■編集部注
・特報&場面写真&W主演の中川可菜さんと高橋改さんのコメントが到着しました。(10月 6日)
特報&場面写真&W主演の中川可菜さんと高橋改さんのコメントが到着しました。
特報
場面写真
©2024 「きみといた世界」製作委員会
吉川碧衣役:中川可菜さんのコメント:
「謎の世界に迷い込む」というワクワクする物語に携わることができて、嬉しい気持ちでいっぱいです。
高校生役でしたので、自分自身の高校生活を思い出しながら、いつも明るく真面目で優しい心を持つ「吉川碧衣」を演じました。
なぜこの2人が謎の世界に迷い込んだのか…
そして元の世界に戻れるのか…
2人はどうなってしまうのか…
卓と碧衣の物語のラストをぜひ劇場でお楽しみください!
映画『きみといた世界』が多くの方に愛されますように。
水野卓役:高橋改さんのコメント:
オーディションの結果「主演の第⼀候補です」とプロデューサーからメールを頂いたときは、単純に嬉しかったです。
しかし、その後キャスト表を⾒たときに、⻑く芸能界で活躍されている中川可菜さんや、⼩学⽣の頃から⼤好きな俳優の⼸削智久さんらと共演することを知り、その時の私は映像作品の経験もほとんど無く、さらに⾔えば当時3ヶ⽉以上仕事がなかった状態で、錚々たる⾯⼦の中に放り込まれることに、とても⼤きなプレッシャーを感じていました(後に撮影に⼊ると、共演者やスタッフの皆様に温かく迎えていただいて、そのプレッシャーは楽しさに変わりました)。
脚本を拝読したときには、はじめSFラブストーリーという、これまで経験したことのない物語に気後れもしましたが、少しずつ話を読み解いていくと、その芯にあるメッセージは、⼈間関係に悩む中⾼⽣をはじめ全世代の背中を押してくれる温かいものでした。
その温かさの⼀因を担う卓くんを演じるにあたって、最初にしたことは、卓くんの両親の姿を思い浮かべることです。
卓くんの、クラスメイトを⾒つめる優しい眼差しはどこからくるものなのだろう、と考えたときに、⾃分の⾝近にいるある⼈が⾃分の両親だったら、自分も卓くんのように育ち得たかもしれないと思いました。
それが腑に落ちたときに、卓くんの⾔動⼀つひとつが、⾃分事として捉えられるようになり、演じやすくなりました。
中川さん演じる碧⾐ちゃんは、眩しいほどの真っ直ぐさの中に翳りが⾒える瞬間もあり、卓くんと⼀緒にドキドキしながら接していました。
⼸削さん演じる管理⼈さんは、とにかく格好良くて、それでも卓くんに接する姿には温かみがあって、⼸削さんの作る役の解像度を間近で⾒ることができて、本当に幸せでした。
阿部快征さんは、お芝居ではほとんどご⼀緒できなかったのですが、現場でみんなを明るく導いてくれる頼もしいお兄さんでした。
異次元の⽣命役を演じた島野知也さんは、私が演劇を始めるきっかけになった「演劇集団キャラメルボックス」のご所属。
アクション稽古からお世話になりましたが、本番ではそれ以上に迫⼒満点で、演技を忘れて怖がってしまいました。
とても素敵なキャストの皆さんを、政成監督がどのように映してくれているのか、私も楽しみです。
ーーーーー 以降、9月 8日公開分
©2024 「きみといた世界」製作委員会
映画『きみといた世界』は、日常では交わることのなかったコミュ障でぼっちの高校生・卓とクラスの人気者・碧衣が、他に誰もいない謎の世界に迷いこんだことで繰り広げられる青春 SF ラブストーリー。
碧衣役で、中学生の時二コラでデビューし、数々のドラマやCMでもキュートな魅力を爆発させていた中川可菜さん、卓役で、オーディションで主演に抜擢された高橋改さんがW主演。
管理人役で、ベテランの弓削智久さん、碧衣が好きだった佑太役で、舞台「黒子のバスケ」など2.5次元舞台を中心に活躍する阿部快征さん、碧衣の親友・理奈役でミスFLASH2018グランプリの保﨑麗さんが脇を固めます。
その他、同級生役で大久保幸輝さん、薮内大河さん、Kaitoさん、上瀬一輝さん、アイドルグループ・PANDAMICの武者梓音さん、アイドルグループ・開歌-かいか-の渡邉陽さん、中村先生役で真砂豪さん、異世界の生命役で「演劇集団キャラメルボックス」劇団員で「STUNT TEAM GOCOO」所属の島野知也さんが出演しています。
本作は、既存の漫画による映画化や映画のコミカライズではなく、自身の漫画を映像化したかったarawakaと、SFで⻘春ものの映画が撮りたかった本作がデビュー作となる監督の政成和慶さんによって共同でストーリーが考えられた、珍しい成り⽴ちのプロジェクトとなっています。
映画の公開に先立ち、晩秋から毎週金曜日予定で、漫画のモノクロ版がarawakaのXを始めとしたSNSで無料配信され、漫画のカラー版(全9話予定)も各電子書店での配信を予定。
この度、12月14日(土)〜12月27日(金)池袋シネマ・ロサにてレイトショー公開のほか、全国順次公開されることが決定し、ポスタービジュアルとキャラクターのイラストが届きました。
監督:政成和慶さんのコメント:
