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2022.04.07科学・Tech

令和の親、約 6人に 1人がマタニティフォトを実施? 赤ちゃんのお祝い行事調査結果発表(スタジオアリス調査)

 

株式会社スタジオアリスは、4月の祝日「昭和の日」にちなみ、昭和 64年までに産んだ子どもを持つ男女 250名(以下、昭和親)と、小学生未満の子どもを育てる男女 250名(以下、令和親)の計 500名を対象に、「赤ちゃんのお祝い行事調査」を実施しました。

今回の調査では、お宮参り、誕生日、マタニティフォトなど、赤ちゃんのお祝い行事や関連イベントについて、認知度やお祝いの実施有無、祝い方や招待客、実施理由など様々な実態について調査が行われました。

昭和親と令和親で傾向を比較し、令和親の約 4割が「ハーフバースデー」を祝うことや、令和親の方が写真館・フォトスタジオで撮影する傾向があることなどが明らかになりました。

また、各行事の祝い方ランキング 1位は「記念写真」であることや、「マタニティフォト」を撮影した人のうち 9割以上が「撮影して良かった」と思っていることも分かりました。

 

 

令和親の約 4割が「ハーフバースデー」祝う。約 6人に 1人が「マタニティフォト」実施

 

 

本調査では、生後 1か月頃の赤ちゃんの健やかな成長をお祈りする「お宮参り」、生後 100日前後に「一生食べ物に困らないように」という思いを込めて行う「百日祝い(お食い初め)」、生後初めて迎える節句「初節句」をはじめ、「誕生日」、生後半年を祝う「ハーフバースデー」、妊婦姿を写真に残す「マタニティフォト」、産後マタニティフォトと同じ構図で赤ちゃんと一緒に撮影する「アフターマタニティフォト」について調査が行われました。

 

 

まず、各イベントの認知度について調べると、昭和親・令和親ともに 9割以上が「誕生日(昭和親 94.0%・令和親 91.2%)」はもちろん、「お宮参り(昭和親 92.8%・令和親 90.4%)」を知っていると回答。

「百日祝い (昭和親 79.6%・令和親 90.0%)」、「初節句(昭和親 87.2%・令和親 84.0%)」も多くの人が知っていると答え、昭和親・令和親ともに認知度が高いイベントであることが分かりました。

一方で、「ハーフバースデー」は昭和親 16.0%・令和親 72.0%、「マタニティフォト」は昭和親 18.8%・令和親 68.0%と、どちらも令和親の方が認知度が高いイベントであることが判明。

「アフターマタニティフォト」については、認知度は低い傾向があるものの、令和親の 1割以上が知っていることが明らかになりました。

伝統的なイベントは両世代ともに継承されつつ、時代を経て新しいイベント行事も文化として根付き始めているようです。

 

 

また、実際に各イベントを実施したか、または実施する予定かを調査すると、認知度と同様に「誕生日(昭和親 84.8%・令和親 84.4%)」、「お宮参り(昭和親 76.4%・令和親 78.4%)」が実施率が高い傾向が分かりました。

令和親からの認知度が比較的高かった「ハーフバースデー」は約 4割、「マタニティフォト」は 15.6%と約 6人に 1人の令和親が実施する(した)という結果になりました。

 

 

各行事の祝い方ランキング 1位「記念写真」。令和親の方が写真館・フォトスタジオで撮影する傾向

 

 

続いて、各行事の祝い方について調査しました。

 

 

それぞれ TOP5をランキングにすると、1位はどの行事においても 6割を超えて「記念写真」となりました。

節目を迎えるタイミングで、赤ちゃんの姿を思い出に残したいと考える親が多いことがうかがえます。

2位に多かったのは「自宅でご馳走を食べる」でした。

また、お宮参りや百日祝い、初節句といった、伝統的な衣装がある行事は「衣装を着させる」という回答が見られたほか、誕生日やハーフバースデーでは、「部屋をデコレーションする」という回答が上位に並びました。

 

 

 

また、祝い方を昭和親・令和親で比較してみたところ、特に差が見られたのは「初節句」と「誕生日」でした。

初節句では、昭和親の方が「自宅でご馳走を食べる(昭和親 60.4%・令和親 42.8%)」傾向があり、反対に、令和親の方が「部屋をデコレーションする(昭和親 4.7%・令和親 15.8%)」傾向があることが分かりました。

誕生日では、昭和親は「自宅でご馳走を食べる(昭和親 71.7%・令和親 56.4%)」、「記念写真を撮る(昭和親 59.9%・令和親 70.6%)」の二つに多くの票が集まった一方で、令和親では「部屋をデコレーションする(昭和親 9.4%・令和親 36.0%)」、「行事のお飾りを飾る(昭和親 8.0%・令和親 23.2%)」にも 2割以上の票が集まり、祝い方が多様化していることがうかがえました。

