(素材:リリースより)
東京ドームホテルは、今年、2025年6月1日(日)に開業 25周年を迎えます。
これを記念して、3階のスーパーダイニング「リラッサ」において開業 25周年記念「16人のシェフによる技の饗宴」を現在開催中です。
25周年のコンセプトは、「“楽しい”をもっと-」。楽しいニュース.comの目指しているテーマに通じるものがありそうですので、取材してきました。
(素材:リリースより)
開業25周年記念「16人のシェフによる技の饗宴」(3月31日(月)まで開催)
https://www.tokyodome-hotels.co.jp/restaurants/fair/rilassa-chefsgourmet/
「16人のシェフによる技の饗宴」では、名誉総料理長 鎌田昭男さんをはじめ、各レストラン・バンケットのシェフが監修したスペシャルメニューが提供されています。
380席あるスーパーダイニング「リラッサ」からは、東京ドームを眺めながら食事できる席もあります。
ブッフェ台の様子
■メニュー例
スーパーダイニング「リラッサ」和洋食統括シェフ 新井 衛さん 監修
「仔羊のブロデッタート風 香草風味」
シェフコメント:
仔羊をパンチェッタの旨味を含んだブイヨンで煮込みレモンとチーズ・香草で爽やかに仕上げました。
仔羊が苦手な方にもご賞味いただきたい逸品です。
(写真:リリースより)
スーパーダイニング「リラッサ」中華シェフ 森 潤一さん 監修
「日本柚香海鮮湯麺(柚子香る海鮮あんかけ塩ラーメン)」
シェフコメント:
中国で幸運の果実とも言われる柚子を使用。香り高い柚子を使用した風味ある塩味スープ、さらに海の幸をあんかけにし、熱々の塩ラーメンを目の前でご提供いたします。
スカイラウンジ&ダイニング「アーティスト カフェ」シェフ 柏井 辰方さん 監修
「スパゲッティーニ 生ハムとピゼッリのクリームソース パパリーナ風」
シェフコメント:
歴史あるパスタをシンプルなスタイルでお届けしたいと考え、程よい塩味の生ハムと、とても甘くて食べやすいイタリアのグリーンピース(ピゼッリ)をクリームソースで。
子供から大人まで誰からも喜ばれるパスタに仕上げました。
食レポ: 塩味の生ハムと甘いピゼッリがお互いに主張しすぎないあっさりとした味のパスタでした。
(写真:リリースより)
ダイニング「ドゥ ミル」シェフ 髙橋 克友さん 監修
「白身魚のポワレ 桜海老のラヴィゴットソース」
シェフコメント:
ラヴィゴットとはフランス語で元気を回復させるという意味を持ちます。
今年で25周年を迎える東京ドームホテル最初のイベントとして、来店されたお客様に今年1年元気にお過ごしいただき、またご来店いただけるよう願いを込めて、新年を彩る海老を使用した魚料理をご用意いたします。
中国料理「後楽園飯店」料理長 稲飯 龍典さん 監修
「酸菜牛肉(牛肉と白菜の漬物の煮込み)」
シェフコメント:
後楽園飯店60周年記念の年に特別メニューとしてご提供した逸品。
酸味の効いた白菜の漬物と牛肉の薄切りを八角の風味と共に煮込みました。
本フェアで後楽園飯店のスペシャリテをぜひ味わっていただきたく、ご用意いたしました。
食レポ: 八角のスパイシーで甘いな香りが中華料理でありながら、どことなく東南アジア系の料理を彷彿とさせる味わいでした。
宴会統括シェフ 田中 大輔さん 監修
「アサリのスパイスキーマカレー」
シェフコメント:
アサリの素材が活きた旨味、スパイスカレーの香り豊かで濃厚な味わいに。
ブッフェ料理で世代を問わず親しまれているカレーを皆様でご賞味ください。
レストラン統括シェフ 齋藤 英朗さん 監修
「鶏もも肉とモッツァレラチーズ・トマトのアヒージョ」
シェフコメント:
初めてシェフを務めた店舗のスペシャリテ(鶏肉のアヒージョ)を彩り良くグレードアップさせ、25周年の感謝を込めてご提供いたします。
宴会ホットシェフ 若田部 直人さん 監修
「ローストポーク スパイシーフルーツソース ドライフルーツ入りクスクス添え」
シェフコメント:
25周年を祝う特別なソースとして、バナナとリンゴを使ったスパイシーフルーツソースは美味しさとアクセントを兼ね備えた、絶妙なバランスに仕上げました。
食レポ: カレーを思わせるスパイシーなソースが豚肉によくマッチしていました。
宴会中華シェフ 山藤 聡さん 監修
「川菜口水鶏(よだれ鶏)」
シェフコメント:
四川料理の代表的な料理。
