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2023.02.24話題・おもしろ

女子小学生は努力家が多い!がんばりたいことは第 1位は“勉強”!お年玉&お小遣い事情も公開(JS研究所調べ)

株式会社小学館は小学校低学年女児向け雑誌『ぷっちぐみ』、少女まんが誌 15 年連続部数 No.1『ちゃお』の読者とそのご家族を対象にした読者アンケートを両誌創刊以来、定期実施しています。
また、昨年の 8月より女子小学生(JS)のリアルな本音を、各編集部の視点で定期レポートする「JS研究所」を発足しています。
今回は『ぷっちぐみ』『ちゃお』2023年 2月号にて掲載、収集した「2023年に“がんばりたいこと”」と「お年玉」に関するアンケート結果を発表します。
イマドキ JS の“今”がんばりたいことや、お年玉、おこづかい事情からみえるリアルを、両誌の編集長からのコメントともにレポートします。

 

 

■2023年に、“がんばりたいこと” 編
“がんばりたいこと”ランキング第 1位は“勉強”。「算数」「計算」「九九」など具体的な回答も目立つ結果に!

 

 

「2023年に、“がんばりたいこと”をおしえてね」という質問に対するランキングでは、“勉強”が学年問わず 2割程度を占めて圧倒的 1位にランクイン。
またそれぞれ 3位以内に「算数」という具体的な教科名が入っています。

 

 

低学年 JSは「鉄棒を頑張る」「スイミング、プールを頑張る」「ピアノを頑張る」など、運動や音楽(楽器の演奏)をがんばりたいと考えている子が多くいました。
高学年 JSも「運動」「ピアノ」が同じくランクインしていますが、「テスト」という、“勉強”に結び付く成果まで見据えた回答や、「友だちを作る」など人間関係も大切にしたいという思いがうかがえます。

 

その他、具体回答のなかには、「自分で決めたことを守る」「自分のことは自分でやる」か「言われなくてもやることはやる」など、自身の行動やマインドについて責任をもちたいと考えている子もいるようです。

 

■お年玉&おこづかい事情 編
学年問わず、2023 年のお年玉金額は「1万円以上~3万円以下」が最多。お年玉の使い道は、堅実に「貯金」するのがスタンダード。

 

 

 

2023年のお年玉金額は学年問わず「1 万円以上~3 万円未満」が多数。
低学年 JSでは 5割、高学年 JSでも 4割以上の子たちが 1万円以上のお年玉をもらったことがわかりました。

 

 

お年玉のリアルな使い道についての質問に対しては、全学年共通で「貯金」がトップに。なかでも高学年 JSでは 9割以上とほとんどが貯金すると回答しており、堅実な子たちが多い傾向に。
また、「本(漫画・雑誌)」や「おもちゃ」「ゲーム」など、JS達の定番でほしいものが上位にランクインしています。

 

 

低学年 JSは「ペンケース、筆箱」「リュックサック、カバン」などの学校でも使用するアイテムや、「就学準備、入学用に使用」ということで春からの新入学のために使用するという声や、高学年 JSでは「推しグッズ」や「推し活」など“推し”のために使う子もチラホラ。
その他「ネイル」「美容院へいった」「ヘアケアセット」など美容への関心の高さも明らかになりました。

 

■おまけ:おこづかい事情 編
昨年の「ぷっちぐみ」2022年 6・7月号と「ちゃお」2022年 6月号にて掲載、収集した「BIG アンケート 2022」内で実施した「おこづかい」に関するアンケート結果も、今回は JSのマネー事情として併せて公開!