この『きみといた世界』は、 「arawaka氏と自分が一緒に物語を考え、同じ脚本で漫画と映画を作ったら面白いのではないか?」という発想で作品づくりがスタートしました。
映画を作りたい、漫画を描きたいという想いから始まった企画でしたが、漫画を描くarawaka氏とあらすじ、脚本を作っていく上で、漫画と映画、それぞれの表現方法の違いからお互いの意見が食い違うこともあり、これは無謀な挑戦だったのかもしれないと思うこともありました。
しかし、面白い作品を作りたいという想いに突き動かされ、真摯にお互いが向き合うことで納得する脚本が完成しました。
その後、arawaka氏がキャラクターのイメージカットを漫画で描いてくれました。
それらキャラクターを演じるは誰だろう?イメージカットが理想のままで終わらなければ良いのに。
そんな不安と淡い期待が入り混じったまま、オーディションなどで演者さんが決定していきました。
吉川碧衣を演じた中川さんは、明るく人気者の反面、どことなく寂しげで、その二つが共存しているむずかしい役柄を素敵に演じきってくれました。
水野卓を演じた高橋さんは、コミュ障でぼっちな感じの中にもピュアさがあり、それは元々の人柄の良さがないと、きっと表現しきれなかったと思います。
管理人の不思議な存在感は弓削さんにしか体現できなかったと思います。
作品のジャンルは青春SFラブストリーになるかと思います。
SFの表現に必要なCG制作はCG監督とともにとても苦労しました。
しかし、SFと青春が融合することで『きみといた世界』にしかない世界観を構築できたのではないかと思っています。
漫画と映画で描かれる『きみといた世界』を是非、お楽しみください。
©2024 「きみといた世界」製作委員会
製作・原作・脚本:arawakaさんのコメント:
監督とは幼馴染です。ある日の夜、地元の川の堤防の上でだらだらと語り合っていたら 「映画を作りたい」「漫画を描いてそれを映像化してみたい」何となくそんな話になって、それが今作を作るきっかけになりました。
撮影現場では頭の中にある漫画のイメージが、俳優さんたちの熱のこもった演技で目の前で現実のものとなる様子に感動し、何度かこっそり泣いてしまいました。
完成した映像にはさらに、素晴らしい音楽やCGなどが加わって、思い描いていたものが形となり、とても感慨深かったです。
映画を作ることは初めてでした。大変でした。特に脚本制作が難航しました。苦しくて途中、挫けそうになることも何度かありましたが、諦めなくてよかったと思っています。
作中の主人公たちも諦めない子たちです。作り手とキャラクター、それぞれが諦めずにどういう決着を迎えたか、是非ご覧いただけますと幸いです。
あらすじ
高校3年生の水野卓(高橋改)はクラスメイトの吉川碧衣(中川可菜)に密かな恋心を抱いている。 碧衣は、親友の横山理奈(保﨑麗)や陽キャの男子生徒たちにいつも囲まれており、コミュ障で陰キャぼっちの卓は、スクールカースト一軍の碧衣を陰から眺めることしかできない。
ある日、卓と碧衣は、他に誰もいない謎の世界に迷い込んでしまう。
困惑している2人の前に、謎の男(弓削智久)が現れ、「2人共が元の世界に戻る条件は、2人の心を合わせ、元の世界とのバランスを取っている“コア”に人間が1人だと認識させること」と教わる。
“心を合わせる”という方法がわからないながらも、試行錯誤する2人だが、卓のコミュ障が原因でそれもうまくいかない。そんな日々の中でも碧衣は卓の優しさに触れていくが、碧衣の目の前に碧衣が好きだった工藤佑太(阿部快征)が現れる。
果てして卓と碧衣は元の世界へ戻れるのか…
クレジット
中川可菜 高橋改
保﨑麗 大久保幸輝 薮内大河 Kaito 上瀬一輝 武者梓音(PANDAMIC) 渡邉陽(開歌-かいか-)
真砂豪 島野知也
阿部快征 弓削智久
製作:arawaka 原作・脚本:arawaka 政成和慶
エグゼグティブプロデューサー:佐藤旭 プロデューサー:赤間俊秀
キャスティング:小林信介(ジ・ズー) 監督補:森山茂雄 助監督:佃直樹 撮影:藍河兼一 録音:豊田真一
スタイリスト:長妻和也 ヘアメイク:又吉桃花 梅津彩
CGディレクター:大柳和也 井上海 浜口泰昭 CGプロデューサー:古新舜(コスモボックス) 造形:川端英揮 制作主任:三谷奏
整音ミキサー:岩波昌志 音響効果:横山大資 DIT・カラリスト:井塚祐真
スチール:和田大樹 安永晃 アクション指導:島野知也 編集助手:廣光詠司
音楽プロデュース:Psalm 音楽:Kengo (Psalm)
主題歌 ”永遠であれと”(作詞:南川ある 作曲・編曲:Kengo(Psalm)歌手:南川ある)
監督・編集:政成和慶
製作・配給:BASARA 配給協力:渋谷プロダクション
2024年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/103分
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