前回の調査 に続いて、食品加工処理と紙容器充填包装システムの世界的なリーディング・カンパニー 日本テトラパック株式会社が 9月 1日の「防災の日」を前に、子どもをもつ働く母親を対象として、日常の食材購入と収納に関する意識調査を実施しました。
今、九州地方を中心に被害が拡大している線状降水帯による豪雨や、地震や台風など自然災害が多い日本。
「防災の日」は日ごろからの備えを見直す良いきっかけになっているのではないでしょうか。
調査では、自宅での防災対策として日ごろから飲み物や食べ物を準備しているママたちは 2人に 1人という結果がわかりました。
また、日ごろから防災対策として飲食料品を準備していると答えたママたちに選定の基準について尋ねたところ、最も多かった回答は「なんとなく良さそうなものを準備した」(50.4%)という声です。
料理研究家で防災士の資格を持つ島本美由紀先生は、ローリングストックという食材の活用法をおすすめしています。
ローリングストックとは、常温で比較的長期間保存ができる飲食料品を少し多めに買っておき、賞味期限が近付いたものから順番に食べ、食べた分だけ買い足すというストック方法です。
災害対策として食糧の備えになるのはもちろん、大雨の日や買い物に行くのが億劫な時の献立にも活用することができます。
今回の調査では半数以上の 55.6%のママたちがローリングストックを知らないとの結果が出ていますが、日々仕事や家事に忙しくしているママたちにこそ、ローリングストックは実践していただきたいアイデアのひとつです。
<調査結果概要>
■ 自宅での防災対策として、飲食料品を準備しているのは 2人に 1人
■ 防災用の飲食料品、賞味期限や在庫数のチェックは半年以内が約 6割
■ 半数以上がまだ知らない!もしもの時も日常もカバーする「ローリングストック」
<調査結果解説>
料理研究家・防災士 島本 美由紀先生
旅先で得たさまざまな感覚を料理や家事のアイデアに活かし、誰もがマネできるカンタンで楽しい暮らしのアイデアを提案。
食品ロス削減アドバイザーとしても活動し、ラク家事アドバイザー、食品保存&冷蔵庫収納アドバイザー、防災士の肩書を持つ。
親しみのある明るい人柄で、テレビや雑誌、講演会を中心に多方面で活躍。「もしもに備える!おうち備蓄と防災のアイデア帖」など著書多数。
島本美由紀先生:
今回の調査では、日ごろから飲食料品を備えていると答えたママたちは 48.8%と 2人に1人という結果に。
私は、大規模災害に備えて、家族の人数×7日分の飲食料品を準備しておくことをおすすめしています。普段から食べ慣れたものを準備しておくと、もしもの時に心のやすらぎにもなります。
最近では、常温で長期保存ができるロングライフ紙パックに入った杏仁豆腐などスイーツも登場していますので、お子さんのいるご家庭の備えリストに入れてみてもいいかもしれませんね。
■必要性は分かっているけれど… 忙しいママたちのリアルな“防災事情”
防災対策の準備が進まない一番の理由は、「何を準備していいのかよくわからない」
自宅での防災対策において、ママたちが参考にしていることや障壁になっていることは何でしょうか。
「正直なところ何を準備していいのかよくわからない」(43.4%)、「なんとなく必要そうなものを準備した」(33.6%)と、防災の必要性は重々感じつつ、何からどう手をつけていいのかわからないという人が多いのかもしれません。
島本美由紀先生:
水分補給や栄養補給を控えてしまうと健康を損ねてしまいますから、飲食料品を備えて
おくことはやはり大切です。
例えば、お水を各部屋に置いてみましょう。
万が一部屋に閉じ込められてしまった時に役立ちます。
自宅での防災対策として、飲食料品を準備しているのは 2人に 1人
地震や台風、ゲリラ豪雨など自然災害の多い日本。自宅での防災対策として、飲み物や食べ
物を準備しているか伺ったところ、日ごろから飲食料品を備えているのは2人に1人という結果に。
島本美由紀先生:
大規模災害に備えて、家族の人数× 7日分の飲食料品を準備しておくことをおすすめします。
家族構成やお住いの地域によっても準備するものは変わってくるでしょうから、防災の日をきっかけに、家族みんなで何を準備しておこうか話し合ってみるのもいいかもしれませんね。
飲食料品を選ぶポイントは、“日常食と非常食をバランスよく”
日ごろから防災対策として飲食料品を準備していると答えたママたちに選定の基準についてもお伺いしました。
最も多かった回答は「なんとなく良さそうなものを準備した」(50.4%)という声です。
島本美由紀先生:
主に賞味期限の長さをチェックしていらっしゃるのではないかと思います。
非常食と日常食をバランスよく準備しておくと良いでしょう。
非常食とは、賞味期限が 3~5年と比較的長いレトルトのおかゆや乾パンなどです。
日常食は普段から食べ慣れている冷凍食品や缶詰、常温保存ができる紙パック飲料など、賞味期限が半年~2年程度の食品のことをいいます。
■今日から実践!普段から慣れ親しんだ飲食料をローリングストック
防災用の飲食料品、賞味期限や在庫数のチェックは半年以内が約 6割
また、防災対策として準備している飲食料品の賞味期限や在庫数のチェック頻度についてもお伺いしました。
「3か月に1回程度」(30.3%)、「6カ月に1回程度」(31.1%)と、6割以上が半年以内にチェックしているという結果に。
島本美由紀先生:
防災用にもストックしておける日常食の多くは賞味期限がちょうど半年から2年程度のものが多く、見直しのタイミングとしてはぴったりです。
普段から慣れ親しんだ飲み物や食べ物を準備しておくことで、もしもの時に心のやすらぎにもなります。
最近では、常温で長期保存ができるロングライフ紙パックに入った杏仁豆腐などスイーツも登場しています。お子さんのいるご家庭で備えてみても良いかもしれませんね。
