楽しいニュース.com

世の中の明るいニュース、あつめました!

2023.03.17スポーツ

日本初!世界最高峰のブレイキン大会「FUJIFILM INSTAX Undisputed Masters Tokyo」3月 21日(火・祝)開催!

世界で最もリスペクトされているブレイキン大会のひとつ Undisputed Mastersは、3月 21日(火・祝)に、ニューピアホールにて「FUJIFILM INSTAX Undisputed Masters Tokyo」を開催します。

 

 

Undisputed Mastersは 2014年に世界有数のブレイキンイベント、ジャッジ、および世界の舞台で活躍する B-boy/B-girlによって設立された世界ブレイキン大会のシリーズで、過去にはロンドン、アムステルダム、ロサンゼルスで順次大会が開催されてきました。
今回の東京大会は、2022 年から開催されている Undisputed Masters ワールドツアーのファイナルを飾る大会であり、多くの国で、それぞれの国のナショナルランキングのポイントに付与されるだけでなく、2024年のパリ五輪で導入される審査システム『Trivium』によるジャッジによる世界トップクラスのバトルを日本で目にすることができる貴重な機会となります。

 

現在、世界ダンススポーツ連盟(WDSF)ワールドチャンピオンの Phil Wizard(フィル・ウィザード/カナダ)、WDSF ヨーロッパチャンピオンの Dany Dann (ダニー・ダン/フランス)、2021 WDSF ワールドチャンピオンと 2023 日本チャンピオンの Ayumi Fukushima(日本)、そして2度の BOTY ワールドチャンピオンに輝いた Jinjo Crew(ジンジョクルー/韓国)といった世界トップクラスを含む、総勢 150人以上の B-boy/B-girl がブレイキンバトルを繰り広げる予定です。
ブレイキンの世界において日本は世界トップクラスとも言われており、新競技として採用されたパリ五輪でもメダルの獲得が期待されています。
パリ五輪で導入される審査システム 『Trivium』は、Undisputed 大会を通じて開発されており、Undisputed のジャッジの最高責任者である Kevin “Renegade” Gopieは、Triviumの考案者の一人であることからも、大会でのジャッジに注目が集まります。

 

 

また、「FUJIFILM INSTAX Undisputed Masters Tokyo」では、2023年 2月に行われた第 4回ブレイキン日本選手権で優勝した Ayumiさんと姉の Narumiさん、男子 3連覇の Shigekixさんが大会アンバサダーを務めることも決定しました。
Ayumiさんと Narumiさんは選手としての出場も。
アンバサダー就任にあたり Ayumiさんは「開催されると聞いてとても嬉しいです!いつかクルーで出てみたいと海外のいろいろな国で行われている映像をみながら思っていました。ブレイキンのクルーバトルは各々のチームをレペゼンするカラーがあり、みて頂けたらワクワクして頂けると思います。男女ソロバトルは 1対 1のバトルになり、また違った見どころが満載だと思います。日本のみなさまぜひチェックしてみてください」と、Narumisさんは「昨年から FUJIFILMさんのサポートがあり世界 4カ国で開催されてる Undisputed Masters が日本でも開催されるなんてとても嬉しいです!!世界大会を生で見れる機会はまだ日本では少ないしですし、オリンピックの影響でソロ バトル=ブレイキンと思われていますが、クルーバトルを見てブレイキンの醍醐味を生で感じて元気をたくさんもらって欲しいです!!」とコメント。

 

ブレイキンの見どころは、対戦はもちろん、チームとしての空気感や技の組み合わせ、チーム力を楽しむルーティーンがあります。
パリ五輪ではソロ(1 対 1または 2対 2)バトルのみが行われますが、Undisputed では、ソロに加えてすべての年齢層と男女混合のクルーバトルの種目もあり、ブレイキンの文化に深く根ざした、インクルーシビティ(包括性)、イコーリティ(平等)、ダイバーシティ(多様性)、そして何よりもカルチャーを楽しむことへの価値観の表現を楽しむことができます。
ブレイキンシーン世界最高峰のバトルをぜひご覧ください。

 

【大会概要】
■イベント名:FUJIFILM INSTAX Undisputed Masters Tokyo
■開催場所:ニューピアホール(東京都港区海岸 1-11-1
■主 催:Undisputed Masters
■協 賛:富士フイルム株式会社
■プログラム時間:
・オープン予選(開場: 11:00/開演: 12:00)
・本戦(開場: 17:30/開演: 18:00)
■チケット: 自由席 3,000円 年齢不問
■チケット販売: ローソンチケット https://l-tike.com/

