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2024.11.14ファッション・グッズ, 健康・美容

ディノスの寝具ご担当者のみなさんにインタビュー

アメリカ メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースで今シーズン記録的な大活躍を果たした大谷翔平選手の睡眠時間が 10時間と長いことが報じられたり、日本人の睡眠時間が世界33カ国の平均睡眠時間の中で一番短いと報じられたり、睡眠の質を高める乳酸菌飲料がブームになったりと、特にここ1、2年は「睡眠」に関する話題が事欠きません。
そこで、今回は、またまたディノス本社に訪問して、寝具ご担当の3名の方々にオススメ寝具などを取材してきました。

 

左から 株式会社DINOS CORPORATION リビング部寝具ユニット ユニットマネージャー 小林万里子さん

同社 寝具MD 磯部容子さん

同社 TV部MD 橋本紗穂さん(セミオーダー枕の開発者)

 

 

- まずは簡単に自己紹介をお願いできますでしょうか

 

小林さん:
リビング部寝具ユニット ユニットマネージャーの小林です。
2004年の新卒入社で、2年目から今まで商品MD(マーチャンダイザー)の仕事をしています。
家具と寝具を担当して、寝具は10年以上携わっています。

高校時代は美術部で油絵を学び、大学時代は語学部だったのですが、ゼミではヨーロッパの美術史を専攻するなど、自由な発想で何かを生み出すことに興味がありました。

その中で、将来は「ものづくり」に携わりたいと思い、いろいろな会社を調べてみる中で、新人からも商品開発に関われるマーチャンダイザーにチャレンジできるディノスに入社しました。

 

橋本さん:
2015年の新卒入社で、リビング部の調達の仕事を経て、(当時、合併し同一会社だった)セシール事業に異動、インナーのMDを担当し、その後、ラグやソファーカバーやカーテンのMDを行い、その後、ファブリック・寝具のMD経験を経て、今年の7月からTV部で寝具の担当をしています。
大学時代は社会学部で地域コミュニティーを調べるために国内外問わず、街歩きをしていました。
小林さんと同じで新卒で入ってすぐに商品企画に携われる会社があまりない中、ディノスは若手のときからできるところに魅力を感じて入社しました。

扱う商材や媒体も様々なので異動によりゼロベースの知識から取り組むことも多く、大変なこともありますが、年次を重ねても新しいことに携われる面白さやわくわく感が経験できる面白さがあります。

 

磯部さん:

私は1998年にディノスに中途入社しました。それ以前は英語教育に携わっていました。高校生のころから美術作品を見るのが大好きで、絵画や映像での表現にとても興味を持っていました。

そこで大学では比較文化を専攻し、コミュニケーションや表現について学びました。

ディノスに入社したのは、商品企画に携わることができることやカタログ、TV媒体などで商品をお客様にどう伝えるかを考えることに魅力を感じたからです。

 

 

- ディノスでのインタビューが3回目となり、長くお勤めになる方が多い印象ですが、長く勤務される理由はどのあたりにあると思われますか?

 

磯部さん:

入社してからこれまで、テレビ、カタログ、WEBといった異なる媒体で、様々なジャンルの商品の企画をしてきました。

新たな商品を企画するのも、また企画した商品の魅力をお客様に伝えていくこの仕事が大好きで楽しいからこそ、長く続けられているのだと思います。

また私には子供が二人おり、二度の産休・育休を取りました。

時間のやり繰りは大変ですが、子育てをしながらも、周囲のみんなが協力してくれるおかげで仕事を続けられています。

職場のみんながいるから、仕事も子育てもどちらも楽しめていますし、この会社で頑張っていきたいと思わせてくれます。

 

 

- まずは寝具の中で、枕の基本について教えていただけますでしょうか

 

小林さん:

寝て起きたときに肩や首に違和感があったり、身体の不調を感じ始めたら、寝具が原因かもしれません。

その場合、多くの人がまず枕の選び方を見直します。

首や肩の悩みに合わせた枕や、寝入り時に癒しを感じられる枕を選ぶことが重要です。

また、身体に負担をかけにくい寝姿勢は、立っているときの姿勢を保つことが理想とされています。

仰向けや横向きでも、その姿勢に近づけるような枕を選ぶことが大切です。

例えば、枕が高すぎると首に負担がかかったり、腰が沈みやすくなるなど、姿勢が崩れる原因になります。

そのためには、枕だけでなく、敷布団の硬さも考慮することが必要です。

敷布団の硬さに合った枕を使用することで、寝姿勢を整えやすくなります。

 

