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2022.09.05科学・Tech

働く世代に向けた「もの忘れ」のためのトレーニングジム「記憶対策アカデミー in 健脳カフェ」

「もの忘れ※」というと、“シニア”の健康課題であり、働いているうちは関係ないものというイメージがあります。
※ここでの「もの忘れ」は、認知機能の一部である記憶力が加齢に伴って低下した状態のことです。

一方で、認知機能低下リスクの早期予防という観点からは、自身のもの忘れに気がつく 40~50代のうちに対策をはじめることが有効ということが、世界的な医学雑誌ランセットで提唱されています。
専門家からも早期対策の必要性が提唱されたり、啓発活動がなされる機会も増えてきています。
また、近年全身の健康に腸内フローラ(腸内細菌叢)が関係していることが注目されていますが、認知機能についても密接に関わっていることが明らかになってきています。

森永乳業は、40~50代を中心とした働く方々に対して、「もの忘れ」が自分で気になった時に対策をはじめることの大切さを伝え、腸と脳の関係(脳腸相関)を軸とした早期予防への関心を高めるために、「もの忘れ」の知識や「記憶対策」の実践が学べる「記憶対策アカデミー」を 1ヵ月間の期間限定で開催されます。

世界的に認知症の啓発などが行われる「世界アルツハイマー月間」および「世界アルツハイマーデー(9月 21日)がある 9月に合わせ、認知症予防・治療の第一人者である新井平伊氏が院長を務めるアルツクリニック東京が監修する「健脳カフェ」に協力いただきました。

 

■早期からの対策が有効な理由は?

 

 

近年、認知症の要因は 40代など若いうちから作られている可能性があることがわかってきました。
40代に入ると気になる生活習慣病ですが、生活習慣病があるとアルツハイマー病において発症リスクは約 2倍にもなるといわれています。
食事や運動、睡眠の習慣を見直すことが将来の発症リスク低減につながることが、2020年英国の医学雑誌「Lancet」でも発表され現在注目を集めています。
また、アルツハイマー病は、脳にアミロイドβというタンパク質が蓄積し、やがてそれが引き金となってタウというタンパク質が蓄積して神経細胞を傷害し、脳萎縮が起こることが原因の一つと言われています。
アミロイドβは 15~20年前から脳に蓄積されるといわれており、60代後半で発症するとした場合、そのリスクは40代から始まっていると言われています。

 

■各業界で広がる早期からの認知症対策、 2025年には 65歳以上の 5人に1人が認知症に

 

 

超高齢社会・日本において、認知症は確実に取り組んでいかなければならない課題の一つです。

厚生労働省によると、2025年には 65歳以上の 5人に 1人が認知症になるとされており、世界でも認知症者数は 20年ごとに倍増するといわれています。
近年、様々な業界から早期からの認知症対策商品が発売されています。
森永乳業からは機能性表示食品「記憶対策ヨーグルト」、日本ハムからも記憶力の維持を謳ったゼリーをそれぞれ発売。
その他、書籍やアプリなども続々登場しています。

 

■プログラム概要

 

【特別展示】「レトログッズ展示 ~回想法で脳を活性化!記憶対策にも~」

 

 

記憶対策にも有効な、回想法の実践できる懐かしいレトログッズを展示。(一部体験も可能)
記憶対策アカデミーに参加予定の 40代、50代が思わず懐かしいと感じる“スペースインベーダー”や昭和の駄菓子なども展示されています。

 

 

認知症予防で注目を集める回想法とは

回想法とは、1960年代に精神科医ロバート・バトラーによってアメリカで開発されました。

過去のことを話すことで精神を安定させ、認知機能の改善も期待できる心理療法です。(長寿科学振興財団より)

日本でも認知症の非薬物療法のひとつとして、介護施設などで治療に利用されることが増えています。
昔の話を思い出す事、そしてそれを人に話すという行為が脳が活性化に繋がります。

 

認知症の回想法とは
https://job.minnanokaigo.com/guide/job-description/dementia-care/reminiscence

 

「記憶対策アカデミー in 健脳カフェ」 実施概要

 

■主催: 森永乳業株式会社

■開催期間: 2022年 9月 9日(金)~9月 30日(金)の毎週金曜日 ※ 23日祝日はお休み
■開催時間: 期間中毎週金曜日 18時 30分~20時 00分(受付開始 18時 00分)

■内 容 :

① 学習プログラム「働く世代のためのもの忘れ・記憶対策」(講義)

 

新井平伊氏(アルツクリニック東京院長・健脳カフェ主宰/順天堂大学名誉教授)による講義

 

シニアばかりでなく、40代からの「働く世代」にも顕在化している課題である「もの忘れ」の自覚症状に対し、最新の「脳腸相関」の観点も交えて、原因と対策、最新の研究などを解説します。

回想法よる記憶対策法についても解説します。

 

②運動プログラム「脳腸エクササイズ」(運動)

森裕美氏(株式会社ルネサンス シナプソロジー研究所 インストラクター)

 

科学的な根拠から開発された株式会社 ルネサンス「シナプソロジー」をベースにした運動プログラム。
脳腸エクササイズは、2つのことを同時に行う・左右で違う動きをすることで脳に適度な刺激を与え、活性化を図る「シナプソロジー®」と、おなか周りを動かす・伸ばすな ど腸を活性化させる「腸エクササイズ」の2つを組み合わせた新しいプログラムです。

 

③栄養プログラム「40 代からの記憶対策プログラム」(ビデオ講義)

辻森未貴氏(森永乳業グループ 健幸サポート栄養士)

 

「40代からの記憶対策プログラム」森永乳業の特別な栄養士による腸内環境、食事、生活習慣改善に役立つ情報の紹介。

森永乳業では、健幸サポート栄養士による出張栄養セミナーを実施しています。
記憶対策は、普段の生活の中で簡単に始められることが大切です。
働く 40代以上に日常生活で役立ててほしい食事習慣の話や、長年ビフィズス菌を研究してきた実績から語られる、腸が脳に与える影響「脳腸相関」に関する講義です。

 

(森永乳業 「記憶対策アカデミー」 PR 事務局)