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2022.08.04癒し系・女子向け

小学館「ぷっちぐみ」と「ちゃお」による「JS 研究所」発足!今ドキの女子小学生の”リアル”とは?

株式会社小学館は小学 1・2・3年生の女のコ雑誌「ぷっちぐみ」、少女まんが誌発行部数 No.1「ちゃお」の読者とその家族を対象にした読者アンケートを両誌創刊以来、定期的に実施してきました。

 

 

この度、2誌の定期アンケート結果を共同活用し、今まで以上に女子小学生の“リアル”に寄り添った誌面づくりを、編集や広告企画を通して推進するため、「JS 研究所」を発足しました。
今の女子小学生(JS)1000人※のリアルな本音を、各編集部の視点で定期レポートします。
今回は「ぷっちぐみ」2022年 6・7月号と「ちゃお」2022年 6月号にて掲載、収集した「BIG アンケート2022」のライフスタイルに関する調査結果を発表します。

 

※「ぷっちぐみ」「ちゃお」2誌、対象号のハガキアンケート・WEBアンケート計 1,000名分を集計

 

■「JS 研究所」とは?

「JS 研究所」は、小学館が発行する女のコ雑誌「ぷっちぐみ」、少女まんが誌「ちゃお」の編集部がタッグを組み、女子小学生のリアルを紐解くプロジェクトです。
「ぷっちぐみ」、「ちゃお」では、これまでにも定期的に読者アンケートを実施し、誌面づくりやパートナー企業への情報提供に活用してきました。この読者アンケートは毎月熱心に雑誌を読んでくださっている、お子様とそのご家族の方が、手書きのアンケートに回答いただく形式を創刊以来続けてきました。

 

編集部には毎月、両誌併せて 1万枚以上のハガキが届きます。
女子小学生の愛読者の“いま”をこれまで以上に編集や広告企画に活かしていくため、「JS 研究所」を立ち上げます。
今後、両編集部からの視点で女子小学生のリアルを定期発信する他、こうした取り組みに賛同する企業の皆様と様々なプロジェクトでご一緒できればと考えています。

 

「JS 研究所」BIG アンケート 2022 ライフスタイル編

 

■この夏いきたい場所 No.1はプール!4割以上が回答

 

「今年の夏に行きたい場所はありますか?」という質問に対し、「ぷっちぐみ」「ちゃお」どちらも約半数が「プール」と回答しました。
そのほか、「テーマパーク、遊園地」・「キャンプ」といった屋外でアクティブに活動できる場所への回答が共通して上位にランクイン。
梅雨が短く早くから続く酷暑、新型コロナウイルス感染症に伴う行動制限の緩和が影響したと考えられます。

 

 

 

■YouTubeを普段から視聴している JSは約 7割!好きな YouTuber第 1位は「HIMAWARIちゃんねる」/「フォーエイト 48」

 

「(お子さんが)ふだんよく見ている SNSを教えてください」という質問に対しては、低学年、高学年問わず「Youtube」が約 7割で圧倒的多数という結果に。
「TikTok」を含めると動画コンテンツを中心に楽しんでいるようです。
一方で「なし」という回答も目立ちました。
また、「ぷっちぐみ」読者がよく視聴しているチャンネルは「HIMAWARI ちゃんねる」や「Kan & Aki’s CHANNEL かんあきチャンネル」など同世代が出演しているチャンネルが多くランクインしました。

 

 

 

 

■高学年 JSのメイク事情。「ちゃお」読者の約半数はメイク経験あり!興味がある子は約 9割!

 

「ちゃお」読者に聞いたメイクアップに関する質問には、約半数がメイクの経験があると回答しました。
「興味はあるけどしたことはない」と回答した人を加えると約 9割となり、メイクに高い関心があることがわかりました。
また、「メイクをしたことがある」と回答した人に、どんなときにメイクをしたのか質問したところ、「お出かけするとき」「発表会のとき」「七五三のとき」など特別なときにメイクをしていたことがわかりました。
マスク生活の影響でアイメイクに関心のある子が多く、懸賞でもアイシャドウやアイラインが人気です。色つきリップは定番人気で、JSの必需品と言えます。
今後は特にどんなメイクアイテムを使用したことがあるか、どんなメイクをしてみたいかなどもアンケートの中で調査していく予定です。

 

 

■寝る子は育つ?JSの平均睡眠時間は約 9時間 21分!