半数以上がまだ知らない!もしもの時も日常もカバーする「ローリングストック」
島本美由紀先生:
防災対策として、また普段のお買い物をラクにする食材の活用法として、ローリングストックをおすすめします。
ローリングストックとは、常温で比較的長期間保存ができる飲食料品を少し多めに買っておき、賞味期限が近付いたものから順番に食べて、食べた分だけ買い足すというストック方法です。
災害等もしもの時はもちろん、今日は買い物に行くのが億劫だなという日の献立に使っても良いでしょう。
牛乳や豆腐も?ローリングストック向きの飲食料は実はバラエティ豊富
ローリングストックを「知っている」、もしくは「なんとなく知っている(聞いたことがある)」というママたちに、実際に実践しているかどうかをお聞きしました。
約半数のママたちがすでにローリングストックの実践者であるようです。
島本美由紀先生:
常温で長期保存ができる飲食料というと、お水やレトルトカレーなどを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
実は、ロングライフ紙パックという常温で長期保存ができる紙パックに入った豆乳や野菜ジュース、牛乳や豆腐などもローリングストックにぴったりです。
保存料が入っていないので、お子さんにも安心して食べさせることができますよ。
賞味期限の長い飲食料品はネットショッピングで複数買っておくのも便利です。
■もしもの時だけじゃなく、普段の生活にも便利なローリングストック
島本美由紀先生:
「防災の日」は、家族で防災対策を見直す良いタイミングです。
もしも災害が起こった時のために、地域の避難場所を確認したり、家族で集合場所を決めておきましょう。
今回の調査では、自宅での防災対策について「正直なところ何を準備していいのかよくわからない」(43.4%)、「なんとなく必要そうなものを準備した」(33.6%)と、防災の必要性は重々感じつつも、何からどう手をつけていいのかわからないという声があることも少なくないことが明らかになりました。日ごろから飲食料品を備えていると答えたママたちは48.8%と2人に1人という結果に。
大規模災害に備えて、家族の人数×7日分の飲食料品を準備しておくことをおすすめします。水分補給や栄養補給を控えてしまうと健康を損ねてしまいますから、飲食料品を備えておくことはやはり大切です。
お水を各部屋に分散させて置くだけでも、万が一部屋に閉じ込められてしまった時に役立ちます。
防災対策として準備している飲食料品の賞味期限や在庫数のチェック頻度については「3か月に1回程度」(30.3%)、「6カ月に1回程度」(31.1%)と、6割以上が半年以内にチェックしていることがわかりました。防災用にもストックしておける日常食の多くは賞味期限がちょうど半年から2年程度のものが多く、見直しのタイミングとしてはぴったりです。普段から食べ慣れたものを準備しておくと、もしもの時に心のやすらぎにもなります。
最近では、常温で長期保存ができるロングライフ紙パックに入った杏仁豆腐などスイーツも登場していますので、お子さんのいるご家庭の備えリストに入れてみてもいいかもしれませんね。
調査概要
期間: 2021年3月22日~25日
対象・条件: 子どもを持つ25~49歳、有職者の女性
回答数: 500人
エリア: 北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡
手法: インターネット調査
調査会社: 株式会社クロス・マーケティング
実は身近!ロングライフ紙パック
ロングライフ紙パックは、牛乳は正面、その他は側面に常温保存の記載があります!
ロングライフ紙パックの製品例
実は身近!ロングライフ紙パック
ロングライフ紙パックは、あまり聞きなれない名前ですが、実はほぼすべての人が一度は手にしたことがあるくらい、身近な紙パックです。
野菜・果物ジュース、豆腐やパンナコッタなどの食品、牛乳・乳飲料、飲料水、コーヒーやお茶、栄養補助飲料、レトルト食品など、幅広い食品を包んでいます。
■保存料を使わず、常温保存ができる
紙パックへの充填技術とアルミ箔を用いた紙パックにより、中身の食品を劣化させる酸素の透過を防ぐとともに光を遮断し、食品の品質を長期間保ちます。そのため保存料を使わずに常温長期保存が可能となっています。
■収納しやすく、処分しやすい
紙容器なので、収納スペースも有効に活用できます。
また、使い終わった容器は折りたたんでおけば、リサイクルに出すまでの間もかさばらずに置いておけます。
■海外ではスタンダードなロングライフ紙パック
実は、ロングライフ紙パックは、世界で最も使われている紙容器です。
環境保護先進国の国々では、持続可能(サステナブル)、再生可能な資源としての紙パックの価値が再評価されており、缶詰やミネラルウォーターの容器を紙容器に移行するメーカーもでてきています。
■FSC® CoC認証取得
持続可能で最適な森林管理や生産が行われているかを審査・認証する制度で、日本テトラパックが提供する紙パックにはFSC®認証ロゴを入れることができます。
また、このマーク付きの商品を選ぶことで、森林保護活動に参加することができます。
■リサイクルができる
ロングライフ紙パックはリサイクルが可能で、トイレットペーパーなどの原料として使われています。
お近くのスーパーマーケットや学校のベルマーク運動など、リサイクル方法は様々。
日本テトラパックのウェブサイトからは、リサイクル便専用回収箱を取り寄せることもできます。
【お役立ちシーンいろいろ】
ロングライフ紙パック特設ウェブサイト: https://www.choi-stock-raku.com/
(情報提供:日本テトラパック株式会社 ロングライフ紙パックPR事務局)