Gのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」の初日舞台挨拶にドリカム中村正人さんがサプライズ登壇!

昨日 11月29日から 2週間限定で上映開始した劇場版『Gのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」。

 

(クリックすると拡大します)

 

富野 由悠季総監督(以下、富野監督)をはじめ、主人公ベルリ・ゼナム役の石井 マーク(以下、石井さん)、小形 尚弘プロデューサー(以下、小形プロデューサー)が登壇して行われた初日舞台挨拶に、劇場版『Gのレコンギスタ』のテーマソングをDREAMS COME TRUEが担当することが発表され、中村 正人さんがサプライズゲストとして登壇しました!

 

左から 富野 由悠季総監督、中村 正人さん、石井 マークさん、小形 尚弘プロデューサー

 

富野監督:
今日を迎える前に何回か試写会を行いましたが、実はそこからも変えています。
今日上映されたものこそ完成品です。スタッフの作業が遅くて第1部の上映まで 5年かかってしまいましたが、その時間があったから新作の気分で作ることができました。
TV版では自分の悪い癖が出てしまっていました。
劇場版ではより強く子供に向けて意識して作ることが出来たので、伝わる作品になっていると思います。

 

石井さん:
5年前に行われたTV版の第1~3話の上映会がここ新宿ピカデリー シアター①だったので、当時の緊張感を思い出しました。
『Gのレコンギスタ』の現場はいつでも初心に帰ることができるホームです。

 

小形プロデューサー:
劇場版第1部の上映にTV版から5年かかってしまいましたが、ここからは巻きで行きたいと思います。
次の世代に届けていくのが僕らの世代の仕事だと思っているので、これから5部作終わるまでがんばっていきます

 

このあと、舞台挨拶途中にDREAMS COME TRUE中村 正人さん(以下、中村さん)がサプライズ登場。

 

中村さん:
テーマソングを担当しますDREAMS COME TRUEの中村正人です。
(観客を観て)外様感がありますが、今日はよろしくお願いします。

 

富野監督:
劇場版として仕上げている作業中になにか新しい力が欲しいと思って、亜阿子さんに相談したところ「ドリカムさんしかいないじゃない」と言われました。

僕にその発想はなかったし、今年はお忙しいとお聞きしていたので無理だと思いながらオファーをしたところお引き受け頂きました。

 

 

中村さん:
この夏、富野監督が夢に出てきたんです。そしたら監督からオファーが!
これはお引き受けしないと罰が当たる、と(笑)。
監督からは「この作品はこの(第1部の)ポスターがすべてです」
と言われたので、ポスターから聞こえてくる音をすべて出したいと思って曲を作りました。
今日もレコーディング中のところを抜け出してきたんですが、吉田美和も奮闘しています。
神(井荻 麟)が作詞したほうが良かったんじゃないかと思っているんですけど(笑)。
ドリカムファンの世代を監督から訊かれたので「ガンダムファンと同じくらいです」とお答えしたら
「やっぱり違ったかなぁ」と言われたので「だったら米津玄師に頼みましょうよ!」と言ったんですけどね(笑)。

 

富野監督:
お忙しい中作業してもらっていますが良いものができると信じています!

