スパリゾートハワイアンズ(福島県)では現在、新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休業を経ての営業再開後、「新しい時代の、新しいハワイアンズ」をキャッチフレーズとして、従来のスタイルにとらわれない、新しい取り組みを展開しています。
そのスパリゾートハワイアンズにトライアルステイしてきました!
その新しい取り組みの中からいくつかご紹介したいと思います。
■宿泊者専用無料送迎バス『ハワイアンズエクスプレス』
10月 1日(木)より、宿泊者専用の無料送迎バスのハワイアンズエクスプレスが、7ヶ月ぶりに運行を再開いたしました。
首都圏を中心に、主要各駅からハワイアンズまで直行しています。
運行している路線は、東京便の他に、横浜便、さいたま便、西船橋・松戸便があります。
また、10月 1日(木)〜 12月 30日(水)の期間限定で、仙台・郡山便も運行しているそうです。
実際にこの無料送迎バスに乗ってみた感想としては、車内にもアルコール消毒が入り口付近に置いてあったり、座席が一列ずつ開けられていたり、空間除菌装置の設置等、感染対策も徹底されていました。
途中で 3つのサービスエリアに停車し、トイレ休憩も取ることができます。
東京便の場合は、帰りの車内から美しい東京の夜景も楽しむことができました。
■一年中夏気分で楽しめる『ウォーターパーク』
ウォーターパークは、いろいろな種類のプールで泳ぐことができる、スパリゾートハワイアンズを代表する施設です。
プールの水は、いわき湯本の豊富な温泉を使用しているそうです。
温度は、なんと一年中 28℃に保たれて温かく、いつでも常夏気分を満喫できますね!
プールのスライダーも、大人から子供、幼児向けのものまで用意されていて楽しめます。
特に注目したいのが、『フィッシュゴーランド』。
こちらは、たくさんの魚が泳ぐ巨大な水槽の周りを流れるプールとなっています。
泳ぎながら水族館にいるような贅沢な気分を味わえます。
ウォーターパークでは、プールの他にも、昼と夜にフラガール(正式名称: スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム)とファイヤーナイフダンスチーム「シバオラ」によるポリネシアンショーを観ることができます。
こちらも、「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に準じ、現在は特別バージョンの 30分に短縮されたショーを 1日 2回公演しています。
実際のショーでは、ダンサー同士の距離を広げ、曲ごとの出演人数を減らすなどの創意工夫がされていました。
本来はお客さんが体験できるコーナーもあるようですが、現在は休止されているそうです。
ショーは 30分に短縮されていても、とても見応えがあり、感動できるショーでした。
また、施設内にはフラ(フラダンス)の歴史を知ることができる「フラ・ミュージアム」もあります。
こちらも様々なコーナーがあり、スパリゾートハワイアンズができるまでの歩みや、映画「フラガール」の紹介、フラ文化、衣装等を見ることができます。
■ホテル『モノリスタワー』
今回宿泊したホテルは、モノリスタワー。
真っ白な壁と真っ黒な壁面が特徴的です。モノリスとは、巨大石柱という意味だそうです。
ロビー中央には、バニヤンツリー(ハワイでよく見られる木)という巨木が飾られていました。
ホテルの部屋の様子です。
全体的に広々としていて、ゆったりと寛ぐことができました。ホワイト基調のインテリアがさわやかな感じで良いですね。
奥の畳は、琉球畳が使用されているそうです。
部屋内には、ハワイアンなルームウェアも用意されていました。
■新しいビュッフェスタイル『レストラン ネシア』
ホテル内のレストランでも、新しい取り組みを始めています。
フレンチポリネシアン料理ビュッフェの「レストラン ネシア」では、営業再開後、三密回避のためにビュッフェ形式の料理提供を中止し、夕食はスタッフがお客様へ料理を取り分けてお渡しする「セミビュッフェ方式」、朝食はセットメニューで提供していました。
お客様からのビュッフェ再開の要望の声が多く、9月 1日より、新しいビュッフェ形式がスタートしたそうです。
レストラン会場入口にはアルコール消毒液が設置されており、並ぶ際も間隔を開けるよう指示をする表示シールが床に貼られていました。
席の方は、テーブルごとに間隔を開けて配置されており、食事の間にマスクを入れておく紙袋や、料理を取りに行く際に手にはめるビニール手袋などが用意されていました。
オープンキッチンでも、飛沫防止用の透明カバーが貼られ、手袋、マスクを着用したスタッフさんが出来たての料理を都度 提供していました。
料理の方は、牛肉のステーキ、メカジキと手羽先グリル、豚バラ肉とジャガイモのオーブン焼き、ブーニャ等、美味しいフレンチ&ポリネシアン料理を楽しむことができました。
ハワイアンカレーは中にパイナップルが入っていて、甘酸っぱくて新鮮な味でした、
スイーツも種類豊富で、満腹になっても、もっと食べたかったものもありました。
■世界最大級の大露天風呂『江戸情話 与市』
■1997年 10月にオープンした、「江戸情話 与市」
「江戸の湯屋」をモチーフに情緒あふれる雰囲気と、男女合わせた浴槽面積が 1000平方メートルあるという、世界最大級の広さが魅力の大露天風呂です。
浴槽面積は、1998年 7月にギネス世界記録にも認定されたほどの広さです。
今年 7月 1日(水)に第 1弾、9月 1日(火)に第 2弾と 2段階に分けてリニューアルオープンしたそうです。
エリア全体は、「祭り」をテーマにフォトジェニックな演出が施され、非日常的な空間となっています。
露天風呂内は、昼間は太鼓・三味線の音による定時ショー、夜は映像演出を使ったプロジェクションマッピングショーが導入されています。写真は、夜のものです。
プロジェクションマッピングによって映し出される物語映像は、「ねこと温泉のはなし」です。
ある日ケガをしたねこが、少年によって助けられ、お礼に少年をある場所へと連れて行きます。
そこには、どんなケガでも癒やすという秘湯が…。
最後の美しい花火の映像は、必見です!
また、現在与市では、1日 2組限定で「ひとりじめリゾートプラン与市編」を 9月 1日(火)よりスタートしています。
こちらのプランは、“新しい時代の、新しい施設の過ごし方” を提案するために立ち上げられた貸切プロジェクトの第 1弾だそうです。
グループ単位などで、22:20〜 23:00の間、江戸情話 与市を貸切で利用することができます。
価格は、1部屋 1万円(税別)。ぜひご利用してみてはいかがでしょうか。
与市前には、駄菓子屋やお土産品店など、様々なお店も並んでいました。
お土産品店の様子
1泊だけでも、かなりボリュームのある体験ができて、とても充実し、満足な 2日間でした。
スパリゾートハワイアンズには、この他にも様々な施設やイベント等が存在します。
一年中常夏気分を楽しめるハワイアンズ。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
(取材協力 スパリゾートハワイアンズ、編集 R.T.)
関連リンク:
スパリゾートハワイアンズ、7月1日より約3か月ぶりに営業再開!
https://tanonews.com/?p=24530
星野源さん「#うちで踊ろう」とスパリゾートハワイアンズがコラボ動画公開!
https://tanonews.com/?p=23678
南海キャンディーズ しずちゃんも応援! スパリゾートハワイアンズ 新ホテル カピリナタワー 2年後開業!
https://tanonews.com/?p=22356