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2021.11.12ご当地・観光, 話題・おもしろ

『QUEEN50周年展 -DON’T STOP ME NOW-』西武渋谷店 モヴィーダ館で開催!

 

QUEEN 50周年展製作委員会は、ロック・シーンを代表するバンド、クイーン(QUEEN)の結成 50周年(1971年、フレディ、ブライアン、ロジャー、ジョンの 4人となってからの 50周年)を祝し、輝き続ける活動の軌跡を彼らの音楽と共に辿る『QUEEN50周年展-DON’T STOP ME NOW-』(以下、50周年展)を西武渋谷店 モヴィーダ館にて、本日 11⽉ 12⽇(⾦)〜 2022年 2⽉ 13⽇(⽇)で開催します。

 

 

この 50周年展は、今なお多くのファンに愛され多大な影響を与え続けるクイーンが、クイーンであり続ける理由を、未公開写真、貴重映像、メンバー本人と重要関係者のコメント、楽器関係、縁の品々の展示等の様々な要素から紐解きます。
クイーンのヒット曲が鳴り響く中、クイーンの特別な 50年を堪能しつつ、フレディ・マーキュリー没後 30年、フレディの生き様にもスポットをあてて紹介されています。

 

 

さらに注目すべきは、大画面でライヴ映像を映 し出す体感型マルチ・スクリーン・シアター。
まるでライヴ会場に居るかのような臨場感あふれるクイーンのライヴ上映が映し出されます。

 

 

開催前日の 11月11日の限定イベントでは、『ミュージック・ライフ』の編集長を務め、「最もクイーンに近い編集者」として名をはせた音楽評論家の東郷かおる子さんと雅楽師の東儀秀樹さん、ピアニストのハラミちゃんが 50周年展の見どころの解説、さらに東郷さんのみが知るクイーンの伝説の裏側を語るトークセッション、ピアニストのハラミちゃんが、生演奏でクイーンの名曲を披露しました。

 

左から雅楽師の東儀秀樹さん、ポップスピアニストのハラミちゃん、音楽評論家の東郷かおる子さん

 

50周年展は 6階・7階の 2フロアで開催していて、クイーンの音楽に包まれながら彼らの世界に没入できるコンテンツを展開。
デビューから代表曲「ボヘミアン・ラプソディ」の誕生と飛躍、ライブ・エイドの奇跡、フレディとの別れなど、彼らの 50年間を大きな節目に沿って 7つのシーンに分け、各時代を象徴する場所(ライブ会場/スタジオなど)を再現、写真や映像、資料とリンクさせながら紹介されています。

 

 

各シーンごとに、会場 BGMに楽曲を流し、来場者はクイーンの名曲に包まれる体感型音響演出で、臨場感を感じてながらその世界に没入できます。
また、今回はクイーン初心者も楽しめるように当時の“melody maker”風な音楽雑誌(タブロイド)の冊子を無料で配布しています。
各展示やその時代のエピソードなどを記載し、余すことなく展示を堪能できます。

 

 

さらに、アルバムジャケットと同じ構図の写真撮影が可能であったり、ステージをバックに撮影できる体感型フォトスポットがあります。
注目すべきは、壁から浮かんで見える 150インチの 4面マルチスクリーンで楽曲と連動した演出でライブ感を最大限に演出した「Immersion Theater(イマージョン シアター)」が 7階に設置されています。
シアターでは 1982年の西武球場でのライブから貴重な映像をマルチ画面で上映しています。

 

 

グッズコーナーも充実しています。

 

【限定イベント トークセッションの様子】

 

 

—– クイーンの魅力について

東儀秀樹さん:
クイーンデビュー当時、中学生でした。進化し続けるロックバンドは他にいないんじゃなかと思います。
「ボヘミアン・ラプソディー」の映画が上映されて、またクイーン熱が再燃されて、周囲でもクイーンの話題が出てきて、クイーンの曲を雅楽でやったらみんなが面白がってくれるんじゃないかと演奏してみました。
アルバムにも入れたのですが、もっと気軽に提供したいと思い、Youtubeにも入れてみました。

 

左 飛び入り参加した典親さん

 

私には中学 3年の息子(典親さん)がいるのですが、息子は僕以上にクイーンを語れる人間で、息子と一緒に音楽でクイーン愛を表現しようと思いました。
ブライアン・メイが 14歳のときにお父さんと一緒にギターを作ったというエピソードがありますが、それに負けないぞという思いで、僕も材木を切るところから始めて、レコーディングで使えるぐらいのクオリティのギターを作りました。
形もオリジナルのデザインなのですが、誰が見ても「あなた、ブライアン・メイ好きでしょ?」と言われるぐらいブライアン・メイ寄りのギターです(笑)

