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2022.01.06ご当地, 癒し系・女子向け, 話題・おもしろ

水槽の水を全部抜いて、ピカピカ大作戦! サンシャイン水族館 年末の大仕事!

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東京・池袋のサンシャイン水族館では、年に数回、水槽の水を抜いて清掃を行う、名付けて「水槽ピカピカ大作戦!」を行っています。

 

ゆりさん(サンシャイン水族館エントランスの滝の前で)

※撮影の時だけマスクを外しています

 

サンシャイン水族館は数年前にも取材したことがありますが、今回はこの水槽ピカピカ大作戦!を中心に、水族館の裏側(バックヤード)にも入って取材を実施しました。

今回清掃するのは、2020年 7月に完成したクラゲエリア「海月空感(くらげくうかん)」の1つ「クラゲトンネル」水槽。

まずは、クラゲが展示されているエリアの見学です。

 

海月空感(くらげくうかん)

https://sunshinecity.jp/aquarium/animals/kurage.html

 

ここは、月の光がやさしくふりそそぐ静かな海。ふわふわと漂う海月はゆらゆらととても穏やかに揺らぐ。

碧い海に浮かぶ海月はまるで宇宙に漂う銀河のよう。視界をおおう海の碧さに水の世界の住人となる。

あなたをやさしく包み込む水の世界。(水族館の説明パネルより)

 

インドネシアシーネットルという触手の長いクラゲ

 

アカクラゲ

 

ミズクラゲやアカクラゲなど多くのクラゲはイソギンチャクやサンゴと同じ刺胞動物です。

刺胞動物とは触手に刺胞と呼ばれる針と毒液を備えた細胞があり、餌となる生き物を触手で捕らえて食べる動物のことだそうです。

また、遊泳力が乏しいクラゲは、1メートルを超える大型のクラゲでもプランクトンに分類されるそうです。(水族館の説明パネルより抜粋)

 

 

 

「クラゲパノラマ」水槽はアクリルの上下に鏡面がありますので、下から撮ると広がっているような写真が撮れます。(水族館広報)

 

いよいよ今回清掃する「クラゲトンネル」です。

 

 

ミズクラゲが展示されているトンネル型の水槽。

360度クラゲに囲まれ水中にいるかのような浮遊感を楽しむことができるクラゲトンネル。

 

 

写真ではわかりませんが、癒し系の BGMが流れていたり、アロマの香りがほのかに漂ってくる空間です。

 

 

クラゲトンネルには、何匹ぐらいいるんですか?(ゆりさん)
約500匹ぐらいいます。(水族館広報)

 

ミズクラゲはどうやってここにやってくるのですか?(ゆりさん)

特に新型コロナで最近はなかなか海で採集する機会がないですが、海から採ってくる場合や、他の水族館から分けてもらう場合、そして、バックヤードで繁殖して増やす場合があります。(水族館広報)

 

通常の水槽清掃は、飼育スタッフが潜水したりしてアクリルや擬サンゴをこすって清掃しています。
一定の時間が経過すると、通常の清掃では汚れが落ちにくくなってくるために、水槽の水を排水して清掃する「落水清掃」を年に数回行っています。
水槽の中の生き物をすべて移動し、飼育スタッフが水槽の中で大掃除をします。(水族館広報)

 

水槽の底面をよーくみると、汚れが少し溜まっているのがわかります

 

「水槽ピカピカ大作戦! クラゲトンネル編」の手順:

① クラゲを傷つけないように手早く丁寧に保護していきます。
② バックヤードにある予備水槽にクラゲを移動させます。
③ クラゲを移し終わったら、海水を抜きます。抜き終わるのにおよそ 30分ぐらいです。
④ 空になった水槽のよごれをホースやブラシで水洗いしたあと、塩素を使って綺麗にしていきます。
その後、中和剤を散布します。
⑤ 新しい海水を入れて、翌朝、予備水槽のクラゲを水槽に戻します。

 

手順に従って、清掃を行っていきます。

 

① クラゲを傷つけないように手早く丁寧に保護していきます。

 

観覧者側からみたクラゲ取り上げの様子(水面にバケツが見えます))

 

バックヤードからみたクラゲ取り上げの様子(一匹ずつ丁寧にクラゲを取り上げていきます)

 

ミズクラゲは自分で泳げず水流に乗って漂っているので、水槽上部にきたものから取り上げていきます。(水族館広報)

 

② バックヤードにある予備水槽にクラゲを入れていきます。

 

回収したクラゲの入ったバケツ

 

バックヤードの水槽

 

ツルツルの容器でないと、クラゲが傷ついてしまうので丸い容器に入れます。(水族館飼育スタッフ)

 

 

展示水槽とバックヤードの水槽の水が少し違うと飼育スタッフの女性が言っていたのですが、どう違うのですか?(ゆりさん)

同じ海水でも温度や塩分濃度などが微妙に違っているので、いきなり水槽に入れずに少しずつ慣らしていくようにしながら入れています。(水族館広報)

 

③ クラゲを移し終わったら、海水を抜きます。抜き終わるのにおよそ 30分ぐらいです。

 

来場客にも張り紙でお掃除している内容をお知らせしています

 

 