 

 

 

 

毎月のおこづかいは「もらっていない」子がほとんどでした。
また「ポイント制(お手伝いをしたらもらえるなど)」という回答も多く、その使い道からも、欲しいものはお年玉や日頃のおこづかいを大切に貯金しながら手にいれたいと考えているのかもしれません。

 

 

両編集長からのコメント:
ちゃおっ娘は実は堅実派。
お年玉はすぐに使ってしまうのではなく、一度貯金し、何か欲しいものがあったときに貯金を下ろして購入するというように、親御さんとの約束がしっかり出来ている気がします。
さらに学校の勉強にも真正面から取り組んでいる姿が浮き彫りになりました。
今年はみんな「お勉強を頑張る!」ということなので、読めば頭の良くなるコミックなどを企画していこうと思っています!
(『ちゃお』編集長)

 

がんばりたいこと 1位「勉強」、2位「なわとび」という結果は、例年通りでした。
なわとびはいろいろな飛び方を練習しているようですし。
3位の「算数」に関しては、苦手意識のあるお子さんが多い中、それでもがんばりたいという努力型な姿勢が多く見受けられました。
お年玉の使い道では「貯金」が 1位に上がっているのは編集部でも驚きました。
3位の「そのほか」の中でも“(お年玉を)親に預けた”という意見が多く、1位「貯金」と同意見で、玩具などを買うという消費行動より、将来のために貯蓄するという意識高い結果となりました。
努力型で賢いお子さんが最近は特に多いなあ、と思います。
日本社会の堅実さ、各家庭内の空気感を敏感に反映しているのではないでしょうか。
(『ぷっちぐみ』編集長)

 

【小学館「JS 研究所」について】

「JS 研究所」は、2022年 8月より発足。
小学館が発行する女のコ雑誌『ぷっちぐみ』、少女まんが誌『ちゃお』の編集部員がタッグを組み、女子小学生のリアルを紐解くプロジェクトです。
『ぷっちぐみ』、『ちゃお』では、これまでにも定期的に読者アンケートを実施し、誌面づくりやパートナー企業への情報提供に活用してきました。
この読者アンケートは毎月熱心に雑誌を読んでくださっている、お子様とそのご家族の方が、手書きのアンケートに回答してもらう形式を創刊以来続けてきました。
編集部には毎月、両誌併せて 1万枚近くのハガキが届きます。

 

また、『ぷっちぐみ』『ちゃお』に寄せられたアンケート回答をもとにしたオリジナルマンガコンテンツ「おしえて!JS研究所」を、ちゃおコミ(ちゃおまんがが無料で読めるサイト)にて連載中です。

 

ちゃおコミ
https://ciao.shogakukan.co.jp/webwork/

 

■アンケート調査方法
「2023 年に、がんばりたいこと」・「お年玉」に関する調査
【ちゃお】
・調査期間: 2022年 12月 1日~12月 27日
・調査対象: 全国の 6~14歳の女児
・調査機関: 自社調査
・有効回答数: 応募総数: 3784、集計数: 1000
・調査方法: 雑誌のハガキアンケート
【ぷっちぐみ】
・調査期間: 2022年 12月 26日~2023年 1月 31日
・調査対象: 全国の 3~12歳の女児
・調査機関: 自社調査
・有効回答数: 応募総数: 1259、集計数: 1000
・調査方法: 雑誌のハガキアンケートと公式 HPの WEBアンケート

 

「おこづかい」に関する調査
【ちゃお】
・調査期間: 2022年 5月 1日~6月 2日
・調査対象: 全国の 6~14歳の女児
・調査機関: 自社調査
・有効回答数: 応募総数: 2200、集計数: 500
・調査方法: 雑誌のハガキアンケート
【ぷっちぐみ】
・調査期間: 2022年 4月 28日~6月 30日
・調査対象: 全国の 6~14歳の女児
・調査機関: 自社調査
・有効回答数: 応募総数: 903、集計数: 500
・調査方法: 雑誌のハガキアンケート

 

「ぷっちぐみ」・「ちゃお」 最新号発売中!

ぷっちぐみ 毎月 1日発売
https://pucchigumi.net/

 

ちゃお 毎月 3日発売
https://ciao.shogakukan.co.jp/news/

 

(情報提供: 株式会社小学館 編集:中嶋杏樹)