10月 4日(火)の「投資の日」に、「ABCash 特別講師就任イベント」が行われました。
ABCashは、「お金の不安」をなくし、豊かな人生を送れるきっかけを提供するためのファイナンストレーニングスタジオで、2018年 6月よりサービスを提供しています。
イベントでは、その ABCashの “特別講師” に就任される厚切りジェイソンさんが登壇。
お金について学ぶことの大切さや、厚切りジェイソンさんの目から見た、ABCashの魅力などのお話がありました。
また、ABCash代表の児玉さんも交えてパネルディスカッションも行い、“お金” に関する様々な不安や疑問に、2人ならではの視点でアドバイスや意見を交わしました。
■ABCash代表 児玉さんの挨拶
「お金の不安に終止符を打つ」をミッションに掲げる、金融教育ベンチャーABCash Technologies 代表取締 役社長 児玉 隆洋(こだま たかひろ)さんが登壇し、展開中のサービスであるファイナンストレーニングスタジオ『ABCash』 についてプレゼンテーションを行いました。
児玉さん:
ABCash は、中立的な金融教育を提供していく会社です。
ABCash は、総合的にお金のことを学習できますが、金融商品の販売は行いません。
日本では今、過去最大級のパラダイムシフトが起こっています。
少子高齢化をはじめ、ブロックチェーン、暗号資産、NFTなど新しいお金の形がどんどん出てきています。
これからの日本、世界でお金のスキルを持たずに生きていくのは、宇宙服を着ずにロケットに乗ることと同じです。
今年、金融教育を国家戦略に入れて経済成長をさせていくという発表や、高校生の家庭科の授業で金融教育が必修科目になるなど、日本全体が変わってきています。
また、今は 20代、30代の「Z 世代」、「ミレニアル世代」と呼ばれるような若者たちが金融リテラシ―について学び、上の世代に教える時代になってきていると語り、
児玉さん:
ABCashで大切にしているのは、知識を得るだけではなく、しっかり実践まで繋げ、資産を増やして人生の選択肢を増やすことです。
たとえば、株式投資だけ勉強して全てを判断するのではなく、家計管理、保険、住宅などすべてを総合的に知って、それらの知識が定着したあとに、総合的に判断して資産形成をスタートさせるべきであると考えます。
ABCash は中立性を軸に、さまざまな知識が総合的に身に着くようトータルサポートを行っていきます。
と、サービスの方向性について述べました。
■厚切りジェイソン、お金を学ぶ意義は「お金がわからないまま生きていくと困ることが出てくる」
続いて、『ABCash』の特別講師に就任した厚切りジェイソンさんが登場。
そもそもお金について学ぶメリットは何か、お金を学ぶ意義について聞かれると、
厚切りジェイソンさん:
お金が分からないまま生きていくと、困ることが出てくると思います。
自立して働き始めても、老後のための資金が全く作れていないことに後から気が付き苦労する。
早いうちに、お金が人生にどのような影響を与えるのかを理解し、それとともに人 生の計画を立てて行けば、豊かに暮らしていきやすいと思います。
と、自身の考えを述べました。
お金のトレーニングスタジオ『ABCash』 の魅力については。
厚切りジェイソンさん:
これからのライフプランを考え始める、若い世代に特化しているというのが大きな魅力だと思います。
情報は多くのところから出ていますが、大まかすぎるところも多い印象を受けます。
どうしても『一般的にはこう言われているけど、うちの場合は?』という疑問が浮かぶ。
そうではなく、個々人のケースに合わせて学べるのが ABCashの良いところですよね。
と、関心を寄せました。
さらに、特別講師の意気込みとして、
厚切りジェイソンさん:
金融リテラシ―の有無は人生に大きな影響を与えると思います。
多くの方に、より詳しく知ってもらえるきっかけになれば嬉しいですし、多くの人の人生に良い影響を与えられたらと考えています。
若いうちから学んでいれば、10年、20年、30年先、何もやってこなかった人とかなりの差が開きます。
とにかく早めに、金融リテラシ―をより深いところまで理解してほしいですね。積み重ねが大事です。
