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2022.07.25話題・おもしろ

[速報] LINEマンガ連載中『ロア・オリンポス』が米国アイズナー賞「最優秀web コミック賞」を受賞！

「LINE マンガ」にて連載中のオリジナル webtoon作品『ロア・オリンポス』（作者：レイチェル・スマイス）が、7月 22日（現地時間）、米国で開催された「ウィル・アイズナーコミックインダストリーアワード（The 2022 Will Eisner Comic Industry Awards、以下アイズナー賞)」のベストweb コミック（Best Web comic）部門にて最優秀賞を受賞しました。

縦スクロール形式のデジタルコミックである webtoonの作品が、アイズナー賞で受賞するのは史上初の快挙です。

■『ロア・オリンポス』

©Rachel Smythe·Bekah caden/LINE Digital Frontier

■受賞の喜びを語るレイチェル・スマイス先生

アイズナー賞は、巨匠ウィル・アイズナー（Will Eisner）氏の名前を取って 1988年に誕生した米国を代表するマンガ賞です。
米国で最も権威あるマンガ賞のひとつとされ、マンガ界のアカデミー賞とも言われています。
過去 1年間に発表・連載されたマンガ作品とクリエイターの中から部門別に候補が選定され、米国最大のエンタテインメントフェスティバル「コミコン・インターナショナル（Comic-Con International）」内で受賞者が発表されます。

ベスト web コミック部門では、最優秀賞を受賞した『ロア・オリンポス』の他にも、「LINE マンガ」が所属する、「WEBTOON Worldwide Service」と「DC」とのコラボレーション webtoon 作品『Batman: Wayne Family Adventures』も候補に選ばれていました。

『ロア・オリンポス』は、ニュージーランド出身のレイチェル・スマイス先生の手がける、世界的な人気作品。
ギリシャ神話の、冥界の王ハデスと女神ペルセポネの話を現代的に再解釈したロマンスファンタジー作品で、2018年の連載開始から現在までの累計閲覧数は 12億回を超えています。
「LINE マンガ」では 2020年 12月 29日から日本語版を連載しています。

昨年 10月に米国「2021 The Harvey Awards」の最高デジタル図書部門を受賞、12月には単行本がニューヨーク・タイムズ紙上で月間ベストセラーランキングの Graphic Books and Manga 部門において 1位になるなど、高い評価を受けていました。
（https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000063705.html）

また、本作は、「LINE マンガ」における「LINE マンガインディーズ」のような、アマチュア作家向けの作品投稿機能から発掘された作品としても注目されています。
（北中南米・欧州で展開する電子コミックサービス「WEBTOON」の運営する作品投稿機能では、現在、全世界から 82 万人以上のアマチュアクリエイターが集まり、グローバル規模のクリエイターエコノミー（創作生態系）が成長中です。）

作者のレイチェル・スマイス先生の授賞式でのコメント：
この素晴らしい賞をいただいた最初の webtoon 作家であることを光栄に思います。
『ロア・オリンポス』を愛してくださっている全世界のファンに感謝します。
私の人生を変えたこの作品を、“WEBTOON Worldwide Service”にいらっしゃる世界中の読者たちと共有できていることを、とても誇らしく思います。

■WEBTOON Worldwide Serviceについて

全世界に向け 10カ国語でサービス展開する、電子コミックを中心としたプラットフォームの連合体。
代表的なプラットフォームは、「LINE マンガ」、「WEBTOON」（北中南米·欧州/WEBTOON
Entertainment Inc.）、「NAVER WEBTOON」（韓国/NAVER WEBTOON Ltd.）、「LINE WEBTOON」（東南アジア）など。
各プラットフォームを合算した月間利用者数（MAU）は 8,200万、累計ダウンロード数は 2億超、ひと月の流通額は 100億円を超え、同市場で圧倒的な世界１位の規模を誇る。

■webtoon 作品『ロア・オリンポス』について