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2022.07.09話題・おもしろ

[更新] 各界の著名人が集結した音楽映画『ディスコーズハイ』 7月 8日ロードショー!

■編集部注

・公開記念舞台挨拶が本日開催されました。(7月 9日)

・映画初主演・田中珠里さん(X21の元メンバー)オフィシャルインタビューが解禁されました。(6月 26日)

 

登壇者: 左から 岡本崇監督、下京慶子さん、田中珠里さん、後藤まりこさん、鈴木智久さん

 

 

下京慶子さん:
今、日本でも世界でも色々なことが起こっている中で、私自身も表現や表現の自由について考えています。
『ディスコーズハイ』のことを私は”岡本崇のカーニバル映画”と呼んでいるんですけれど、本当に岡本監督の“好き”が詰まっていて、それを自由に表現している映画で、その映画が劇場で公開されて、こうやってたくさんのお客様に観ていただけて、本当に嬉しいです。

 

 

後藤まりこさん:
僕は小さい子供達とロケばっかりで。すごく楽しかったですよ。
台本に『母』って書いてあって、『母か。母なんてなったことないしな』と色々考えたんですが、監督が『好きにやってくれ』とおっしゃったんで、セリフを覚えて。
で、覚えていったらびっくりされてね。

 

岡本崇監督:
そんなことないですよ。

 

後藤まりこさん:
『さすがに覚えてるよ〜』と思ったんだけど、頑張った頑張った。楽しかった。

 

 

田中珠里さん:
歌詞みたいなセリフが多くて、私自身も言いながら刺さったセリフもたくさんありました。
『向いているかどうかわかるのかよ。やりきった奴がやっと言えるセリフをお前が言うんじゃね〜よ』というセリフがあるんですけれど、言いながら『その通りだな』と思いました。
そこが、普段ミュージシャンとして作詞されている監督ならではなのかなと思いました。

 

下京慶子さん:
ライブのシーンは、実際に大阪のライブハウスで、(役者でなく)実際のミュージシャンが本当のライブみたいに実際に演奏したのがかっこよくて、演じながら、ただライブを楽しみにしてしているお客さんのような気持ちになりました。
実際完成した作品を見てもライブシーンがすごくかっこよかったです。

 

後藤まりこさん:
岡本監督の年代の人は、音楽を辞めているか、仕事をやりながらバンドをやっているかだと思います。
出演していたバンドの人だとかが、幾つかはしらんのですけれど、二十歳そこそこじゃないでしょ?好きなんやろうなというのがすごく伝わりました。
めっちゃいいと思う!

 

 

岡本崇監督:
ミュージシャンって本当にクズばっかりなんですが、愛すべきやつらなんです。

才能を持っているのにダメダメなやつらがいっぱいいてる中で、僕なんて海に鰹節 1杯分入れるくらいの影響力しかない人間ですけれど。

 

後藤まりこさん:
こういう比喩が映画にも出てた!
(観客 大爆笑!)

 

岡本崇監督:
ライブも映画も満席の方が楽しいやん!

 

ーーーーー 以降、6月 26日公開分

 

 

主演・田中珠里(X21の元メンバー)さんのコメント:

 

—– 本作出演のきっかけをお教えください。

 

自主制作の作品にも挑戦したいなと思って、オーディションを受けました。

 

—– 瓶子撫子役が自分に合っているなど手応えはあったんでしょうか?

 

撫子も強めというかしっかりしている性格なので、そこは自分と共通する部分があると思いました。
(亡きお母さん役の)後藤(まりこ)さんとは1回もお会いしていないんですが、私はずっとボブだったので、髪型が一緒なのもよかったかもしれないです。

 

—– 本作が初主演映画となりましたが、初主演の感想はいかがですか?

