ITOCHU SDGs STUDIOは、SDGsがテーマのアート・インスタレーションを展開する「ITOCHU SDGs STUDIO DOME(ドーム)」を新設。
その第一弾と して、“ロスフラワー” を題材にしたフラワーオブジェのイルミネーションが 12月 2日より公開されました。
「ITOCHU SDGs STUDIO」は、2021年 4月に「わたしが夢中の SDGs、はじまる。」をコンセプトに、あらゆる SDGsの取り組みの発信拠点として開設されました。
2022 年 7 月に は未来を担う世代であるこどもたちが「遊び」を通して、SDGs の考え方を体験できる施設 「ITOCHU SDGs STUDIO KIDS PARK」を開設。
子どもから大人まで幅広い世代が SDGsとの関わり方に出会える場として年間来場者は 10万人にのぼります。
この度新設された「ITOCHU SDGs STUDIO DOME」では、様々なアーティスト・クリエイター、SDGs に関わる活動に取り組む企業・団体・個人とコラボレートして、年間を通じて SDGsをテーマにした
アート・インスタレーションを展開。
アート体験を通じて、SDGs に出会うきっかけを提供します。
■第一弾はロスを生まない花の楽しみ方を提案する “循環型プロジェクト”
第一弾には、フラワーアーティスト前田有紀さんを迎え、 「ロスを生まない」フラワーオブジェのイルミネーションが公開されます。
仕入れ量の約 30%~ 40%が廃棄になると言われている花業界で、深刻な問題となっているのが「フラワーロス」です。
これによる経済損失はコロナ以前で年間 1,500億円にものぼると言われており、廃棄となる花の活用は SDGsにとって重要な課題となっています。
一方で、ロスフラワーだけを求められて生産者が本来届けたい生花が手に取られなかったり、わざわざロスフラワーを集荷することで本来不要だった運搬により CO2が排出されたりなど、矛盾も生じています。
そこで ITOCHU SDGs STUDIO DOME では、一部ロスフラワーを使用することでロスを減らすことにも貢献しながら、展示期間中に生花から徐々にドライフラワーになる過程を見せ、展示終了後にはドライフラワーを来場者へのギフトやワークショップに活用。
花の命を最初から最後まで楽しむ、ロスを生まない循環型プロジェクトを提案します。
また、ITOCHU SDGs STUDIO エバンジェリストである冨永愛さんとフラワーオブジェとの華やかなビジュアルも展開することでより多くの方に作品をご覧いただき、アート体験を通じた SDGsに出会うきっかけを提供します。
フラワーギフト・ワークショップ展開イメージ
■フラワーアーティスト 前田有紀さんからのメッセージ
“ロスを生まない” という考え方に共感させていただき、生産者の方々にもお声がけをして、色合いの美しいスターチスを集めてこのフラワードームを製作しました。
スターチスの花言葉は、「”remembrance”(記憶)」。
茎の緑も、花の色も、色褪せずにきれいなドライフラワーになります。
だからこそ、オブジェとしての役目を終えた後も、ギフトやワークショップとして活かすことができます。
「誰にでも “ずっと大切にしたい記憶” があるように、ドームの中のフラワーオブジェが、その後さまざまな人の手に渡り、それぞれの美しい “記憶”として残るように」という想いを込めました。
長くずっと続く大切なものを連想させるこのお花に、みなさんが思い出を重ねてくださるのを楽しみにしています。
フラワーアーティスト 前田有紀
10年間テレビ局に勤務した後、2013年イギリスに留学。
コッツウォルズ・ グロスター州の古城で見習いガーデナーとして働いた後、都内のフラワ ーショップで 3年の修業を積む。
「人の暮らしの中で、花と緑をもっと身近にしたい」という思いから 2018年にフラワーブランド guiを立ち上げ、 2021年 4月に神宮前に NURをオープン。
2022年 5月に初の著書「染めの花 フラワーデザイン図鑑」(誠文堂新光社)を出版。
■ITOCHU SDGs STUDIO エバンジェリスト 冨永愛さんからのメッセージ
「ロスフラワー」という言葉は、ここ数年でよく聞くようになりました。
どういった理由で、どれだけのロスが出てしまっているのか、まずは花業界の現状を知ることはとても大事だと思います。
でもそれと同時に、「花をもっと楽しむこと」ができたら素敵ですよね。
何か特別なことは無くても、お部屋にお花を飾ってみる。
もう一歩踏み込んで、そのお花をドライフラワーにしてみる。
