楽しいニュース.com

世の中の明るいニュース、あつめました!

2022.09.15科学・Tech

お米・米糠についての意識調査「捨ててしまうはずの米糠は実は美容にいい!?」健康にも効果的な米糠の栄養価の高さに注目!

株式会社神明きっちんは事業ブランド『0.6ricebranoil(ライスブランオイル)』の事業ブランドユーザー 997人(有効回答 77人)を対象に「お米」と「米糠」に対しての意識調査を実施しました。

 

 

調査の結果、玄米や米糠に関しては、ポジティブな意見が多く、実際に米糠を摂取している方には美容面や健康面では改善効果が現れたという意見が多いという結果となりました。

 

【調査 1】お米に関しての意識調査

 

日本のお米は毎年 8万tペースで需要量が減少しており(直近ではおよそ 10万tずつ減少)、国民 1人が 1年間に食べているお米は、1962年の 118.3kgをピークに、2022年では 50.7kgと約半分の消費量となっていると言われています。
要因としては、ここまでお米の消費が減少している理由には、食生活の多様化、少子高齢化、世帯構造の変化などさまざまな要因が挙げられ、今後もさらに加速していくと考えられています。

 

 

■10年前に比べて白米を食べる機会の増減

 

お米を食べる機会が減ったと答えた方が 4割という結果となりました。
※「どちらかというと食べなくなった」と「食べなくなった」の計 41%
理由として 1番多く挙げられたのが「ダイエットの為」という答えでした。
他の理由として
・玄米や雑穀米などへ切り替えた為
・健康意識の変化
等、お米に対して健康面においてネガティブな印象を持つ方が多くいるという結果となりました。
糖質ダイエットなどが世の中的に急速に広まり、男女問わずお米を敬遠しがちになった人が多い印象です。

 

■これからもお米(白米)は食生活に組み込むか?

 

これからもお米(白米)を食べ続けたいと答える人はわずか 9%という結果となりました。
「白米・玄米共に摂取してゆきたい」と「玄米のみ摂取してゆきたい」の計が 88%とかなり高い数字となっています。

 

続いて、玄米についての意識も聞いてみました。

 

 

■玄米に対しての印象を教えてください

 

玄米への印象で「健康になれそう」という回答が 1番多く、他にも
・栄養バランスが良さそう
・食物繊維が取れそう
・便秘に良さそう
・ダイエットに良さそう
白米に比べて玄米自体はユーザーから見ても「健康」になれるイメージがあることが分かりました。

 

■玄米を積極的に食べていきたいか?

 

玄米を積極的に食べていきたい方は 88%と、かなり高い数字となっています。
玄米を食べたいと思う理由は
・健康のため
・ダイエットに良さそう
という栄養価に対する良いイメージがある一方で
・食べたいが面倒
・味が美味しいと思ったコトがない
という声が食べたいと答えている方にも散見されるため、食べ方の部分で課題が見えます。

 

ここからは「米糠」についての調査となります。

 

 

【神明きっちん米糠出荷量推移グラフ】

 

神明きっちんは 2018年度から米糠商品を展開し本来であれば「捨ててしまうはずの米糠」を活用した商品作りを進めてきました。
事業ブランド『0.6ricebranoil(ライスブランオイル)』のラインナップとして、健康食品、化粧品、米油、食品と多岐に渡る商品を展開しています。
グラフからも読み取れるように、2018年度の米糠の出荷量を見てみるとわずか 226kg。
しかし、わずか 3年間で 42,815kgと増え、およそ 180倍まで増加していることが分かります。
2022年度には 100tに迫る出荷量となり、食品事業者としてアップサイクルに貢献していることが分かります。
また、米糠は非常に栄養価が高いのが特徴で健康面でも私たちの生活に多くのメリットがあります。
美容面においても「肌の水分量」が上がると実験で検証されており、加齢による乾燥が米糠を摂取することで改善されたということが調査で実証されています。

 

【調査 2】米糠に関しての調査
玄米の精白時にでる米糠には、玄米の栄養の約 80%が含まれているとされています。
このことを知っていましたか?という質問に対しておよそ、33.7%の方が知らないと回答しました。

 

■米糠は健康面、美容面で効果が出ていると多くの方が回答

 

飲み続けて 1番効果を感じたと答えた割合に関して、「便通の改善」での効果を感じられている方が 62%、「肌トラブルが減った」「肌の潤いが感じられるようになった」と答えた方が 53.5%と健康面、美容面において効果を実感しているユーザーが多数いることが分かります。

 

 

かなり良くなった、良くなったというユーザーが 42%もいたことが明らかになりました。
具体的にどういった部分で変化が現れたか?
・肌が綺麗になってきた
・体の乾燥が少なくなった気がします
・便秘と肌荒れが解消され、毎日手放せない。
肌の調子が良くなったと回答する方が多かったことが分かります。

 

■米糠を摂取することにより、“若返り”を実感している方も!?