自身も好んでこの料理を一品目の前菜として中華料理を楽しむことが良くあることから、本フェアでもお客様にお楽しみいただきたいと願いを込めて。
柔らかく仕上げた鶏肉と野菜を辛味の効いた香り高い濃厚だれでお召し上がりください。
食レポ: 四川の辛味がよく効いた美味しい鶏肉が堪能できます。
THE SUITE TOKYO 和食料理長 新井 健さん 監修
「リラッサmini丼」
・小角鰤の山芋とろろ
・蟹ちらし
料理長コメント:
鰤は出世魚であり縁起の良い魚です。
山芋とろろは長く伸びることから長くお付き合いできますようにと願いを込めました。
また、蟹は脱皮を繰り返し成長力のあることから蟹を使った蟹ちらしをご用意いたしました。
食レポ: 「小角鰤の山芋とろろ」をいただきました。酢飯に絡み合った山芋とろろは、これまでに食べたことがない味わいでした。
THE SUITE TOKYO 洋食シェフ 羽磨 宏和さん 監修
「スモークトラウトサーモンのシトラス風味タルタル ワカモレとマンゴー」
シェフコメント:
スプーンには西洋で幸せを運ぶものという意味があります。
お客様への感謝の気持ちとお客様の幸せを願い、スプーンに思いを込めた「贈り物」として縁起の良いサーモンを使用した逸品をお届けいたします。
食レポ: タルタルソースが爽やかなサーモンの美味しさをうまく引き出していました。
宴会コールドシェフ 都鳥 和典さん 監修
「6種のキノコと帆立のムース セップ茸ソース 赤ワインのエッセンス」
シェフコメント:
様々なキノコの旨味と帆立のムースを、軽やかなセップ茸クリーム、赤ワインのエッセンスと共にご賞味ください。
食レポ: 6種類のキノコがバランスよくうまく1つのムースにまとまっていて、キノコ好きな人は何皿もいけてしまいそうな味でした。
シェフ ド パティシエ 田島 智さん 監修
「苺のホワイトロールケーキ」
シェフコメント:
ピュアホワイトの卵を使用した白いロール生地に苺クリームを塗り巻き、白と赤でおめでたい紅白をイメージしたロールケーキに仕上げました。
食レポ: 苺のクリームが柔らかく優しい味で、食べているだけで気持ちが穏やかになるような感じでした。
名誉総料理長 鎌田 昭男さん 監修
「アワビのムニエル ホワイトビーンズのフリカッセ」
(ブッフェ料金にプラス 1,800円)
名誉総料理長コメント:
まろやかな風味のガーリックバターがアワビに絡み、素材そのものの旨味が存分に楽しめる味わい深い逸品です。
ホワイトビーンズ、パンチェッタ、野菜などの煮込みに、磯の香り漂う岩海苔を添えて仕上げました。
食レポ: ガーリックバターの風味が口いっぱいに広がり、アワビを引き立てます。
写真ではわかりにくいですが、アワビの下にはホワイトビーンズなどの野菜も敷き詰められていて、アワビの出汁も効いて最後まで美味しくいただけました。
名誉総料理長 鎌田 昭男さん 監修
欧風カレー
選べる 2つのメニュー(ディナー限定)
お一人様につき一皿限定で、どちらか一品をお選びいただけます。※お子様料金は対象外
(写真:リリースより)
料飲調理部長 清水 直徳さん 監修
「牛ステーキ フォワグラのパルフェとトリュフの香るマデラソース」
シェフコメント:
牛肉のステーキにはブランデーの香りを纏わせ、滑らかなフォワグラパルフェと芳酵なソースとのマリアージュをお楽しみください。
(写真:リリースより)
中華統括料理長 宮田 浩幸さん 監修
「福寿全(山海珍味の蒸しスープ 東京ドームホテルスタイル)」
料理長コメント:
フカヒレをはじめとする25種類の海と山の食材の美味しさを全て詰め込んだ贅沢なスープを、25周年の感謝の気持ちを込めてお届けいたします。
上記以外にもリラッサのシェフが手掛ける魅力いっぱいのメニューが提供されています。
写真でごく一部をご紹介します。
サンドウィッチ、パン
サラダーコーナー
子供向けのメニューも充実
スイーツコーナーも充実していました
フルーツ
■インタビュー
スーパーダイニング「リラッサ」和洋食統括シェフ 新井 衛さんにお話を伺いました。
新井 衛さん
- 「16人のシェフによる技の饗宴」の料理のコンセプトやテーマなどがありましたら教えてください
今年の6月で開業 25周年を迎えるにあたって、各シェフの料理を集めて、お客様に感謝のご挨拶をするというコンセプトでメニューをご用意しております。
特定の食材をテーマにしているのではなく、各シェフ一人ひとりの思いが詰まった料理です。
- お客様にこういうところをぜひ味わっていただきたい、といったポイントはありますか?