そんな風に、お花を大切に楽しむ人が一人でも増えることが、ロスを減らすことにも繋がるのだと思います。
今回の作品は、きっとその「はじまり」になるものだと思います、ぜひ皆さんもご来場ください。
モデル 冨永愛
17歳で NYコレクションにてデビューし、一躍話題となる。
以後、世界の第一線でトップモデルとして活躍し、今年、25周年を迎える。
モデルの他、テレビ、ラジオ、イベントのパーソナリティ、俳優など様々な分野にも精力的に挑戦。
日本人として唯一無二のキャリアを持つスーパーモデルとして、 チャリティ・社会貢献活動や日本の伝統文化を国内外に伝えるなど、活躍の場をクリエイティブに広げている。
公益財団法人ジョイセフ アンバサダ ー、エシカルライフスタイル SDGs アンバサダー(消費者庁)、ITOCHU SDGs STUDIO エバンジェリスト
■ITOCHU SDGs STUDIO DOME 概要
施設名称 : ITOCHUSDGsSTUDIODOME
作品名称 : FLOWER ILLUMINATION 「remembrance」
場所 : 東京都港区北青山 2-3-1 Itochu Garden 中庭中央
展示期間 : 2022年 12月 2日(金)~ 2023年 2月末(予定)
※展示詳細ページ: https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/sdgs/20221202.html
※常時ご覧いただけますがイルミネーションのライトアップは 16:00~ 24:00 となります。
※作品の状態等により、一時的に展示中止となる場合がございます。
※ドーム内に入っての鑑賞はできません。
※展示終了後のフラワーギフト配布・ワークショップの開催は来年 2月末に予定されていますが、
お花の状態等により時期・内容が変更となる場合がございます。
詳細は今後、公式サイト・公式 Instagramで改めて告知される予定です。
【来場者向けプレゼントキャンペーン】
公開を記念して、ご来場いただいたお客様へのフラワーギフトが配布されます。
下記内容をご参照いただき、ぜひご参加ください。
期間 : 2022年 12月 10日(土)~ 2022年 12月 25日(日) ※毎週月曜を除く
内容 :
①ご来場いただき「フラワーオブジェのイルミネーション」の写真を撮影
②ハッシュタグ「#itochusdgsstudio」を付けて Instagram に投稿
③「えほんでへいわ?展」展示スペースのカフェカウンターにて、
運営スタッフに投稿画面を提示
④スターチスのミニスワッグをプレゼント
※フラワーギフト配布は先着 100名様を予定しています。
配布終了後に参加したお客様 には、ITOCHU SDGs STUDIO 展示スペースのカフェカウンターにてお好みのドリンク 1杯がプレゼントされます。
※実施内容は変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
■[ITOCHU SDGs STUDIO]とは?
SDGs を様々な角度から切り取った情報発信・体験の場をつくり、「人と商いと地球」をつなぐカルチャープラットフォーム。
SDGsに関わる活動をされている団体等への展示スペース・SNS発信等 の撮影スペース無償提供を行っている。
ラジオブース設置及び冠番組『J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』における世の中の「SDGs」の取り組みを発信。
(番組ナビゲーター:SHELLY 氏)
場所:東京都港区北青山 2-3-1 Itochu Garden B1F
オフィシャルサイト URL: https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/#SDGsstudioArea
■[ITOCHU SDGs STUDIO KIDS PARK]とは?
未来を担う世代であるこどもたちが、それぞれの SDGsとの関わり方に出会える場。
「自然とやってみたくなる “遊び・PLAY” と、その中にある SDGsに通じる学びや体験」という、こども視点に立った 4つのオリジナルエリアや SDGsに通じる玩具・絵本。
SDGsをテーマにした大小さまざまなワークショップを開催。
場所:東京都港区北青山 2-3-1 Itochu Garden 2F
オフィシャルサイト URL:https://www.itochu.co.jp/ja/kidspark/
(情報提供:ITOCHU SDGs STUDIO 編集:R.T.)