息子と話してもクイーンの良さは共通なので、老若男女 世代を超えて面白がってもらえるロックバンドというのが特色だと思います。

 

 

ハラミちゃん:
私の場合は完璧に母の影響でクイーンを好きになりました。
母は、まさに『ミュージック・ライフ』の切り抜きをコラージュして集めていたぐらいの大ファンで、私が小さい頃からクイーンの音楽が流れている環境で育ちました。
一番最初に知った洋楽がクイーンでした。
社会人になって落ち込んだときにもクイーンの曲に救われたこともありました。
新宿都庁に設置されているストリートピアノには、外国の方がたくさんいらっしゃって、その方たちにも喜んでもらえるようにと 洋楽を演奏しようと思い、クイーンのメドレーを弾かせていただきました。

 

 

東郷かおる子さん:
東儀親子の Youtube、拝見したのですが、14歳の息子さんの弾くギター、ものすごくかっこいいんです。
この会場にいらっしゃったので、思わず一緒に写真、撮っちゃいました(笑)
今、ヒップホップ、ダンスミュージックに席巻されてしまって、洋楽ロックって元気ないじゃないですか。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観終わったあとに横にいた 50代ぐらいのおじさんがタオルを取り出して号泣している姿を目の当たりにしました。
1つのバンドに入れ込んで、号泣できるあの時代は幸せだったんだなとすごく思いました。

クイーンも魅力は楽曲の良さはもちろんのこと、不思議なことにクイーンのあとにもさきにもクイーンみたいなバンドはいないんです。
唯一無二の個性、それがクセになるという感じで今に至ったじゃないかなと思います。

 

 

—– 展示会場をご覧になっていかがでしたか

東儀秀樹さん:
中学生のときに、初来日の日本武道館のコンサートを観に行ったんですが、展示されている写真を見て、あらためて東郷さんがおっしゃったように彼らが唯一無二の存在であることを改めて感じました。
年代を追って展示されていていろいろと工夫が凝らされていますので、違う角度で観たいので何度も来たいなと思います。
クイーンも好きですが、その時代の背景・文化感・歴史観も好きです。

 

 

ハラミちゃん:
この限定イベントのお仕事の依頼がやってくる前から、この展示会に来ようと決めていたのですが、このお仕事がやってきて、母にそれを伝えたら「抜け駆けしないでよ~」と言われました(笑)
入口の黒い幕はら始まって、クイーンの世界観が作られていて、クイーンの歴史を追うような感じです。
ところどころにクイーンの(アルバム)ジャケットに入れるようなフォトブースがたくさんあって、写真を撮るのが好きな若い世代の人にも楽しめるような展示になっていると思います。

 

 

ハラミちゃん:
映画「ボヘミアン・ラプソディ」は、3,4回観に行きました。
その中で、声を出して応援できる上映に友人と一緒に行ったのですが、隣のおじさんがフレディと同じようにタンクトップのTシャツを着て、付け髭をつけて歌ったり拍手したりして盛り上がっていました。
一緒に行った友人もクイーンが大好きになりました。

 

 

東郷かおる子さん:
当時宿泊していたホテルのメモ用紙にフレディが歌詞を走り書きしたようなものが展示されていました。
それを見て、「ああ、フレディ・マーキュリーってこの世に本当にいたんだな」と思いました。

 

 

東郷かおる子さん:

最近は、神格化され過ぎてしまって、雲の上の人という感じですが、本当のフレディは、ユーモアが大好きで、人にあれこれ言われるとすぐに怒るし、気分のアップアンドダウンが激しい人でした。
でも、会うと可愛くて憎めなくてチャーミングな人でした。
70年代の曲というと、懐かしいなと思うのが一般的ですが、クイーンの曲は懐かしいというよりカッコイイという曲なんです。

 

 

続いて、ハラミちゃんによるピアノの生演奏が披露されました。
曲は、50周年展のサブタイトルでもある「DON’T STOP ME NOW」が演奏されました。

 

 

最後にみんなでフレディと同じポーズで記念撮影です。

まだまだ止まらないクイーンの伝説を渋谷から発信する 50周年展、クイーンファンのみならず、興味を持たれた方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

【開催概要】
展覧会名 : 『QUEEN50周年展-DON’T STOP ME NOW-』
主 催: QUEEN50周年展 製作委員会
協 賛: 集英社
公式ホームページ: https://queen-exhibition.jp/
会 場: 西武渋谷店 モヴィーダ館(〒150-8330 東京都渋谷区宇田川町21-1)
会 期: 2021年 11月 12日(金)~2022年 2月 13日(日) 11:00~21:00
※12/31(金)は 19時閉館、1/1(土)~3(月・祝)は20時閉館となります。

 

(情報提供: QUEEN 50周年展製作委員会、編集・撮影: 森川 創)