今回、ウェブページに各シェフ一人ひとりの思いは掲載されているので、事前にご覧いただいて、この料理にはこんな思いが詰まってるんだっていうことを知っていただけると、全く違う味わいを楽しめると思います。
16品以外にも40種類以上の料理もありますので、まずはこの16品の料理を召し上がっていただいてから、他の料理も楽しんでいただければと思います。
- 新井シェフが料理を作る際に心がけていることは?
まずは味、そして、バランスです。
味のバランスだったり、見た目のバランスだったりとか、ブッフェの場合、これだけの品数がありますので、味付けが濃いものばかりでも困りますし、全体のバランスが大切です。
お子様をはじめ、幅広い年齢層の方がいらっしゃいますので、そのあたりのバランスを考えた味の決め方にしております。
並べたときの見た目も重視しておりまして、大皿で提供したものを小皿に変えたり、お皿を変えてみたり、提供する場所を変えたり、そういった試行錯誤は常に行っております。
ブッフェは、ぱっと見の印象がすごく大事ですので、華やかさやダイナミックさや繊細さといった、いろいろ要素をちりばめることを毎回 意識してやっております。
- 新井シェフが仕事上のやりがいを教えてください
自分で考えた料理が直接ブッフェ台に並んで、直接お客様の声を聞くことができます。
今はSNS時代なので、SNS経由でも考えた料理の結果が自分に返ってきます。
そこはシェフの宿命だと思っていますが、常に前向きにとらえております。
特にブッフェの場合、お客様から、見た目の迫力とか、おいしいとか、そういった感想やコメントをいただくところがやりがいです。
- 家では料理はされるのですか? また、食べ歩きはいかがですか?
めったにやらないのですが、家族に振舞ったり、特別な日には行います。
食べ歩きはしますね。ブッフェレストランで働いておりますので、月1ぐらいで、気になっているレストランに足を運びます。
そこからヒントやアイデアを得ることもあります。
「リラッサ」のように大きな規模のレストランでは叶わないこともありますが、参考になるところは多いです。
ローストビーフのカッティングの様子
- 最後に、今後、やってみたいことはありますか?
もっとお客様の前でパフォーマンスをいっぱいしたいですね。
今は、ローストビーフを行っていますが、もっと多くの料理で行って、出来立てのものをお客様に提供できたらいいなと思います。
- ありがとうございました
■開業25周年記念「16人のシェフによる技の饗宴」 開催概要
URL:https://www.tokyodome-hotels.co.jp/restaurants/fair/rilassa-chefsgourmet/
期間:2025年1月15日(水)~3月31日(月)
場所:3F スーパーダイニング「リラッサ」
時間:
ランチブッフェ 【90分制】 11:30~15:00(ラストイン 14:30)
ディナーブッフェ【120分制】17:00~21:30(ラストイン 21:00)
料金:
ランチ
≫平日 お一人様 4,950円 / お子様(4歳~小学生) 2,050円
≫土・日・祝日 お一人様 5,650円 / お子様(4歳~小学生) 2,250円
ディナー
≫平日 お一人様 6,500円 / お子様(4歳~小学生) 2,300円
≫土・日・祝日 お一人様 7,200円 / お子様(4歳~小学生) 2,500円
※ソフトドリンクバー付き ※表示料金はサービス料・消費税込み
ご予約・お問い合わせ:レストラン予約 TEL.03-5805-2237(受付時間 10:00~19:00)
※都合により、メニューは変更となる場合があります
(情報提供: 東京ドームホテル、取材: 森川 創)