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2021.11.19話題・おもしろ

コロナ自粛の影響か、アウトドア活動に向けた気持ちに変化が「アウトドアの目的は”キレイな空気”」

11月も後半に差し掛かり、東京近郊や京都などの人気観光地でも紅葉の見ごろを迎えています。
緊急事態宣言も明け、秋の行楽シーズンも盛り上がりを見せつつある中、11月 23日(火)は勤労感謝の日です。
前後で連休をとってお出かけを計画されている方も多いのではないでしょうか?

 

 

コロナ禍ではテレワークや外出の自粛要請により、多くの人々が在宅で過ごす時間が長くなったと思われますが、一方で三密を回避するレジャーとして、近年ブームにあった登山、キャンプ等のアウトドア活動に一層注目が集まっています。
その背景には在宅時間の増加とともに、屋外の新鮮な空気を吸いたいという欲求が高まっていることも推測されます。
こうした潜在的な意識や思いが、人々を屋外に駆り立てているのではないでしょうか。

 

 

そこで空調専業メーカー・ダイキンが実施した「現代人の空気感調査」の中で、在宅時間が増えたことでインドア(室内)とアウトドア(屋外)の空気に対する意識・行動がどのように変化しているのか、その実態について東京の男女 400名を対象に調査を行いました。
秋の行楽シーズンの中、人々のアウトドア活動への意欲の変化やアウトドアに求めているものなどについて、「インドア(室内)とアウトドア(屋外)の空気感調査」から抜粋してご紹介します。

 

参考:東京の男女 400人に聞いた「インドア(室内)とアウトドア(屋外)の空気感調査」(11/8発表)
https://www.daikin.co.jp/press/2021/20211108/index.html

 

 

■アウトドア活動したい気持ち「強くなった」が 8割超(82.5%)

 

今回調査を実施した東京在住の 400名のアウトドアユーザーの皆さんは、秋の行楽シーズンの中どんな思いを持っているのでしょうか。

「コロナ禍でテレワーク、ステイホームが続く中、アウトドア活動に対するあなたの気持ちに変化はありましたか」と聞いたところ、コロナ自粛の影響もあってか、8割超(82.5%)がアウトドア活動したい気持ちが「強くなった」(「とても強くなった」「やや強くなった」)と回答しています。
今回の調査では、約 7割(68.0%)の人が在宅時間の増加の中で室内の空気に「息苦しさ」や「よどみ」を感じると回答しており、そうした環境に対する不満の裏返しとして、屋外に出たい気持ちが強くなったのかもしれません。

 

 

 

■コロナ禍でデビューした新規アウトドアユーザーは約 2割(21.8%)、アウトドア活動したい季節 1位は「秋」(74.3%)

 

コロナ禍でアウトドア活動した人の中には、コロナ禍でデビューした新規アウトドアユーザーも含まれています。
今回の調査対象に、「あなたはアウトドアをいつ頃から始めましたか」と聞いたところ、約 2割(21.8%)が「1年くらい前(2020年以降、コロナ禍の中で始めた)」と回答しています。
コロナ禍でも一定数の新規アウトドアユーザーが誕生しているようです。

 

 

アウトドア活動に対する気持ちの高まりを踏まえ「あなたがアウトドア活動をしたいと思う季節はいつですか」と聞いたところ、全体で最も多かったのは「秋」(74.3%)でした。
また、アウトドア歴 10年以上のベテランユーザーでは、「秋」を選んだ人は約 9割(86.0%)と、全体の数値を 10ポイント以上、上回っています。

 

 

 

■アウトドアの目的は “映える景色”、“キャンプ飯”より「キレイな空気」

 

長引くコロナ禍の中で、多くの人がアウトドアに駆り立てられた理由は何だったのでしょうか。
「コロナ禍の中、あなたがアウトドア活動を行う目的は何ですか」と聞いたところ、これまでブームを牽引してきた、いわゆる“映える景色”(「キレイな景色」65.0%)や“キャンプ飯”(「アウトドアご飯」49.3%)を抑えて、最も多かったのは「キレイな空気を感じること/吸うこと」(74.0%)でした。

 

 

この傾向はコロナ禍デビューの新規アウトドアユーザーほど強くみられます。
コロナ禍でアウトドア活動を始めた理由としてまず想像されるのは「3密を回避してレジャーを楽しむ」だと思われましたが、その 3倍以上の回答となったのが、「キレイな空気を感じること」でした。
やはり在宅による室内空気への不満が、人々をアウトドアに駆り立てている側面もありそうです。

 

 

 

■アウトドア歴 10年以上の人は自宅の空気の課題に上手に対処

 

コロナ禍で外出が制限される中、既存のアウトドアユーザーには相当なストレスが溜まっているように思われますが、実はベテランアウトドアユーザーはこの状況に上手く対応して、室内空気の課題をそれほど感じずに過ごすことができているようです。
「自宅の空気に息苦しさや、よどみのようなものを感じることがありますか」という問いに対して、ベテランアウトドアユーザーは「感じる」(「よく感じる」「たまに感じる」)が 47.3%で、全体の 68.0%と比べると 20.7ポイントも下回っていました。

 

 

この理由として考えられるのは、ベテランアウトドアユーザーが空気課題に対して行っている様々な対処法にあります。
ベテランアウトドアユーザーは「窓を開ける/換気する」(78.8%)はもちろん、「近所を散歩する」(76.9%)や「近所をウォーキング、ジョギング、ランニングする」(73.1%)人が多く、「外」の空気とつながる手段を意識的・無意識的に、いくつも講じることで、心身ともにリフレッシュ出来ているのではないでしょうか。

 

 

ベテランアウトドアユーザーは、コロナ禍における「空気の達人」と言ってもいいのかもしれません。

 

 

屋外の新鮮な空気を味わうことも大事ですが、室内の空気環境も気になります。

暖房の使用をはじめたり、空気の乾燥にお悩みの方も多いのではないでしょうか。

ダイキン工業では、自社ウェブサイトにてエアコン暖房の節電に繋がる使い方や、加湿空気清浄機による乾燥の対策などを紹介しています。

 

ダイキン エアコン節電情報 冬の暖房編

https://www.daikin.co.jp/air/life/electricitysaving/#winter

 

お出かけのない日は室内の空気を上手に入れ替えて、閉塞感やよどみを解消していきましょう。

 

(情報提供:ダイキン、編集:中嶋杏樹)