今回のアンケートでは起床時間や就寝時間、朝食でよく食べるものから放課後の過ごし方なども聞きました。
「ぷっちぐみ」「ちゃお」読者それぞれの 1日の過ごし方※が明らかになりました。

※起床・就寝時間は回答者の平均時間を算出、その他項目は割合が最も高かった回答を記載

 

 

 

・ぷっちぐみ「読者の平均的な一日」
通学の日の起床は 6~7時、休日は 7~8時とちょっとお寝坊さん。

好きな授業は「図工」の次には「体育」「音楽」が。

朝ごはん、「ごはん」派は 37%います。

放課後は「習い事」の次は「きょうだいとあそぶ」「ひとりであそぶ」「友だちと外であそぶ」と、みんなあそびも楽しんでいるようです。

 

・ちゃお「読者の平均的な一日」
YouTubeの視聴時間は 30分~1時間がいちばん多く、大人が想像するよりも実はそんなに多くありません。
今でもメディアとして最大の時間を占めているのはテレビで、2時間以上観ている子が多いです。
1日に 3時間程度が高学年女子の動画メディア消費時間であることが分かります。

 

■将来なりたい職業ランキング。ケーキ屋さん、まんが家が上位にランクイン!

 

・ぷっちぐみ「なりたい職業ランキング」
『ぷっちぐみ』ではここ数年「ケーキ屋さん・パティシエ」がダントツで 1位。
「アイドル・歌手」も、この 2~3年人気が高いです。
「保育士・幼稚園の先生」が昨年 6位から 3位に、「まんが家」が昨年 8位から 4位にランクアップしています。
コロナ禍の影響で自分に身近なものが、なりたい職業の傾向になっているように思います。
その他 5位以下は、「ファッションデザイナー」「モデル」「アイスクリーム屋さん」などがトップ 10に。「YouTuber」は 12位に入っています。

 

・ちゃお「なりたい職業ランキング」
時代を反映してか、好きなものに関わる職業への憧れがあっても、そこで人に雇われるのではなく、自分の能力で何かを作り上げる志向が強いように感じます。
ケーキ屋さんではなく、パティシエ。
ショップ店員ではなく、デザイナー。
まんが雑誌なので、まんが家も人気です。

 

【ちゃお】
調査期間: 2022年 5月 2日~6月 2日
調査対象: 全国の 6~14歳の女児
調査機関: 自社調査
有効回答数: 応募総数: 2200、集計数: 500
調査方法: 雑誌のハガキアンケート

 

【ぷっちぐみ】
調査期間: 2022年 4月 28日~6月 30日
調査対象: 全国の 3~12歳の女児
調査機関: 自社調査
有効回答数: 応募総数: 903、集計数: 500
調査方法: 雑誌のハガキアンケートと公式 HPの WEBアンケート

 

「JS 研究所」発足に寄せて(編集長コメント)

 

■「ぷっちぐみ」編集長 阿部 敦(あべあつし)さん
1996年小学館入社 幼児誌・児童雑誌編集を経て 2017年より「ぷっちぐみ」編集長に。

 

阿部さん コメント:
「ぷっちぐみ」では誌面内の懸賞プレゼントで、アンケートに回答していただいた読者の方に抽選でプレゼントを応募する形態。
2008年の月刊創刊以来、毎月実施。雑誌付属のハガキ、もしくは WEBアンケートにて募集する形式です。
誌面のよかったページ、企画の感想に加え、読者の生活にまつわる質問を聞いています。
SNS等で、現状、自分たちの発信が少ない小学生。
そんな小学生読者層の流行りを知るため、毎月実施している読者アンケートをとても参考にしつつ、編集部では日々雑誌作りをしています。
今の子供達が考えている事、大切に思っている事、日常生活の事、好きなものなど一生懸命にアンケートに回答してくれた読者の皆さんの意見の一部を、このレポートでご紹介していきます。

 

ぷっちぐみ 9月号(8月 1日売)発売中!

ぷっちぐみ 公式サイト
https://pucchigumi.net/

 

■「ちゃお」編集長 藤谷小江子(ふじたにさえこ)
2003年小学館入社 情報誌編集、少女漫画誌編集を経て 2019年より「ちゃお」編集長。

 

藤谷さん コメント:
雑誌企画全体で毎月 1万通近く編集部に届く手書きのアンケートハガキで、小学生女子のリアルなライフスタイルをリサーチしています。
実はまだ大半の子どもは自由に使えるネット環境を持っていません。
「ちゃお」は親にも見せない子どもの本音や熱量を感じたいので、手書きのアンケートだけを行っています。
子どもが本気で楽しめるエンタメや商品は、大人が頭で想像するだけでは絶対に作れません。
令和の「今」に、何が欲しくて、どんなことをして過ごしているかのリアタイの子どもデータを集めて誌面に生かしています。
小学生女子 NO.1雑誌だから得られるリアルな小学生データをお届けしていけたらと思います!

 

ちゃお 9月号(8月 3日売)発売中!

ちゃおランド 公式サイト
https://ciao.shogakukan.co.jp/

 

(情報提供:株式会社小学館 編集:中嶋杏樹)