 

~~~~~~

 

 

【テーマソング決定に向けた DREAMS COME TRUE 中村 正人さんのコメント】

 

1958年生まれの私はまさにファーストガンダム世代。
しかし当時は、一年中ゴムサンダルを履き同じ服を着たきりのバンドマン。
テレビや電話(あの受話器がある黒いヤツ)なんて憧れの品々、実家からの消息確認は電報という生活。
なので不幸なことに富野 由悠季総監督のガンダムと出会うことはありませんでした。
それから30年間、強烈熱烈なガンダム世代の仲間や後輩に囲まれ続けたおかげで、ガンダムを経験していないのにガンダムを知っているフリが上手いというニュータイプ として歩んできました。

10年ほど前、私のラジオ番組に富野総監督がゲストでいらっしゃいました。
驚きました。お会いした富野総監督こそが、私がずっと憧れ続け追い続けてきたクリエーターの神々が合体した最終形態のようなお人だったのです。
2019年。ドリカムは 30周年を迎え 4年に一度のワンダーランドツアーの真っ最中でした。
そんな夏のある夜。私は富野総監督の夢を見ました。
そして頭の中に「ガンダム」と言う文字がくっきりスッキリ、まるでデジタルサイネージのように光り続けていたのです。

そしたら富野総監督からのオファー。
これをお受けしないと何か悪いことが起きてしまう! と思った私は速攻吉田 美和に相談。お仕事が始まりました。
「劇場版第1部のポスターが全てです!」と言う神のお告げの通り、そのビジュアルを全て音と歌詩にしました。
こんなデンジャラスでクリエイティヴな機会を与えてくださった富野総監督と亜阿子さん(特に亜阿子さん)に心から感謝申し上げます。

 

■DREAMS COME TRUEプロフィール

中村 正人(アレンジャー/プログラマー/ベーシスト)
吉田 美和(ヴォーカル)

1989年3月21日、アルバム「DREAMS COME TRUE」でデビュー。
「決戦は金曜日」「何度でも」「未来予想図Ⅱ」他数々の名曲を世に送り出し、現在までにアルバム18枚、シングル53枚をリリース、今年デビュー30周年を迎えた。

1991年から4年に一度開催しているグレイテストヒッツライヴ
「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND」では、毎回ダイナミックで斬新な演出とライヴパフォーマンス、吉田 美和が世界初3Dフライトを披露するなど、血湧き肉躍るこのビッグイベントは日本最高峰ライヴの代表格となっている。

今年はデビュー30周年と4年に一度の「史上最強の移動遊園地DREAMS COME TRUE WONDERLAND」が重なるスペシャルイヤーであり、今夏全国ドーム規模でのツアーを完走した。

 

公式HP:
https://dreamscometrue.com

 

 

■劇場版『Gのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」

 

【あらすじ】
地球上のエネルギー源であるフォトン・バッテリーを宇宙よりもたらすキャピタル・タワー。
タワーを護るキャピタル・ガードの候補生ベルリ・ゼナムは、初めての実習で宇宙海賊の襲撃に遭遇して捕獲に協力。
捕まった少女アイーダに不思議な何かを感じたベルリは、彼女が「G-セルフ」と呼ぶ高性能モビルスーツを何故か起動できてしまう。
宇宙世紀終焉後の時代、リギルド・センチュリーを舞台に少年少女の冒険は世界の真相に直進する。

【公開日】2019年11月29日(金)より2週間限定上映

【メインキャスト】
ベルリ・ゼナム:石井マーク
アイーダ・スルガン:嶋村 侑
ノレド・ナグ:寿美菜子
ルイン・リー:佐藤拓也
ラライヤ・マンディ:福井裕佳梨
クリム・ニック:逢坂良太

 

アイーダ・スルガン、クリム・ニック

ノレド・ナグ、ベルリ・ゼナム

ラライヤ・マンディ、ルイン・リー

 

【メインスタッフ】
企画・製作:サンライズ
原作:矢立 肇、富野由悠季
総監督・脚本:富野由悠季
演出:吉沢俊一
キャラクターデザイン:吉田健一
メカニカルデザイン:安田 朗、形部一平、山根公利
デザインワークス:コヤマシゲト、西村キヌ、剛田チーズ、内田パブロ、沙倉拓実、倉島亜由美、桑名郁朗、中谷誠一
作画監督:吉田健一、桑名郁朗
美術監督:岡田有章、佐藤 歩
色彩設計:水田信子
ディスプレイデザイン:青木 隆
CGディレクター:藤江智洋
撮影監督:脇顯太朗
編集:今井大介
音楽:菅野祐悟
音響監督:木村絵理子
テーマソングアーティスト:DREAMS COME TRUE

【配給】バンダイナムコアーツ、サンライズ

【公式サイト】http://www.g-reco.net/
【Twitter】https://twitter.com/gundam_reco

(c) 創通・サンライズ

 

(編集 森川 創)
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