 

 

一番実施する人が多かった「記念撮影」について、どのような方法で撮影するかを聞くと、意外にも令和親の方が 「写真館・フォトスタジオで撮影(昭和親 59.2%・令和親 76.5%)」する家庭が多いことが判明。

一方、昭和親は「自宅で自分かパートナーが撮影(昭和親 71.5%・令和親 61.8%)」に多くの票が集まりました。

気軽に行ける写真館やフォトスタジオが増えたことが背景の一つとしてありそうです。

 

 

続いて、お祝いには誰を呼ぶかを調査すると、覚えていない・未定の方を除き、各イベントで上位を占めたのは子どもの祖父母にあたる「母方の親」、「父方の親」、そして「招待していない(しない予定)」でした。

それぞれの順位を見ると、お宮参り、百日祝い、初節句といった伝統的な行事は祖父母を招く傾向があり、誕生日やハーフバースデーなどでは「招待しない」という親も多いようです。

 

 

 

お祝いでやって良かったこと、反対にやっておけば良かったと後悔したことについて聞いてみると、写真撮影に関連したエピソードが多く寄せられました。

 

<やって良かったこと>

「初節句で、おじいちゃんやおばあちゃん、いとこ、おじさん、おばさん等集まってくれて、プロのカメラマンに撮影してもらった。すごく思い出が詰まった写真になった」(北海道・62歳・女性)

「お宮参りで相手の祖父母さんとお近づきになれた」(佐賀県・68歳・男性)

「写真に残せることはやって良かったと思う。その時にしか着られない衣装を着させたり、人形などをおくって毎年飾ってもらえるのがいい」(愛媛県・69歳・男性)

「誕生日は家族 3人で外食をしたのだが、コロナの影響でこれが初めての外食となったため、良い思い出になった」 (東京都・30歳・男性)

 

<やっておけば良かったこと>

「写真をもっと撮っておきたかった。ビデオ撮影をしても良かったかなと思います」(福岡県・60歳・男性)

「十分にやってきたつもりだったが、インスタなどを見ると、新生児フォトを撮っておけば良かったなとか、お昼寝アートをもっと撮りたかったなとか、誕生日はこうすれば良かったなとかがいっぱい出てくる」(岩手県・39歳・女性)

「子どもだけでなく、大人も一緒に並んで写真を撮れば良かったと思った」(東京都・34歳・女性)

「義父母がいると自分の意見が通らないのは百も承知なので、別日で家族だけでやれば良かった」(京都府・33歳・女性)

 

 

マタニティフォト・アフターマタニティフォトの撮影理由「貴重な瞬間だから(87.0%)

 

 

令和親の間で浸透しつつある「マタニティフォト」や「アフターマタニティフォト」。

実際に撮影した親はどのような目的で撮影したのでしょうか。

 

 

撮影した理由を聞いてみると、SNS投稿を目的にマタニティフォトを撮影する人はおらず、 8割以上が「人生において貴重な瞬間だから(87.0%)」と答えました。

誰かに共有するというより、妊娠出産は人生の中でも数少ない経験だからこそ、思い出に残したいと考える親が多いようです。

次いで、「子どもが成長したときに見せたいから(34.8%)」、「妊娠中の経過を記録したいから(34.8%)」が並び、子どもとのコミュニケーションや、経過記録を目的に撮影する傾向もうかがえました。

 

 

続いて、撮影した写真をどのようにして使うのか、または使う予定かを尋ねると、「アルバムや冊子にする (45.7%)」が最も多く、「スマホや携帯の待ち受け画面に設定する(26.1%)」、「写真立てに入れて飾る (26.1%)」にも票が集まりました。

一方で、「特に使わない(28.3%)」という回答も見られ、貴重な瞬間を写真に残すこと自体を大切にする考えが見て取れました。

 

 

マタニティフォトを撮影して良かったと思うかを聞くと、9割以 上が「そう思う(50.0%)」、「どちらかといえばそう思う(43.2%)」と答え、その満足度も高いことがうかがえます。

 

 

産後のパートナーへの印象「良い方に変化」24.8%

 

 

出産を経て、夫婦二人きりから、へと立場が変わるにあたって、パートナー間で気持ちの変化はあるのでしょうか。

 

 

産後、パートナーの印象が変わったか調査すると、「変わっていない(55.2%)」が約半数を占めました。

一方で、「良い方に変わった(10.8%)」、「どちらかといえば良い方に変わった(14.0%)」が 24.8%、「悪い方に変わった(7.4%)」、「どちらかといえば悪い方に変わった(12.6%)」が 20.0%と、良い方・悪い方それぞれ 変化を感じている人もいることもうかがえました。

