暑い夏の屋外では、スマートフォンのバッテリー温度が上昇しやすい傾向にあります。
端末によっては、バッテリー温度が上昇すると「高温注意」などのアラートが表示され、通話の途中でも、しばらくの間スマートフォンの利用が制限されることもあります。
ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)が提供する、累計約 1,350万ダウンロードを誇る Android OSアプリ「Yahoo!ブラウザー」では、スマ-トフォンのバッテリー温度上昇を検知すると利用者に通知し、実行するとスマートフォンの負荷を低減することで温度を下げる新機能「スマホクーラー」の提供を開始しました。
「スマホクーラー」は、「Yahoo!ブラウザー」のウェブページ閲覧時の画面右上のアイコンや、画面の下部にある青色のリングをタップすると「スマホクーラー」のアイコンが表示され(図1)(※)、それをタップすると起動し、冷却が実行されます。
冷却する仕組みとしては、メモリを最適化して、負荷が解放されて軽くなり、温度の低下も期待されるというものです。
キャッシュとしてメモリ上に保持されているバックグラウンドプロセスを解放することによって、端末のメモリ領域を広げます。
※青色のリングの画面に表示されない場合は、右上の設定ボタンから「スマホクーラー」を追加可能です。
図1
起動画面を閉じても冷却は続き、再度「スマホクーラー」の画面を開くと冷却の状態が確認できます(図2)。
スマートフォンのバッテリー過熱を抑えることで、利用の制限だけではなく、スマートフォン本体やバッテリーの品質劣化も軽減できます。
図2
(情報提供: ヤフー株式会社)