 

お話を頂いた時は全然実感がなく私でいいんだろうかという気持ちもありましたが、岡本監督だったから失敗しても何をしても怖くないと思えたというか、自然と監督から溢れ出る雰囲気がそう思わせて下さっていたのかなと思っています。

見た目も性格も感情も想いも目標も、全て不揃いなキャスト陣ですが、それがひとつになる瞬間がある、そんな作品が初主演で凄く光栄に思っています。

 

—– 監督の第一印象はいかがでしたか?

 

すごく音楽が好きなんだということは、すぐに伝わってきました。

 

—– 岡本監督が書いた脚本はいかがでしたか?

 

深いセリフが多くて、「向いてるかどうかわかるのかよ、才能ない奴によ」だとか、自分でも言いながら心に刺さっていました。

「才能どっかに落ちてないかなー」というセリフもあるんですけど、そう思うことはあるけれど、セリフになりにくいというか、歌詞みたいなきれいな言葉で、本当に岡本監督の技術だと思います。

実際に音楽でいろいろな歌詞を書かれてきたからこそ出てくるセリフだと思うので、かっこいいなと思いました。

 

—– 監督のこだわりを感じたことはありますか?

 

映像です。映像がきれいで、冒頭タイトルがドーンとかっこよく入るところから、一つ一つ丁寧にこだわっていると感じました。

 

—– 撫子をどのような人物だと捉えましたか?

 

すごく純粋でまっすぐな女の子なんですけれど、仲間とかに思ったことをズバッと言ってしまうような女性なので、好かれる人には好かれるけれど、嫌われることもあるタイプだと思いました。

 

—– 撫子があがり症で高速瞬きをするシーンの撮影エピソードを教えてください。

 

脚本には、「凍りついた瓶子」位しか書いていなかったんですが、撮影時に監督から「高速瞬きできる?」と聞かれて、「高速瞬き?」と思って、それが正解かわからずにやってみたら、「それでいきましょう」となり、できる限り必死にやりました。映像を見たら、まあまあできていたのかなと思います。

 

—– 本作の見どころはどこだと思いますか?

 

撫子が過去と向き合いながら、仲間とともに成長していくところを見ていただければと思います。

 

—– 読者の方にメッセージをお願いします。

 

本当に音楽がすごく大好きな岡本監督の脳のほんの一部を切り取った作品なので、個性豊かすぎる登場人物もたくさん出てきますし、「そういえばこう言う人いる」っていう部分もたくさん出てきます。

笑いあり感動ありの作品なので、ぜひ見ていただきたいと思います。

 

ーーーーー (以下、5月28日公開)

©2021コココロ制作

 

7月 8日(金)よりアップリンク吉祥寺、8月 6日(土)より大阪・第七藝術劇場、8月 19日(金)より京都みなみ会館にて公開される音楽映画『ディスコーズハイ』は、「音楽がど真ん中に有るべきだ」という気持ちや初期衝動を込めて制作され、日本芸術センター第13回映像グランプリにて発掘賞、神戸インディペンデント映画祭2021にて奨励賞を受賞した映画。

本日 5月 28日に予告編が解禁されました。

 

予告編

 

また、挿入歌として楽曲を提供したカザマタカフミさん(3markets[ ]) 、出演の伊集院香織さん(みるきーうぇい)、アールさん、およびキャラクター協力の城間一樹さん(SpaceOnigiriGames)からコメント、音楽ライターの原田和典からより推薦コメントが届きました。

 

 

楽曲提供 カザマタカフミさん(3markets[ ]) のコメント:

 

