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2024.09.27エンタメ

映画『BISHU ~世界でいちばん優しい服~』 完成披露上映会が開催されました!

既報のとおり、尾州の背景をもとに、発達障害を持ち幾多の壁にぶつかりながらも夢に挑戦する高校生の史織と、家族や親友との希望を描くオリジナルストーリー。『BISHU 〜世界でいちばん優しい服〜』が10月11日(金)先行公開/10月18日(金)拡大公開します。

主人公・史織を演じるのは、映画『ミッドナイトスワン』(20年)で演技未経験ながら日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、本作で長編初主演となる服部樹咲さん。
東京でファッションデザイナーとして活動していたが、挫折して実家に戻ってきた史織の姉・布美には岡崎紗絵さん。
そして、営む機織工場の閉鎖の危機に揺れながら娘たちを見守る父・康孝に吉田栄作さん。
そのほか、史織の幼馴染で親友の鴨下真理子に長澤樹さん、史織とは心を通わす少年・大村満に黒川想矢さん、憧れのファッションデザイナー・瀧本セシルに知花くららさん、亡くなった母に代わり世話を焼く伯母・静江に清水美砂さんなど、個性豊かなキャスト陣が集結。
監督は『向こうの家』が、「ええじゃないかとよはし映画祭2019」初代グランプリを受賞し注目を集めた西川達郎さん。
主題歌プロデュースには、Da-iCEの大野雄大や、Novelbrightの竹中雄大をボーカルに迎えて制作した楽曲など、様々な音楽分野で活躍している池内ヨシカツさんが主題歌プロデュースで参画、歌を服部樹咲さんが務めます。

9月26日(木)の本日、メインキャストが勢揃いしての完成披露上映会がTOHOシネマズ日比谷にて開催されました。

 

 

完成披露上映会が実施されたTOHOシネマズ日比谷は、服部の女優デビュー作『ミッドナイトスワン』が 185週ものロングランを記録した縁のある映画館。

 

 

服部さん:
3か月前に『ミッドナイトスワン』の最終上映の舞台挨拶をさせていただいて、まさかこんなに早くここに立てるとは思っていなかったので嬉しい限りです。
『ミッドナイトスワン』から4年が経って、また新しい私の姿をお見せできるのではないかと楽しみにしています。

(発達障害を持つ神谷史織を演じたことについて)服を作りたいという事に走っていく役どころ。

ピュアで可愛らしい史織が気に入ったので、そこを上手く表現できればと思いました。
史織の周りには優しい人しかいなかったので撮影中も幸せでした。
機織り練習も撮影前に工場を見学させていただいて、作業の練習をしました。

(主題歌も初歌唱したことについて)昔から歌うことが好きだったので、いつかお仕事で歌えたらいいなと思っていました。
それがまさか初主演映画で歌わせてもらって…。嬉しかったです。
歌詞と映画の内容がリンクしていてダイレクトに映画の想いが伝わる曲になっています。

 

 

そんな史織の姉・布美を演じた岡崎さん。

 

 

服部さん:
もうずっと可愛い!初めてお会いした時から可愛くて、撮影中も顔を見るたびに可愛くて声も魅力的で声を聞くだけでも幸せでした。

 

 

 

岡崎さん:
すらっとされていてクールなイメージがあったけれど、いざお話しすると18歳のあどけなさもあって凄く可愛らしい。
私も5つ下の妹がいる姉として役柄に共感する部分もありました。

 

 

そんな二人の娘の父親を演じたのは吉田さん

 

 

吉田さん:
二人ともしっかりしていたけれど。年相応のあどけなさもあって。すき焼きを喜んだり、スイーツを一緒に食べてくれたりね。
実際に本当の家族のように思えることが撮影中にありました。
(映画初主演の服部について)小さい頃からバレエをやっているので見せ方を熟知している。
しっかりしているし背も高い。
これから俳優として人間として色々な経験をしていくと思うので、今後また5年10年経って別の現場で会うのがとても楽しみです。

 

 

史織の親友を演じた長澤さん。

 

長澤さん:
撮影中はずっと樹咲ちゃんに助けてもらいました!