 

およそ 75%のユーザーが若く見られるようになったと回答。
肌のトラブルを防ぐだけではなく、美容面においても米糠に含まれる成分が大きな役割を果たしていることが分かります。

 

 

米糠を摂取している人の多くが人から若く見られると回答しています。
また、一部のユーザーからは、ファッションやメイクだけではなく“「肌質」自体が若々しく見られる“と回答されている方もいました。

 

■およそ9割の人が米糠の効果を実感し、今後も続けて行きたいと回答

 

約9割の人が米糠を今後とも活用したいと回答。
健康面、美容面でそれぞれ効果が実感できている方が多いという結果となりました。

 

【調査概要】
調査期間: 2022年 8月 10日(水)~2022年 8月 18日(木)
対象人数: 神明きっちん事業ブランド「0.6 RICE BRAN OIL」ユーザー 997人
有効回答数: 77人
対象年齢: 25歳以上
調査方法: 顧客調査

 

 

なぜ美容面でも効果が現れるのか?米糠に含まれるγオリザノールとは?

 

神明きっちんでは、2020年 2月から 4月にかけて角層水分量が低い女性を対象とした試験において、飲める米糠を食べた人たちに 角層水分量の改善の実験を行いました。
30~40代の女性 50人を 2グループに分け、「γオリザノール」を含む食品と、含まない食品を毎日摂取してもらい、肌の角層に含まれる水分量と、肌の表皮から蒸散する水分量を測定しました。
結果は「γオリザノール」を含む食品を摂取したグループで改善が見られる結果に。
「オリザノール」が肌の水分量を増加させ、乾燥を防ぐ効果があることがわかりました。
γオリザノールは医療での活用はあるものの、一般的な認知はまださほどありません。

 

■専門家の米糠への見解
※個人の見解であり、上記アンケートの結果を保証するものではありません。

 

神戸女子大学 教授
吉川 豊(博士(理学))

 

吉川さん:近年の国民健康・栄養調査などの集計によると、日本人は、多くのビタミン・ミネラルが摂取推奨量や所要量を満たしていないと報告されています。
日常の食品群を見渡しても、ビタミンとミネラルを両方とも多く含む素材は意外と少なく、一部の例外を除いて、ビタミンは多いがミネラルは少ない、もしくはミネラルは多いがビタミンは少ない、という食品が多いのが現状です。
脱脂米糠は、ビタミン B1、B6、パントテン酸、ナイアシン、マグネシウム、鉄が高含有されており、さらに「ガンマ-オリザノール」という米特有のポリフェノールも含まれています。
多くのビタミン・ミネラルがバランス良く含まれており、手軽に摂取できる素材が身近にあることは、健康を考える上で重要であり、この脱脂米糠はその要素を十分に満たしていると思われます。

 

【会社概要】
会社名:株式会社神明きっちん
代表取締役:藤尾益人
本社所在地:兵庫県神戸市中央区栄町通 6-1-21
事業内容:
創業 120年の老舗のお米屋「神明ホールディングス」のグループ会社であり、消費減少が続く「お米」の新しい魅力を広めるために設立したブランド「0.6 RICE BRAN OIL」を立ち上げ、「からだに優しい」をコンセプトとした様々な商品を開発している。
代表商品は「飲める米糠」で、精米工場でしか行えない圧搾こめ油製造方法である「ナチュラル・プレス製法」により作られた脱脂糠を水に溶けやすいように粉砕加工した商品。
米糠の欠点である、味・臭い・食べにくさの改善に成功し、かつ、菌を始めとして徹底した品質管理を行うことで、米糠の「安心・安全」な商品化に成功した。
米糠は国産スーパーフードとも呼ばれており、食物繊維、鉄、葉酸、マグネシウム、亜鉛、ビタミンB1、ビタミンB6、たんぱく質など、女性に必要な栄養素を豊富に含んでいる。

そんな米糠を原料とした「飲める米糠」を長年続けているユーザーからは「使い始めてから便秘しなくなった」「肌がきれいになった」などの声が上げられている。
飲める米糠の他にも抗酸化成分が豊富に含まれている圧搾こめ油、天然成分にこだわって設計したスキンケア化粧品など、「お米が体にいい」ことが実感できる女性向け商品を多数開発している。

 

 

 

0.6ricebranoil 公式ホームページ
https://06ricebranoil.com/

 

(情報提供:株式会社神明きっちん 編集:中嶋杏樹)