長年バンドのボーカルををやってきた人間ですが…
こんな音楽事務所はない!!
もしもあるなら、どれだけ音楽業界に夢があるんだろうと思いながら楽しく観させていただきました。
監督のおかもし(岡本)さんと出会った時のこと今でも覚えています。
対バン相手の名前に、
「ウパルパ猫dogプロペラ猫dogいぬ」
と書かれていて、
「一体何個バンドが合体してできたんだ?」と思った記憶が忘れらません。
いまだに長すぎるこのバンド名は覚えられていないんですが。
それからお願いして僕らのMVを何本も撮ってもらって、さらには映画まで撮り始めるなんて。
今回の映画、創作だからこそできる夢をみせてもらえた気持ちです。
バンドなんてこの映画以上に辛いことばかりですから。
この映画は僕に少しだけ現実を忘れ夢をみせてくれました。
そしてなによりこの映画自体がおかもしさんの夢がつまった作品だなと感じました。
夢なんて寝てる間だけに見るものだと思っていた僕ですが
この作品を見習ってもう少し夢に向けて現実を生きて、
この映画のように作品をちゃんと残して夢を夢で終わらせてはいけないな、とあらためて思いました。
真剣に、しかも大人の高尚な遊びみたいに作られたこの作品、
ぜひ劇場でごらんください。

 

 

出演 伊集院香織さん(みるきーうぇい)のコメント:

 

岡本さんとは3markets[ ]の「僕はセックスができない」のMVに出演したときに出会いました。
曲も映像も良くて、出演出来たことをとても嬉しく思ってて。
その後みるきーうぇいのMVも撮っていただき最高だったので、そんな岡本さんが人生ぶち込んで撮る今回の映画は間違いないだろうと思い参加しました。

私は自身の曲を歌うシーンで参加したのですが、丁度新曲がライブハウスのことを唄った曲で。
一番この映画の冒頭に相応しいのでは、という曲を選びました。
揶揄に揶揄を重ねる冒頭になっているかと思います(笑)

バンドマンとしか付き合ったことがないぐらい私はバンドマンが好きだし、良いところもクソなところも知ってるので(笑)バンドマンの愛しいところと尖り腐ってるところが共存しているこんな映画は、グッと来ないわけがない!最高でした!バンドを愛する全ての人に見てほしいです。
是非劇場で、爆音で体感してください!

 

 

出演 アールさんのコメント:

映画出演はまったく初めての経験だったので、オファーをいただき戸惑いましたが、依頼メールの熱意が伝わったので、できることをしたいと思い承諾させていただきました。

基本的に求められていることがいつも仕事でしていることの延長だったので、とくに気負うことなくやらせていただきました。
監督が良いと言ってくださるならそれでいいのだという割り切りを持ちました。

単純に面白い題材で自分の関わりあるなしに興味が湧いた作品でした。
そこに自分が参加しているという実感はないのですが、作品を彩る一助になれていれば幸いです。
たくさんの人に見ていただきたいなと思います!

 

 

キャラクター協力 城間一樹さん(SpaceOnigiriGames)のコメント:

好きなことがあっても、実際人それぞれ色んな壁がある。
でも、好きという気持ちが、かけがえのない才能だと気付かされる。
力強く清々しい素敵な映画です。

 

 

原田和典さん(音楽ライター/「コテコテ・サウンド・マシーン」著者)の応援コメント:

 

目が皿になり耳がウチワになり体が共鳴する。
画面が放つビートとスピードに魂を持っていかれる。
こんなに腹が減り、喉が鳴る映画を俺は初めて体験した。
ガッツリ見た後、ドカッと呑み喰いしたくなる。カロリー? 知ったことか!!

ゴビンダを見るだけでも、今までにないほどの有意義な体験をしたと思うだろう。
ひとつの無言は一万の多弁にも勝る。それを実践しているのがゴビンダだ。
ああゴビンダよゴビンダよ・・・他のキャラクターの輝きも見逃せない。

 

 

【イントロダクション】

 

その「好き」が才能。

タイトルである『ディスコーズハイ』とは、ディスコード(discord;不協和音)とランナーズハイを混ぜた造語。

監督自らが音楽活動する中で、才能や口約束のような決して目に見えないものに翻弄されるばかりの音楽業界において、それでも音楽がど真ん中に有るべきだという気持ちや初期衝動を込めて制作された本作は、日本芸術センター第13回映像グランプリにて発掘賞、神戸インディペンデント映画祭2021にて奨励賞を受賞。劇中の架空のバンド「P-90」もバズり、公式ツイッターのフォロワーも2万人超えに。満を持しての公開となる。