 

 

服部さん:
いやいや!それは私です!本当に賢くて演技の面でも現場でも沢山助けられました。
助けてもらうたびに心の優しい子だなあと思って。史織は幸せだと感じました。

 

 

黒川さん:
この座組自体がみんなで何かを作り上げていこうという雰囲気があったので、その一員になれた気がしたのが嬉しかった。

 

 

知花さん:
史織のピュアな感じや眠っている才能を掘り起こそうとするシーンもあって、現場に入って色々と感じることも出来て温かい現場でずっと幸せな気持ちでした。

 

 

吉田さんとは34年ぶりの共演という清水さん。

 

 

清水さん:
当時私は19歳で吉田さんもシュッとされていて。
一緒に芝居すると緊張していました。でも今回は吉田さんの姉役。
緊張してはいけないと思いながらも、対峙してお芝居すると『しっかりお父さんだ!』と思って、しかも吉田さんがお父さんになってる姿がまたカッコいい!こんなお父さんだったら娘は幸せだなと思いました。

 

 

西川監督:
皆さんが温かい空気を作ってくれたのが大きかった。
家族、友達、色々なキャラクターを通じて温かい。
その温かさが作品にもしっかりと反映されていると思います。

 

映画タイトルにある『世界でいちばん優しい服』にちなんで、それぞれの「世界でいちばん優しい○○」を発表。

 

 

西川監督:
学生時代に母が作ってくれた弁当を「世界でいちばん優しい弁当」。

 

 

清水さん:
どんな出来事もポジティブに受け取るべしとして「世界でいちばんやさしい出来事」。

 

 

知花さん:
都心から海辺に移住して「世界でいちばん優しい海辺の暮らし」。

 

 

 

黒川さん:
受験生なので「世界でいちばんやさしい学校を探している」。

 

 

長澤さん:
(長女なので)「世界でいちばん優しい弟妹」。

 

 

吉田さん:
世界でいちばん優しい人…と書いて心と読んでいただきましょう。
自分を生み育ててくれた親への思い。僕もこの歳になっても実家に帰れば親父が飯を作ってくれてもっと食えと言ってくれる。
おふくろも今の僕の姿をずっと見守っていてくれるはず。
親の心は世界でいちばん優しいと思いますね。

 

 

岡崎さん:
皆さんの後ではなかなか言いづらい(笑)
最近買ったフトンです!…私だけ内容薄すぎ?
タオル地の優しい布団に包まれて毎日幸せに寝ています。
この映画に繋げるならば、フトンも糸で作られているし、何千もの糸が絡み合い私を包み込んでくれる。
もはや私はBISHUにくるまって毎日寝ています!

 

 

服部さん:
世界でいちばん優しい…お客さんです!
映画は作るだけではなくてお客さんの心に届いて映画だと思っているので、沢山の人に見てもらってなんぼ。
感想を頂くのも私たち作り手の幸せ。私の初主演映画を誰よりも先に見に来てくださった皆さんがいちばん優しい!
優しくて可愛らしい、見ている人を癒す力を持ちつつ、とても力強くて前向きな映画です。
締めの挨拶を務めるのは初めてなので緊張です。
映画を楽しんでいただき、感想の口コミも…優しくお願いします!

 

 

【イベント概要】
■開催日: 9月26日(木)
■場所: TOHOシネマズ日比谷 (東京都千代田区有楽町1-1-2 ミッドタウン日比谷4F)
■登壇: 服部樹咲/岡崎紗絵/吉田栄作/長澤樹/黒川想矢/知花くらら/清水美砂/西川達郎監督
■MC: 伊藤さとり
(敬称略)

 

(撮影: 森川 創)
関連リンク:
10月11日(金)公開『BISHU 〜世界でいちばん優しい服〜』
https://tanonews.com/?p=84785