 

Undisputed Masters 公式 HP
https://undisputedmasters.com/

 

Undisputed Masters Tokyo 特設サイト
https://undisputedmasters.com/tokyo/

 

【出演】
ブレイキンにおいて、DJは重要なポイント。
FUJIFILM INSTAX Undisputed Masters Tokyoは DJ、MC、ジャッジと全て高い評価を得ている豪華なグローバルラインナップによるパフォーマンスも楽しめます。

 

■MC MSZ (日本)
Misuzu Takashimaは本イベントの MC。
日本 B-girl シーンのパイオニアであり、日本中の B-girl の道を切り拓いてきた。
家でヒップホップを流していた母親の影響により、カルチャーに魅了され、友人たちと京都駅周辺でブレイキンに明け暮れる。
2006年には国際的に有名な Battle of the Yearの大会で見事 2位に輝いた。

 

■MC Killa Kela (イギリス)
Killa Kela は国際的な賞を受賞したアーティスト兼プレゼンターであり、ライブおよびレコードでのビートボックスの先駆者。
彼はニューヨーク発祥の伝説的なヒップホップグループ、Rock Steady Crewのメンバーであり、ファレル、プリンス、ジョン・ピール、ベースメントジャックス、エド・シーラン、スヌープドッグ、ディジー・ラスカルなどの数々の著名なアーティストとのコラボレーションを実現した。
Kelaは 20年以上に渡りメジャーレーベルのアーティストとのコラボレーションからアンダーグラウンドでも活躍し、ストリートカルチャーの世界で認められながら、ビートボックス世代に大きな影響を与えている。

 

■DJ Nobunaga(オランダ)
オランダ・エンスヘーデ市で生まれた DJ Nobunaga(Joey Lewing)は十代の頃にブレイキンを始める。
所属クルーである Extraordinary Gentlemen (EXG) と共に、世界のトップブレイキンコンテストに出場。
2008年には大阪を拠点とする世界的に有名なブレイキンクルー「一撃」のメンバーとして参加し、Nobunaga という名前をメンバーから与えられる。
それ以来 DJ Nobunagaとして、過去 10年間で最も人気のあるブレイキン DJの一人に成長した。
DJ Nobunagaは世界中すべての主要なブレイキンイベントでプレイをし、シグネチャーサウンドはドラムとリズムで構成され、作るトラックは世界中で称賛されている。

 

【ブレイキンについて】
ブレイキンとはブレイクダンスとも呼ばれるダンスのこと。音楽にのせて身体のあらゆるところを使って、回ったり、跳ねたりとアクロバティックな動きを取り入れる。
ブレイクダンスは”4ELEMENTs”を核とした Hop-Hip 文化のひとつでもあることから、Hip-Hop のダンスを踊っている人たちを「B-BOY」「B-GIRL」と呼ぶ。

 

■4ELEMENTs
ブレイキンには様々な動きがありますが、大きくは「TOPROCK」「FOOTWORK」「POWER MOVE」「FREEZE」といった構成になります。
・TOPROCK: 床で動いたり 回ったりするのがブレイキンの特徴あるエレメントに入る前に、その流れに入るまでにする立ち踊りのこと。
・FOOTWORK: 屈んだ状態でフロアに手をつき、素早く動く足捌きやステップのこと。
・POWER MOVE: 背中や肩で回るウィンドミル、背中で回るバックスピンや頭で回るヘッドスピンなど、体のさまざまな部分で回転をする動きのこと。
・FREEZE: 一連の動きから音に合わせて体、動きを止めて固まること。

 

【審査システム: Triviumn】について
トリビュームシステム(The Trivium Value System)は、レジェンド B-BOY、Niels “storm” Robitzky(ドイツ)と Kevin “Renegade” Gopie(イギリス)により Undisputed 大会を通じて開発された審査システムで、2018年のブエノスアイレスユースオリンピックに導入されました。
トリビュームは、ジャッジがバトルをみながら、手元の端末に[Physical Quality]、[Interpretative Quality]、[Artistic Quality] ※という 3つのポイントを入力する相対評価で、WDSF が主催する世界選手権や国際大会などに導入されています。
パリ五輪でも採用されます。

 


・Physical Quality・・・・身体的 (技能/多様性)
・Interpretative Quality・・解釈的 (能動性/音楽性)
・Artistic Quality・・・・・芸術的 (創造性/個性)

 

(情報提供:Undisputed Masters Tokyo、編集:中嶋杏樹)