と、熱く語りました。
■厚切りジェイソン、お金の知識の大切さをアピール。日本とアメリカの違いについても語る。
次に、厚切りジェイソンさんと、代表・児玉さんによるパネルディスカッションが実施されました。
ここでは、SNSでの発信に積極的なインフルエンサーの皆さんから、事前にお金に関する質問や不安を募集。
その中から 5つの質問についてお二人に意見をうかがい、ディスカッションが行われました。
(当記事内では 3つの質問について抜粋して紹介します)
「お金の勉強を始めたきっかけは?」という質問に対し、厚切りジェイソンさんは
厚切りジェイソンさん:
僕はアメリカの大学を出て、普通に就職したのですが、入社手続きに『老後の投資プログラムに参加しますか?』というチェックボックスがあり、それにチェックを入れたのがきっかけでした。
その投資プログラムに参加すると、自分の給料の一部が投資に回されるんです。
まずは、それがどうなっているのかということに興味が沸きました。
『これは本当に良い使い方なのか?』と思い調べ始めたら、長期の分散投資を続けていると高い確率で増え続け、結果的に老後の資金が作れるということを理解しました。
日本にはしっかりした年金制度がありますが、アメリカは全然です。
でも時間をかけてやっていけば、アメリカで暮らす普通のサラリーマンでも老後のために貯蓄することが可能です。
若い頃から投資していれば、日本も “2000万円問題” を多くの人が解決できると思いま すよ。
とアメリカでの生活を振り返りながら答えました。
児玉さんは、
児玉さん:
私はお金の勉強を始めるのがすごく遅くて。
20代はメディアサービスをずっと作ってきたので、インターネットについては詳しかったのですが、お金のことは全然知らなかったんです。
頑張って仕事をして収入は上がっているのに、毎月の収支に追われている。
そこで『やばい』と感じ、金融教育に興味を持つようになりました。
例えば、住宅ローンの組み方で数十万、下手すれば数百万円ほど変わってくる。
難しい、とっつきにくいと思っているお金の知識にこそ、ちゃんと価値があると気付きました。
と答えました。
「お金の勉強を初めて知らなきゃ損と感じたこと、知らずに損した体験談を知りたい」という質問に対しては、
厚切りジェイソンさん:
僕は稼いだ円をドルに換え、アメリカの投資信託を買っているのですが、為替をどのように換えるかによって損していたことがありますね。
日本のメジャーな銀行からアメリカの銀行に国際送金をすると、手数料などが少し高くついてしまうんです。
そのことに気が付き、それよりもお得に為替を変更できるレートをいくつか見つけて、今では実際の為替レートに近い形で円をドルに換えています。
投資を行うときは、すべての手数料を把握することが非常に大切です。
と熱弁しました。
児玉さんは、
児玉さん:
住宅を購入するとき、新築のマンションを 3000万円で購入するとしたら、税込みで 3300万円 支払うことになりますよね。
しかし、3000万円で築一年の中古マンションを買うとしたら、物件価格には消費税がかからな いので、3000万円で購入できます。
ここに 300万円の差額が生まれるんです。
もちろん『だから中古のマンションを買いましょう』という話ではありません。
それを自分の価値観で判断できれば良いのですが、何も知らないまま選択してしまうのが怖いなと思いました。
と、知らないと大きな損をしてしまうかもしれない、お金の “ヒヤリハット” を語りました。
これに対して厚切りジェイソンさんは
「それで言えば、投資目的で金を買うのにも消費税がかかるのは驚きですよね。
だって、金を消費する人いる?飲み込むつもりなのかね?」
と消費税に関する小ネタを挟み、会場の笑いを誘いました。
そして最後の質問「20~ 30 代の若者がお金の勉強を始めるとしたらまず何から始めたら良いか」については、
厚切りジェイソンさん:
まずは自分の状況を把握することが大事です。
僕は入ってくるお金がどこに流れていくのかを、1 円単位で把握しています。
自分の事情から勉強していくのが、良いスタートだと思います。
児玉さん:
何に満足するかを知ることが大事です。