 

- 寝姿勢と一概に言っても、仰向け・横向き・うつ伏せがありますが、どういう姿勢で寝るのが良いでしょうか

 

小林さん:

たとえば横向きで寝ることが多い方は、肩に体重がかかり、首が沈み込むなどの部分的な負荷がかかる可能性があります。

ですので、横を向いた際に枕の両サイドが肩に負荷をかけにくい高さに設計された枕をおすすめします。

 

橋本さん:

私も以前はうつ伏せで寝ていたのですが、正しい寝姿勢で眠ることの大切さを学び、寝入りを意識することで次の日のパフォーマンスにつながることを実感しています。

 

 

- ディノスでおすすめする枕や寝具を紹介してください

 

小林さん:

最近ですと、橋本が商品開発に携わった、自分に合う高さに自分で調整できる「セミオーダーピロー」があります。(商品1)

また、ストレートネックで悩んでいる方には、寝姿勢としてラクな姿勢でいられる「ストレートネック枕」という商品がおすすめです。(商品2)

枕は1回使っていいなと思っていても、ずっと心地よく使い続けられるものではないので、日々の体調に合わせてラクだと思える姿勢で眠れるように調整していくことが大事です。

その他にも、中綿がフカフカしていてもしっかり支えてくれる枕もあります。(商品3)
テレビでも紹介している「リラックスフィット枕」は、表面はふんわりしているんですが、中には硬めの素材が入って首元を支えてくれて正しい寝姿勢に導いてくれる商品です。(商品4)
シンクロ枕」(商品5)は、高さが横から見ると階段状になった形になっていて、仰向けでも横向きでも、頭から背中までの広い範囲で身体に負荷がかかりにくいような設計を目指しています。

フカフカな枕でこのようなものは珍しいかと思います。

 

商品1: 自宅で簡単ぴったり! セミオーダーピロー

https://www.dinos.co.jp/p/1122902328/?id=_Y__2226997&KRKR_DISP=bed

 

商品2: ドクタータフィ監修 ストレートネックの人のための枕

https://www.dinos.co.jp/p/1357300418/?id=002008004___2226677&KRKR_DISP=bed

 

商品3: fossflakes/フォスフレイクス 枕 クラシック&ロイヤーレ サテンピローケース付き

https://www.dinos.co.jp/p/1134004274/?id=002008004___2236299&KRKR_DISP=bed

 

商品4: リラックスフィット枕 リッチプラス

https://www.dinos.co.jp/p/1318900170/?id=_7__2233659&KRKR_DISP=bed

 

商品5: この大きさで背中までサポート ふんわりシンクロピロー

https://www.dinos.co.jp/p/1357300392/?srsltid=AfmBOopAOlAsth84yQJSvM8UQS_zYcaieyB8JsJcagBpdnIl4ButdYUW&KRKR_DISP=bed

 

- ディノスでは1年にどれぐらいの枕の新商品を出されるのですか?

 

小林さん:
年によって違いますが、だいたい2、3個の新商品を開発します。

コロナ禍に家で過ごすことが非常に多くなり、オンオフの切り替えがなかなか上手くいかず、睡眠をしっかりとれなくなったという方が増えたというところから睡眠の質を上げる寝装品が非常に注目されて、変化していく市況やターゲットに合わせて、より顧客視点を大事にした商品開発をするようになっていきました。

コロナ渦以降の変化の一つとして、寝る際にTシャツやスウェットなど部屋着のままで寝る方が多い中、オンオフの切り替えのためにパジャマを着用する方が増え、パジャマ全体の需要が伸びています。パジャマは身体にストレスを与えにくい素材や形状が考えられているものが多く、睡眠の質の見直しとしておススメしたいアイテムの一つです。(パジャマでおすすめの商品)
枕だけでなく、睡眠にかかわるアイテムを総合的に考えていくことが睡眠の質を上げるための一歩に繋がるかと思っています。

 

 

パジャマでおすすめの商品: 過去10年間でパジャマの売上は11倍!ディノスが2024年冬におすすめパジャマを発売! 寒い季節を暖かく過ごす、ディノスの最新パジャマコレクション
https://tanonews.com/?p=88522

 

- これまでに一番売れた枕は何でしょうか?