理由を聞いてみると、「良い方に変わった」と回答した人からは、お互いを尊重し合う姿勢や子育てに積極的な点に満足しているという意見が多く、「悪い方に変わった」と回答した人からは、子育てに参加してくれないことや子育ての仕方に対する不満などが寄せられました。

 

<良い方に変わった・どちらかといえば良い方に変わった>
・女性

「産後も産前も変わらず、私の事を考えてくれている。また、子どものことも私の事もしっかり考えて行動してくれている。私の負担がかかりすぎないようにしてくれる」(東京都・26歳・女性)

「子ども嫌いと公言していたのに、産まれてみたら子どもにメロメロで積極的に子育てに参加してくれたから」(北海道・34歳・女性)

「父親として養わなければという自覚が増した」(大阪府・68歳・女性)

・男性

「父親の私が関われる部分よりも何倍も、色々な困難や我慢がある中でも子育てをちゃんとやってくれるから」(福島県・41歳・男性)

「子どもを産んでくれたことへの感謝」(福岡県・65歳・男性)

「子どもを介して、家族の結びつきを感じた」(神奈川県・44歳・男性)

 

<悪い方に変わった・どちらかといえば悪い方に変わった>
・女性

「もっと自らすすんで育児に参加するだろうと思っていたけど、そうではなく、手伝うというスタンスだったのが少し残念だった」(埼玉県・38歳・女性)

「自分中心で子どものことを第一に考えなかったり、辛いときに頼りにならなかった」(北海道・43歳・女性)

「思ったほど子どもと遊んでくれない」(大阪府・40歳・女性)

・男性

「自分に対してのあたりが強くなった」(京都府・36歳・男性)

「育て方に相違があったこと」(埼玉県・68歳・男性)

「育児や家事でストレスが多く、距離感が生まれている」(埼玉県・40歳・男性)

 

<変わっていない>
・女性

「元から優しい人だったので」(大阪府・64歳・女性)

「子どもが産まれても私を大事にしてくれるのは変わらないので」(香川県・40歳・女性)

「初めから期待していなかったので何も変わっていない」(愛知県・32歳・女性)

・男性

「変化はありませんが、信頼は厚くなった」(大阪府・68歳・男性)

「産前産後より年数のほうが影響が大きい」(北海道・59歳・男性)

「産後で子どもに使う時間が増えたが、関係性にはそれほど変化を感じないため」(東京都・30歳・男性)

 

 

本調査では、様々な赤ちゃんのイベント行事について調査してきましたが、出産前から産後にかけてのビッグイベントとして “子どもの名付け” があります。

最後に、赤ちゃんの名前をどのようにして決めたかを尋ねると、その時代ならではの付け方や、パートナー同士で熟考している様子が垣間見えました。

産後、パートナー同士で意見のすれ違いはあれど、こうして妊娠・出産当時の初心を思い出したり、子どもの成長を写真で振り返るのは、家族の絆を確かめることにも繋がるかもしれません。

 

<子どもの名前の付け方>

「最優先したのは画数。次に漢字。そして名前で 3つの中で一番良いのを選んで決めました」(福岡県・60歳・男性)

「上司に名付け親になってもらった」(栃木県・65歳・男性)
「神社で見てもらった」(静岡県・62歳・女性)

「姓名判断で字画が良く、かつ明るい印象を受ける文字を使い、誰にでも間違えず呼んでもらえ、かつパソコンの予測変換で変換可能な名前にした」(広島県・45歳・男性)

「妊娠に気付く少し前に、夢の中に赤ちゃんが出てきてその子が教えてくれた名前を付けた」(大阪府・36歳・女 性)

「妊娠中に候補の名前をいくつか呼んで反応があった名前にした」(群馬県・37歳・女性)

「使いたい漢字を含む名前をネットで検索した」(兵庫県・30歳・女性)

「英語圏の人にも発音しやすい名前にした」(茨城県・46歳・女性)

 

 

■調査概要

 

調査テーマ:赤ちゃんのお祝い行事調査

調査方法: WEBアンケート調査

調査対象者:

昭和 64年までに産んだ子どもを持つ男女 250名(昭和親)

小学生未満(0歳以上から 6歳以下)の子どもを育てる男女 250名(令和親)

調査実施日:2022 3 7日~ 8
調査主体:株式会社スタジオアリス

 

 

スタジオアリスについて

 

 

 

 

スタジオアリスでは、伝統行事の「お宮参り」や「百日祝い」フォト、「ハーフバースデーフォト」・「バースデーフォト」 、「すくすく成長フォト(体重計撮影)」 、「マタニティフォト」 「アフターマタニティフォト」など、様々なフォトプランが用意されています。

大切な子どもの記念日に、ぜひスタジオアリスを利用してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

スタジオアリス 公式サイトURL

https://www.studio-alice.co.jp/

 

 

(情報提供:株式会社スタジオアリス 編集:R.T.