例えば保険ショップに行ったとき、担当者から色々なアドバイスをもらいますよね。
その保険のアドバイスをくれる方が何に満足するかを考えたときに、保険商品が売れて、インセンティブが入ることが嬉しいとわかります。
それを知らずに 話を聞いてそのまま決断すると、誤った判断をしてしまうこともあるので、相手と自分の満足について知る・考えるのは大切だと思います。
厚切りジェイソンさん:
消費社会では、次の新しいものを手に入れるまでは幸せになれないという悪循環が生まれます。
周りと比較しながら自分を見ていると、ずっとお金に追われているような人生になってしまう。
自分の満足を、自分で考えられていないんです。
まずはどんな人生を生きたいか、自分の軸を自分で作ったらある程度自由になれます。
他人と比べることなく、自分の満足を基準にして投資をしていくことが、幸せになりやすい道だと思います。
児玉さん:
お金は人生を豊かにする道具にしか過ぎないと思っています。
自分の人生の目的地がどこにあるか?というのを、ABCashの生徒さんにもまず考えてもらうようにしています。
お金は約 4000年前にメソポタミア文明で開発されたと言われているのですが、人を豊かにするために発明された道具に、いつの間にか世界が支配されてしまっている。
まずは人生の目的地を決めて、そこに行くまでにはいくらのお金が必要で、どういうルートを辿ればそこに到達できるのかを明確にすることが大切だと思います。
とお二人はそれぞれ伝え、ディスカッションを締めくくりました。
■出演者プロフィール
厚切りジェイソン
1986年 4月 9日、アメリカ・ミシガン州生まれ。
17歳でミシガン州立大学に飛び級で入学。
卒業後、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校へ進み、エンジニアリング学部コンピューターサイエンス学科修士過程修了。
現在は 3姉妹のイクメンパパながら IT企業の役員も務める二刀流芸人であり、NHK「えいごであそぼ with Orton」にレギュラー出演するほか、ドラマや映画に出演するなど幅広く活動している。
著書「ジェイソン流お金の増やし方」 (ぴあ)は約半年で 53万部※電子書籍込みを突破。
児玉 隆洋(こだま たかひろ)
大学卒業後、サイバーエージェントに入社。
Ameba ブログ事業部長、AbemaTV 広告開発局長を歴任。
2018年、自らの経験から網羅的かつ中立的なファイナンシャルリテラシーの必要性を強く感じ、株式会社 ABCash Technologies ( 旧 bookee) を設立。
代表取締役社長に就任。
創業約 4年で累計 24億円以上を調達。
ABCash ブランドアンバサダーはモデルの ROLA。
累計受講者 20,000名を超える。
著書に『未来のお金の稼ぎ方』(幻冬舎出版)がある。
■ABCash Technologies について
「お金の不安に終止符を打つ」をミッションに掲げる、金融教育ベンチャーです。
「お金の不安」をなくし、豊かな人生を送れるきっかけを提供するため、2018年 6月よりファイナンストレーニングスタジオ 『ABCash』を展開し、中立的なサービスを提供しています。
ABCash Technologies 公式サイト URL
お金のトレーニングスタジオ『ABCash』について
『ABCash』は「3ヶ月でお金に強くなる」をコンセプトに、専属のパーソナルコンサルタントが金融知識・ノウハウ提供、資産管理・運用サポートを行うお金のトレーニングサービスです。
「お金のトレーニング」は成果を出すために必要な「知識」「実践」「習慣」を短期間で正しく習得するプログラムです。
プロのコンサルタントによるマンツーマントレーニングで、保険、住宅ローン、投資商品などの金融商品の販売・投資助言は一切行われません。
無料体験会から入会後の本コースのお金のトレーニングに至るまで、希望に応じて一連の受講過程をオンラインで完結できます。
感染症予防の他、スタジオに通う時間と労力の負担を減らせる点でも好評で、現状多くの受講生がオンラインで受講しています。
『ABCash』公式サイト
(情報提供:株式会社 ABCash Technologies 編集:R.T.)