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2020.06.29話題・おもしろ

子供の頃から韓流ドラマを観て女優になることを夢見ていた山本夏夢さんにインタビュー!

日本から韓国に渡り、K-POPアイドルを目指していたという異色の経歴を持つ女優 山本夏夢さんにインタビューしました。

 

山本夏夢さん

 

—– まずは、自己紹介からお願いします。

 

山本 夏夢(やまもとなゆ)です。三重県出身で、2001年2月2日生まれの19歳です。
趣味は本を読むことが大好きで、漫画を読むよりも、小説や図鑑を読むのが好きです。
幼稚園生の頃からずっとテレビのドラマが好きで、そこに出演してみたいと思っていました。
ませた子供だったので韓流ドラマを母と一緒に泣きながら観ていました(笑)

すごく思い出深い韓流ドラマは『宮(クン)~Love in Palace』(2006年)で、主人公のチェギョンと皇太子(イ・シン)が離れ離れになっちゃうシーンは幼稚園生ながら涙を流して観てました。
そういうドラマを観て、将来は女優になりたいと思っていました。

それで、演技の勉強ができたらと思って、中学生のときに劇団東俳で俳優としてのレッスンを始めました。

 

—– ご両親も俳優になることを賛成してくれていたんですね。

 

はい、母が私の夢を応援してくれて劇団東俳を紹介してくれました。
毎回 3時間かけてレッスンに通っていました。
劇団東俳では、演技だけでなく、歌のレッスンやダンス、日本舞踊のレッスンもありました。
中でも歌のレッスンと演技のレッスンが思い出に残るほど楽しかったです。

 

 

—– 当時はどんな歌が好きでしたか。

 

洋楽や日本の曲では AKB48などの当時流行っていた曲です。
韓国ドラマを観ていた頃から韓国のアイドル、特に KARA や「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」や「ドリームハイ」「ホテルデルーナ」というドラマにも出演して女優としても活躍している IU が大好きで、K-POPもよく聴いていました。
大好きでしたが、K-POPアイドルは夢の中の世界で、自分がなれるとも思っていませんでした。
でも、あるきっかけで、K-POPアイドルを目指し始めて、本格的にダンスレッスンを開始し、K-POPアイドルのオーディションを受けて、韓国に渡りました。
K-POPアイドルの候補生として、まず最初に 30人の中に選ばれて、その中からだんだん絞り込まれて、最終的には 4人になり、私はそこに残りました。日本人は私一人でした。
デビューまであと 2週間、また、タイにミュージックビデオの撮影に行く 3日前というタイミングで、事務所側の事情で半ば強制的に帰国することになってしまったので、すごくショックで悔しかったです。
デビューのためにレッスンもダイエットもずっとがんばっていたので、辛くて辛くて… 韓国の空港に向かうタクシーの中で大泣きしました。

 

 

—– 日本に帰国して、再び芸能の仕事を目指したきっかけは何だったのですか。

 

帰国した直後は、悪いことばかり考えてしまい失意の中、母に泣きついてしまいました。
ただ、こういう経験をしたからこそ、できることがあるんじゃないかと思い直し、この経験を活かして日本で芸能活動をすることを選びました。
私は韓国語も話せますし、韓国でも日本でもどちらでも活躍できる芸能人・女優になろうと決心して立ち直りました。
といってもそう考え方を切り替えるのには半年ぐらいかかってしまったのですが(笑)
この時も母が「あなたはいろいろなことをやってきたのを私は知っているから、日本で活動しても絶対にがんばれる人間だ」と励ましてくれました。
母の助けがあったからこそ、立ち直る期間も半年で済んだのかなと思っています。
韓国K-POPの練習生として活動されていた先輩の南りほさんにあこがれていて、私もあんなふうになりたいと思って、そのりほさんがいらした今の事務所のオーディションを受けて入りました。

 

—– やってみたいことは何ですか。

 

まずはドラマに出演したいです。
今までお世話になってきたたくさんの方々、夢を応援してくれたさくさんの方々、その中でも特に田中優子先生という病院の先生が「演技をしているところが観たいから絶対にドラマに出てね!」と言われ、田中先生に感謝をこめて自分の演技している姿を観ていただきたいです。
年齢相応に学園ドラマにも出演してみたいですが、医療系のドラマや弁護士役にも挑戦してみたいです。
裁判シーンで「異議あり!」って言うシーン、すごくかっこいいじゃないですか(笑)

また、私はラジオを聴くのが好きなので、自分のラジオ番組をもって MCもやってみたいです。

田中先生にもラジオ番組を通じて、私の声を聴いていただきたいですし、音楽が好きなので、お薦めの洋楽やミュージカルに出てくる音楽を紹介するような番組をやってみたいです。
自分と同じぐらいの年齢の若い人はラジオをあまり聴きません。
そういう若い人がラジオを聴くきっかけやラジオを好きになってもらうきっかけになるような番組をやってみたいです。

 

 

—– 話題を変えます。苦手なものや弱点は何ですか。

 

私、すごく泣き虫なんです(笑)
まわりでけんかをしているのを見ると、自分のことではないのに悲しくなって泣いてしまったり。
家族で映画やドラマを観ていても、私が一番最初に泣いて、それを家族に見られて笑われます(笑)

あと、床に這っている虫や動きがウネウネしている虫が苦手です。
先日、家に8本足の大きな蜘蛛が出てきて、もう、どうしていいかわからなかったのですが、とっさにつぶしてしまい、あとで申し訳ないなぁ「ごめんね」って思いました(笑)

 

—– 自己紹介で小説や図鑑が好きというお話でしたが、具体的にどんな本が好きですか。

 

図鑑は、植物が大好きなので、植物図鑑をよく読みます。
小説は湊かなえさんの作品が好きで、新刊が出るたびにずっと買って読んでいます。
家にも全巻揃っていますし、何回も読み返しています。
実は今日も1冊 持ってきています。(写真)

 

バッグから取り出して見せてもらった『ユートピア』

 

湊かなえさん原作のドラマや映画も観ています。最近『贖罪』を観ました。
サスペンスや刑事もののドラマも大好きです。ホラー以外なら(笑)

 

 

—– もし楽しいニュース.com で取材をするなら、どんな取材をしてみたいですか。

 

アニメが好きで、特に『クリィミーマミ』や『機動警察パトレイバー』が大好きなので、作家さんやキャラクターデザインを担当された高田明美先生にインタビューしてみたいです。
また、花が好きなので、お花屋さんに行く取材やドライフラワーの制作も興味があってやってみたいです。
それから、歴史も好きなので、歴史を絡めた京都など場所の取材もやってみたいです。
三重の実家にいたときは、1か月に 1,2回は京都に行っていたぐらい好きで、神社などの写真をたくさん撮っていました。
歴史は、戦国時代と、幕末から明治頃が特に好きです。名古屋の明治村にもよく家族で行っていました。
あと、松尾芭蕉も好きで、芭蕉が愛した場所を訪ねて行って、芭蕉とは違った私の観点で取材するというのもやってみたいですね。

 

—– いろいろなご希望やアイデアを聞いたので、できそうなものから順番に取材していきましょう!

楽しみですね。今日はありがとうございました!

 

 

(出演 山本 夏夢、執筆・撮影 森川 創)
関連リンク:

山本夏夢プロフィール

http://www.cinemact.co.jp/profile/yamamoto_nayu/

山本夏夢ツイッター
https://twitter.com/yamamoto_nayu