トンネルの上部から海水が減り始めました。モーゼの十戒のように海水が左右に割れていきます。

 

3割ぐらい海水が減ってきました。

 

あと少しで海水が全部抜けます。

 

④ 空になった水槽のよごれをホースやブラシで水洗いしたあと、塩素を使って綺麗にしていきます。
その後、中和剤を散布します。

 

水抜きが完了したら、脚立を水槽に入れます

 

 

アクリルを傷つけないように慎重に上からはしごを使って下りてきて、水槽内にホースで水をまいたり、ブラシで洗い、その後塩素を使って綺麗にしていきます。(水族館広報)

 

⑤ 新しい海水を入れて、翌朝、予備水槽のクラゲを水槽に戻します。

 

お掃除が完了したら、海水を入れて、クラゲを戻していつものクラゲトンネルの展示再開です。

 

落水清掃を実施する際には、水族館ウェブサイトで日程が公開されるのでご覧になりたい方はぜひチェックしてみてください。

クラゲトンネル以外の水槽のお掃除もYouTube公式アカウントで動画が公開されています。

 

YouTube[サンシャイン水族館]オーストラリア水槽の水、全部抜きました。

 

 

せっかくの水族館取材ですので、他の生き物も少し見学しました。

 

トラフザメ(中央) 温厚でやさしい性格のサメです

 

ナポレオンフィッシュ(左)とトラフザメ(右) もう少し近づいて撮影

 

エイもトラフザメも可愛いですね。(ゆりさん)

 

アクリル越しですが、すぐ近くで見学することができます。

 

サンシャイン水族館全体では何匹ぐらいいるのですけ?(ゆりさん)
約550種、23000匹います。(水族館広報)

 

 

屋外の生き物も少し見学しました。

 

2021年 5月に誕生した、カリフォルニアアシカの仔のチャパ その右にいるのがママのパコ

 


体の大きなチャパのパパのチャップ

 

マハロ、てまり、ひまり、あいり

 

2月に生まれたコツメカワウソ姉妹(てまり、ひまり、あいり)とそのお母さん(マハロ)です。

お客さんに大人気で人だかりができていました。

 

 

生きているサンゴが展示されている水槽は、塩素では清掃できません。(水族館広報)

 

 

沖縄県恩納村の海中でサンゴを再生するプロジェクトも行っています。

サンシャイン水族館で使っている海水は、伊豆諸島の八丈島近海の海水です。
東京と伊豆諸島を結ぶ海運会社の船が船体を安定させるために船底に入れる海水のバラスト水を購入しています。

東京湾に到着した船からは陸路で水族館まで運んでいます。(水族館広報)

 

水族館プロデューサーの中村元さんを中心に全館リニューアルを実施する前は、どちらかというと子供たちに楽しんでもらう水族館でしたが、リニューアル後は、大人の人、特に女性にも楽しんでもらえるように、雰囲気作りにも配慮した水族館となっています。

各水族館で様々なクラゲの展示をしており、見せ方がそれぞれ違いますので、見比べてみるのも面白いと思います。(水族館広報)

 

取材の最後にこれから開催される展示について伺いました。

 

サンシャイン水族館では、2022年 1月14日(金)~ 3月 6日(日)まで、「ゾクゾク深海生物2022」が開催されます。
わずかな光しか届かない水深 200メートル以深の深海で生存する生き物の中には、浅瀬の生き物とは異なるユニークな特徴をもつものがいます。
深海生物はそれぞれが暗くて冷たく高い水圧の過酷な環境に適応して生き残ってきました。
「ゾクゾク深海生物2022」では、深海生物が特徴的な姿であることが、深海で生きる上でどのような利点や意味をもつのかを、カテゴリーごとに生体、標本、模型展示を通してわかりやすく解説します。
また、近年深刻化する海洋プラスチックゴミ問題について、品川女子学院の中高生に考えてもらい、オリジナルの漫画を通して紹介したり、バックヤードツアーなど、盛りだくさんの内容となっています。

 

 

■ゾクゾク深海生物2022 公式ウェブサイト
https://sunshinecity.jp/file/aquarium/zokuzoku_deep_sea/

 

通常のルートで見学するのでも生き物の魅力を十分堪能できますが、今回、バックヤードから生き物を見る機会があって、とても面白かったです。
別料金となりますが、探検ガイドツアーというバックヤードツアーも行われているそうです。飼育スタッフにより、ご案内する内容が少しずつ異なり、何回参加しても新しい発見があるとのこと。ぜひバックヤードツアーも体験してみてはいかがでしょうか。

 

■サンシャイン水族館
場所: 東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティワールドインポートマートビル・屋上
営業時間: 10:00-18:00 9:30-21:00(3月19日~)※変更の場合あり※最終入場は終了1時間前
入場料金: 大人(高校生以上) 2400円、こども(小・中学生) 1200円、幼児(4歳以上)700円
電話: 03-3989-3466
HP: https://sunshinecity.jp/aquarium/

 

(取材協力: サンシャイン水族館、出演: ゆり、撮影・編集: 森川 創)
関連リンク:
ゾクゾク深海生物2022 公式ウェブサイト
https://sunshinecity.jp/file/aquarium/zokuzoku_deep_sea/

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