理研ビタミン株式会社(以下、理研ビタミン)の「わかめスープ」が今年、発売から 40周年を迎えます。
■「わかめスープ」が生まれたきっかけ
海から採ったばかりの磯の香りを残した「生わかめ」をつくるために研究を重ね、1965年に「生わかめ わかめちゃん」を発売。
その後、保存性がよく、簡便なものを時代が求める中で、干しわかめ 2000年の歴史を破った画期的な製品、“カール状乾燥わかめ”を開発。
そして、もともと持っていた、天然調味料やスープの調味技術と融合することで、「わかめスープ」が誕生しました。
■わかめの栄養
2005年に厚生労働省と農林水産省が決定した「食事バランスガイド」などでも海藻を取り入れた食事の摂取が推奨され、日本型食生活でバランスの取れた食事を意識することが啓蒙されています。
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管理栄養士/料理家 磯村 優貴恵さん
■夕食のバランスを整える課題について
食事の「バランス」って何だろう・・・と考えた時に、 漠然と「野菜が足りない!」と思われる方も多いと思います。
もちろんそれは間違いではないのですが、順を追って考えてみると足りないものが明確になります。
参考にするのは厚生労働省と農林水産省によって決定された 「食事バランスガイド」です。
これは「なにを」「どれだけ」食べたらよいかが カロリーベースではなく、視覚的にわかりやすく記載されています。
そしてしっかり食べてほしいものから順に描かれています。
お皿の数としては主菜(ピンクの部分・メインのおかず) よりも副菜(野菜などのおかず)の方が多いことが分かります。
1日に 5~6つ食べるということは、1食あたり小鉢で 2皿ほどの野菜料理が必要になります。
忙しい主婦の方がパパっと作りやすい夕食といえば・・・
・主食:ごはん
・主菜:メインのおかず
・副菜①:グリーンサラダもしくは付け合わせの野菜
・副菜②:ナシ
ではないでしょうか。
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「バランス」をよくするにはあと1品野菜やきのこ、芋、海藻を使ったメニューがあるとより良いでしょう。
その他にも「バランス」の整え方は年齢性別、生活スタイルや目指す理想像の違いなどによって人それぞれです。
・食が細い方→主食や主菜でエネルギーの確保が必要
・成長期のこども→エネルギー源の確保、たんぱく質やカルシウム、鉄の補給
・ダイエット、筋トレ中の方→たんぱく質を強化・・・など
まずは自分の生活スタイルを振り返り、現状何を食べていて何が足りていないかを把握することが大切です。
■わかめのチカラ
出典:理研ビタミン「カラダよろこぶわかめレシピ」
■献立に「わかめスープ」をプラスするとうれしいこと
献立に「わかめスープ」を足すとよいこととは?
1.食べ応えのあるわかめが入っていることで、咀嚼回数アップ!
噛む回数が増えることで脳を刺激、口周りの筋トレ、唾液(口腔内衛生を守る、消化を助ける働きがあるなど)をきちんと出すなど良いことがたくさんあります。
2.わかめには水溶性食物繊維、不溶性食物繊維の両方が含まれているので「腸活」にも!
日本人が不足がちな栄養素である食物繊維やミネラルを手軽に摂ることができます。
わかめには水溶性・不溶性食物繊維の両方の食物繊維が含まれており、水溶性食物繊維は血中コレステロール低下や血糖値の改善に役立ち、善玉菌のえさになります。
不溶性食物繊維は便のカサを増やしたり腸内を刺激したりすることで排出力をサポートします。
水溶性と不溶性、両方の食物繊維をとることで腸内環境を整え、「腸活」に役立ちます。
3.温かいスープを食事の最初に飲むことで、体内を温めることができる
体内の消化酵素などは37℃前後で活発に動きます。
体が冷えているとこの酵素のパワーも十分に発揮できずもったいないことになってしまいます。
4.水分補給になる
夏場は熱中症予防、冬場は乾燥対策(バリア機能維持)のために水分の摂取が必要です。
水分は飲み物から取るだけではなく、汁ものなどの食事からもとることができ、
スープ 1杯で 150~200mlほどの水分摂取になります。
「わかめスープ」は、手軽に作ることが可能なうえ、わかめがたっぷり入っているので、食べ応えもあります。
簡単に「食物繊維」「ミネラル」を摂取することができるので、普段の食事のプラス 1品としてオススメです。
また、わかめスープを使った簡単アレンジレシピでは、豆乳を使用したスープをはじめ、ヘルシーなフォーや炒め物など、夏場にもピッタリなレシピをご紹介します。
■わかめスープと相性抜群!献立レシピ
ヘルシーなフォーや炒め物など、夏場にもピッタリなレシピをご紹介します。(レシピ考案: 磯村 優貴恵さん)
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■わかめスープ 商品ラインナップ
(情報提供: 理研ビタミン株式会社)