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2022.07.12科学・Tech

久留米大医学部・主任教授 溝口充志先生による WEBセミナー動画「おなかの免疫から知る健康法」が 7月 12日(火)より 1年間限定で一般公開! 体を守るカギは腸にある!?

 

ビオフェルミン製薬株式会社は、久留米大学医学部免疫学講座主任教授 溝口充志(みぞぐち あつし) 先生が、2022年 1月 28日(金)に医師・医療関係者向けに行ったビオフェルミン WEBセミナー「おなかの免疫から知る健康法」の講演内容を公開します。

溝口充志先生は、米国ハーバード大学医学部で 22年間にわたり勤務し研究を重ねてきた腸管(おなかの)免疫の第一人者です。

複雑な免疫の機能を柔道の “大将” や “先鋒”、“接近戦” に例えるなど、独自の視点からのユーモアを交えた分かりやすい講座は参加者から大好評でした。
今回はこのセミナーを 4つに分割し、2022年 7月 12日(火)から 1年間限定で特別に一般公開されます。

「日本人だけの腸内環境の特徴とは」「乳酸菌やビフィズス菌は摂りすぎでもいいのか」など、溝口充志先生の明快な分析をぜひ視聴してみてはいかがでしょうか。

 

 

■WEBセミナー「おなかの免疫から知る健康法」概要

 

①感染防御に働く免疫細胞はその 60%以上が腸管に存在する

 

 

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新型コロナや季節性インフルエンザなどの様々なウイルスや病原菌などから私たちの体を守る「免疫」の概要を解説。

感染防御に働く活性化した免疫細胞は 60%以上が腸管の粘膜固有層に存在している、腸内細菌と同じく免疫もバランスが重要である、など。

 

②食物アレルギーはアレルギー物質が皮膚から体内に入ることで発症する?!

 

 

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「食物アレルギー」対策 ※1 として、これまで「3歳までは食べさせない」とされていたのが、現在では「食物アレルギーを恐れて離乳を遅らせない」と考え方が変わってきている。

その根拠となる「二重抗原暴露仮説」2 について解説する。

 

※1 食物アレルギーの治療は自己判断で行わず、かかりつけの医療機関に相談してください。

2 皮膚から暴露した後に食べると食物アレルギーになり、最初から食べれば食物アレルギーにならないという仮説が 2008年に発表されました。

 

③腸内細菌叢は何が原因で変化する? 日本人の腸内細菌の特徴とは?

 

 

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おなかの免疫にも重要な「腸内細菌」について、日本人の腸内細菌の特徴から変動要因、その変化の兆候を確認する方法について解説。

日本人には海苔を分解できる腸内細菌が存在しており、食べた海苔を消化することができる。

また、日本人の腸内細菌は「おならが臭くない」、「感染症にかかりやすい」などの特徴がある。

 

④乳酸菌とビフィズス菌はたくさん摂っても良い? 腸内ではこんな働きをしている

 

 

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膨大な数の腸内細菌が存在する「腸内細菌の宇宙」。

その腸内細菌社会の治安維持に働く「ビフィズス菌」、そのエサを作る「乳酸菌」、そして免疫バランスを保つためにいかにして腸内細菌のバランスを保つかについて解説する。

 

 

講演者紹介

 

久留米大学 医学部医学科免疫学講座 主任教授 溝口充志

 

1989年 久留米大学医学部卒業
1992年 ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院に留学

1997年 ハーバード大学医学部助教
2003年 ハーバード大学医学部講師
2011年 ハーバード大学医学部准教授

2014年 久留米大学医学部免疫学講座主任教授に着任

 

専門分野:

腸管(おなかの)免疫、炎症性腸疾患、制御性 B 細胞 Breg、食と免疫

 

 

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(情報提供:ビオフェルミン製薬株式会社 編集:R.T.