音楽事務所で担当するバンド「カサノシタ」のMVの予算が下りず、奔走する主人公・瓶子撫子(へいし・なでこ)役には、ドラマ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」で本郷ひと葉役を演じ、今年1月には舞台「BASARA」の主演に抜擢されるなど、大注目の田中珠里。

ライバルの別久花(べつく・はな)役には、柴咲コウらが監督を務めた『MIRRORLIAR FILMS』ではプロデューサーとしても活躍している下京慶子。

撫子の亡き母のミュージシャン・結衣子役に、伝説のロックバンド「ミドリ」の元ボーカルで、舞台「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」で森山未來の夫役を演じ、テレビ東京の深夜ドラマ「たべるダケ」では主演するなど女優としても活躍している後藤まりこ。

撫子が担当するバンド「カサノシタ」のMtF(元男性)の儀武村剛士役は、竹原ピストルと毎月2マンライブを行い、今勢いのある若手シンガーソングライター・ぽてさらちゃん。、ベーシスト・ゴビンダ役は、ララヨウナのベーシスト・ダイスケが演じるほか、挿入歌を、監督の岡本崇がギターボーカルを務め、関西で映像と融合的な演奏をしている「ウパルパ猫」、 「逆さ書道」のパフォーマンスでも注目を集める「スムルース」のボーカル・ギターの德田憲治、 「スリマ」の愛称で知られる 3markets[ ]が、主題歌の歌唱は、主題歌の歌唱は、元「FREENOTE」 で、現在人気のバンド・ハンブレッダーズのディレクターや、ゆずのコーラスなどで活躍する秦千香子が担当。

その他、「ストリートファイター」の実況解説で有名なe-sports実況者・アールが劇中の番組のMCとして出演するほか、ゲーム制作者の城間一樹のホラーゲーム「Shadow Corridor(通称:影廊)」より神楽鈴の徘徊者が出演するなど、各界の著名人が参加している。

 

 

【あらすじ】
音楽事務所ヤードバーズに叔父のコネで入社した瓶子撫子(へいし・なでこ)。
売れっ子バンドを次々と排出する同僚の別久(べつく)とは違い、彼女の担当するバンド「カサノシタ」はデビュー以来鳴かず飛ばず。
おまけに極度のあがり症で自身も会社のお荷物扱い。
次回作の予算もロクに下りず、自らの手でMVを制作し、その反応次第でリリースを検討という事態に。
まさに崖っぷちの現状にも関わらずメンバーの危機感及びやる気はゼロ。
それでも撫子は別久への対抗心を燃やし、なんとか結果を出そうと奮闘するのだが…。

 

©2021コココロ制作

 

【クレジット】
田中珠里 下京慶子 後藤まりこ
鈴木大夢 ぽてさらちゃん。 鈴木智久
川村義博 ダイスケ 片山誠子
ひがし沙優 矢野愛林 愛田天麻
伊集院香織(みるきーうぇい) アール 神楽鈴の徘徊者

監督 :  岡本崇
脚本 :  岡本崇
撮影 :  岡本崇 芦村真司
録音: 坂厚人
照明: SAKURA
音楽 :  ウパルパ猫 德田憲治 3markets[ ]
キャスティング :  内田蘭
編集 : 岡本崇
助監督 :  中山紗奈
現場補佐 : ましょ イケガワカツヒロ
キャラクター協力: 城間一樹(SpaceOnigiriGames)
主題歌 : 「いつかバンドがなくなったら」秦千香子(ex.FREENOTE)
配給 宣伝 : アルミード
製作 : コココロ制作
2021年/日本/カラー/16:9/STEREO/101分 ©2021コココロ制作

 

公式サイト: https://plisila.wixsite.com/mysite
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