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2023.03.10話題・おもしろ

ベーカリー・ワールドカップ「2026 クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・ブーランジュリー」 ドンク・井上淳子が日本代表メンバーに選出!

画面中央: 井上さん

 

1905年創業、職人が粉から生地を仕込み、焼き上げるスクラッチ製法に一貫してこだわった神戸生まれの老舗ベーカリー、株式会社ドンクの井上 淳子(いのうえじゅんこ)さんが、2026年に開催されるベーカリー・ワールドカップ「2026 クープ・デュ・ モンド・ドゥ・ラ・ブーランジュリー」の日本代表選手最終選考会において、「ヴィエノワズリー部門」の日本代表メンバーに選出されました。 

 

“パンのワールドカップ” と称される「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・ブーランジュリー」は、2年に 1度フランスで開催される国別対抗の国際コンクールです。

「パン部門」「ヴィエノワズリー部門」「飾りパン部門」の 3部門に分かれ、国内選考で選ばれた各部門の代表者が 3名 1組のチームとなり挑みます。

世界 12カ国の代表チームが一堂に会し、パンの技術や美味しさ、ノウハウ等を競い合います。

1992年にフランスの MOFによって設立された本コンクールは製パン業界で高く評価され、世界の製パンの最新トレンドの発信の場となり、世界の一流パン職人を世に紹介するコンクールとなっています。 

 

ドンクでもこれまで計 7名の職人が日本代表として出場を果たし、世界を舞台に好成績をおさめています。 

今後、井上さんを含む日本代表は 2026年にフランス・パリにて開催予定の本選への出場を目指します。

是非「2026 クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・ブーランジュリー」での井上さんの活躍にご期待ください。 

 

 

 

井上淳子(いのうえじゅんこ)プロフィール 

 

1982年 奈良県奈良市生まれ
2007年 ドンク入社、九州・東京地区店舗にて勤務。 

2016年よりチーフ職を担当。 

 

最終選考会時の作品 

 

 

「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・ブーランジュリー」について 

 

1992年、フランスの MOF※1 が中心となって設立されたベーカリーのワールドカップ。

1992年に第 1回大会が開催され、2年に 1度、フランスで開催されています※2。

国内選考および国際選考で選出された 12ヶ国のチームが出場し、与えられたブースと限られた材料の中で、規定の品目を 8時間以内に仕上げ、 その技術・スピード・芸術性を競います。 

 

※1 MOF: Meilleurs Ouvriers de France:フランス国家最優秀職人の称号。 様々な手工業者を対象にフランスが認めている国家資格。 

※2 96年大会までは 2年に 1度、02年大会までは 3年に 1度開催、20年大会までは 4年ごとの開催 

 

【部門】 

1)バゲット&パンスぺシオ: 

穀粉、イースト、水、塩だけで作るパンとそのバリエーション。

パン・ド・カンパーニュやフランスパンなど。 

2)ヴィエノワズリー: 

発酵生地で作ったクロワッサンやデニッシュ、ブリオッシュなど。 

3)飾りパン: 

自国のアイデンティティーを表現したパン 

4)パン・サレ: 

メンバー 3名共同製作 

 

 

株式会社ドンク

 

1905年、神戸で創業。

日本で本格的なフランスパンを神戸・三宮で販売を始めて 50余年、フランスパンブームを起こすなど、創業当時から本場の製パン技術の習得やヨーロッパの食文化の紹介に力を入れ、 日本のパン業界をリードし続けてきました。

総店舗数が海外を含め約 200店舗まで広く展開している今でも、粉から生地を仕込み、成形して焼き上げるまでの全工程を一貫して行う「スクラッチ製法」にこだわり、各店舗で職人がパンを焼き上げます。 

 

【主なブランド】 

ドンク、ジョアン、ミニワン、松蔵ポテト、ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュ 

 

 

(情報提供: 株式会社ドンク 編集:R.T.