 

小林さん:
先程もお伝えした中の「リラックスフィット枕」です。

テレビの演出の見せ方により、リアルな使用感のイメージが伝わり、購入につながったものと思います。

 

橋本さん:
見た目は普通の枕なのですが、整体師さんが監修した枕で、良い寝姿勢で寝ると身体に力が入りにくくリラックスした状態を目指せるとテレビで放送して大反響となりました。
自分に合わない枕ですと、身体に力が入って、整体師さんが足裏を押すと「痛いっ!」となるのですが、この枕を使うと、脱力して同じ足裏をさらに強く押しても痛くないという内容を放送しました。

商品に携わる前は、少々疑っていた私も実際に体験してみたのですが、本当に痛くなくて。

 

磯部さん:
カタログのような紙媒体ではなかなか伝えきれない商品ですね。

 

- 苦労したところがあれば教えてください

 

橋本さん:
自分が体験して良いと思ったものでないとお客様には提供できないと思いますし、商品の見せ方や写真の撮り方など、商品の伝え方も大事だなと思っています。
ストレートネックのように自覚症状があって悩みがはっきりわかっている場合には訴求しやすいのですが、漠然とどんな枕が良いかわかっていらっしゃらない方々に刺さるような枕があるといいなと思い、オーダーメイド枕の商品開発をしました。

通信販売ということもあり、直接お客様に接することができない分、自分が考えているターゲット層にどうアプローチするかとか、どうやって伝えてどうやって見つけてもらえるかが非常に難しいです。

商品づくりだけではない苦労がありますね。

 

磯部さん:
ターゲット層のお客様に合うかどうか、どのように説明をするとそのお客様にフィットするかとか、キャッチコピーとなるものをどうするかとかなどをまずチーム内で話し合います。
次にそのためにどういうエビデンス(根拠)が必要か、検査や試験を実施したり、実際に使われたお客さまからいただいた声を引用したりと、表現したい内容によって選択肢が広がります。

 

 

- 良かったところがあれば教えてください

 

磯部さん:

お客様から『使ってとても良かった』という声をいただけると、やはり嬉しいですね。それに加えて、商品がたくさん販売できるということは、それだけ多くのお客様に支持されているということですから、感動もひとしおです。

以前、私たちが企画したリネンのベッドスプレッドをお客様の素敵なお部屋で使ってくださっているのをSNSで拝見したことがあって、商品の魅力をさらに引き出してくださっていることに感謝の気持ちでいっぱいになりました!

 

橋本さん:

肩や腰の違和感といった身体のお悩みに直結していることもあり、自分が携わった寝具をご使用いただくことで改善したというお客様の声を聞くと、少しでもお役に立てたということを実感し、とても嬉しく思いますね。

 

橋本さん:

今年の10月に放映された「ヒートループハイパー」という商品があるのですが、テレビの寝具MDとなり初めての担当だったこともあり、売上の目標が達成した時の喜びもひとしおでした。(商品6)

「ヒートループハイパー」という商品は、中綿に身体から発する汗や湿気の水分で発熱する発熱綿を使用していて、その熱を逃がさないアルミ生地を採用するなど、構造にもこだわった商品です。

保温性があって肌触りもいいマイクロファイバーも相まって、本当に気持ちよく快適で、12年連続売上ナンバー1のあったか寝具です。

社員も使っている人が多く、私も家族や友達にも実際にオススメしています。これがないと冬が越せません(笑)

 

商品6: ヒートループあったか寝具

https://www.dinos.co.jp/bed_s/heatloop/?srsltid=AfmBOop1GP8z2zmFs0P54twFVsmUfCTNAy2uQWuRkwP7yuMY-JdzsHRc

 

 

小林さん:

ディノスで20年以上販売している「パシーマ」(商品7)という商品があるのですが、寝具を担当して、この商品に出会って、自分の寝具に対する価値観が変わりました。

一見ガーゼを使用した普通の寝具なのですが、使用したらなんて素晴らしい商品なんだと、虜になりました。

私の中で、寝具の中のマイベスト No.1です。
担当したときは、先程もお話した通り、見た目だけでは本来のよさが分からなかったのですが、当時からお客様のコメントが熱く、リピート率も高く支持されていたので、すぐにでも使ってみたいと自分で購入しました。

実際に敷パッドとキルトケットを使用してみたところ、夏で汗をかいてもさらっとしていて朝まで快適なことに驚きました。

寝汗を大量にかいて目を覚ましていた毎日が大きく改善したのを覚えています。

あと洗うたびにふっくらし、使うほどに馴染んでいく、この「育てる」感覚も大好きで、この魅力をお客様にもっと知ってもらいたいと思いました。

掲載内容をブラッシュアップしていき、パシーマファンの方の声も大事に、色展開やシリーズ展開をここまで拡大することができました。お客様と共に育てていった本当に大事な商品です。

 

商品7: パシーマ(R)寝具

https://www.dinos.co.jp/bed_s/pasima/

 

- この冬おすすめの商品を教えてください

 

磯部さん:
新商品の「美容枕」(商品8)です。
美容の観点から寝る時間をきれいになるための時間として使おうという発想で作った枕です。
表層のウレタンが台湾カステラやスフレのようにプルプルとしていて、その下に高反発のラテックス、一番下が低反発のウレタンが入っているという3層構造になっています。
表面が柔らかいので、肌に圧力がかかりにくく、肌に負担をかけにくくなっています。
また、寝返りなどによる肌・髪への摩擦を減らしてくれるとされるシルク素材の専用ピローケースが付属していて、女性らしいルックスなのもおすすめです。

もうひとつのおすすめは、先ほど話題にした「ヒートループ」です。

合繊のムレ感もなく温かく快適に寝られて洗濯もできて扱いやすく、私自身も家族全員分買いました。

 

  1. 商品8: 湯上がりの美しさ翌朝まで! シルクピローケース付き美容まくら

https://www.dinos.co.jp/p/N000430625/?id=002008004___2243730&KRKR_DISP=bed

 

橋本さん:

ヒートループハイパーの無地タイプの掛け敷きセットは、昨年よりお買い求めやすい価格になっていますので、是非今年の冬のお供に!

 

- なんかテレビ通販番組を観ているようですね(笑)

 

橋本さん:
(先日記事でご紹介した)ペット専用のこたつやペットベッドにもこの「ヒートループ」の素材を使用しています。
ペットのワンちゃんや猫ちゃんに「ヒートループ」の毛布や布団をとられてしまうというのが口コミにあってけっこうあって、今回のこたつやペットベッドへの採用となりました。

 

- 最後にディノスで働いて良かった点を教えてください

 

橋本さん:
いろいろな部署で働かせていただきましたが、一緒に働きたいという仲間がたくさんいることが幸せなことだと思います。

やりたいことは何でもやらせてくれる会社で、商品決定会議でも自分がやりたいという熱意を伝えれば、通せるというのは、MDとしてやりがいがあると思います。

 

磯部さん:
「やりたい想い」をみんなでしっかりとサポートしてくれるというのは素晴らしいと思います。
チームのみんなもそうですし、関係各部署も、それを実現するためにどういうことができるかという相談に乗ってくれるので、イメージしたものを実現しやすい環境があります。

それが若手の頃からできるというのはすごいなと思います。また、子育てをしていても働きやすい会社です。
仕事をする環境が整っていないと続けられないと思います。

 

小林さん:
二人が言った通りで、もともと入社のきっかけは経験がなくてもものづくりに携われるということでしたし、働きやすい環境というのは人が作り出すもので、それが入社当時から変わっていないのがうちの会社の魅力と思っています。

働き方は昔と比べて変わり、自分たちのプライベートを大切にするために残業を減らすようになりました。

特に女性が多く働く会社であり、結婚や子育てといったライフステージが変わっても離職率が低いです。

こうした点から、ディノスはしっかりと働きたいと考える人にとって魅力的な会社だと思います。

 

- ありがとうございました!

 

 

 

(取材協力: 株式会社DINOS CORPORATION、取材: 森川 創)
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